神戸の中心、三宮・元町で多彩なグルメを楽しもう
明治時代の開港以来、貿易の中心、交通の要所として発展してきた神戸。その玄関口であった三宮は、現代でも、神戸の経済・暮らし・観光の中心地だ。ファッションの街としても名高く、大きなデパートとともに個性的な洋服や靴の小売店も軒を連ねる。
そのお隣、元町は外国人を多く受け入れてきた歴史から、異国情緒豊かな街並みが広がる。レトロな雰囲気ただよう旧居留地や、チャイナタウンがある南京町がその筆頭だ。同時に人情味あふれる生活感も特徴で、全長1.2kmに及ぶ神戸元町商店街には、地元の人たちに愛される老舗が今も残る。
そんな神戸最大の繁華街である三宮・元町には、忘れてはならない共通項がある。神戸屈指のグルメタウンとしての魅力だ。中華、洋食、カレー、パン、ケーキなど、その多彩ぶりは、いくつもの文化が融合する神戸の魅力を体現するかのよう。各ジャンルのシェフたちが繰り出す珠玉の逸品を味わえば、港町・神戸の歴史と文化をより深く感じられるに違いない。
【三宮・元町】おすすめランチ店 20選
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三宮・三ノ宮駅近くのおすすめランチ店 10選(目次)
店舗 (クリックで詳細) |
ジャンル | 平均予算 |
① terzo (テルツォ) | イタリアン | 1000円-2000円 |
② グリル一平 三宮店 | 洋食 | 1000円-2000円 |
③ 施家菜(シーカサイ) | 中華 | 1500円-3000円 |
④ 志ん(しん) | ステーキ | 1000円-2000円 |
⑤ MAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFIC | イタリアン・洋食・グリル | 3000円-4000円 |
⑥ ショナ・ルパ | インド料理 | 1000円-2000円 |
⑦ キャトルラパン 神戸三宮 | ステーキ | 1000円-2000円 |
⑧ ビストロ・ポワソン・ルージュ | イタリアン・フレンチ | 1000円-2000円 |
⑨ トラットリアモッチ | 肉・パスタ | 2000円-3000円 |
⑩ 鴻華園(こうかえん) | 中華・ベトナム料理 | 1000円 |
① terzo (テルツォ)
メディアでも話題、隠れ家的イタリアン
観光スポットとして名高いトアロード沿いビル2階の隠れ家的イタリアン。厳選された素材の美味しさがみずみずしく光る料理が、食通をうならせている。ランチタイムはピザまたはパスタがサラダ、ドリンクとセットになって1,300円~2,000円。
・ナスとアンチョビのピザ
・生ハムとルッコラのピザ
・しらすとブロッコリーのオイルソースパスタ
・アサリとイカのラグー、かるいトマトソース
など。通年メニューの「4種のチーズのピザ」ははちみつをかけるとスイーツのような甘やかさ。ふっくらもちもちの耳も最後の一口まで味わって。スタッフのフレンドリーさで食事がますます楽しく和やかに。ワインやクラフトビールも豊富なのでディナーにもおすすめのお店だ。
元町駅から徒歩5分
[土曜・祝日] 11:30-15:00/17:00-22:30
[日曜] 11:30-15:00/17:00-22:30
② グリル一平 三宮店
洋食の老舗でハイカラ気分
洋食屋の多い神戸の中で圧倒的な市民権を得ているのがこのお店。新開地にある本店と元町にも支店があり、親子三世代で利用する家族も多い。
“洋食”と名のつく料理でないものはないのではないか、と思うほどメニューが豊富。迷ったら手始めにオムライスを注文ししよう。昔ながらの極薄玉子に包まれたライスはたまねぎとハムの旨みがぎゅっ。ぱらっと炒められた軽快な口触りと、秘伝のデミクラスソースが絡むこくのある味わいを楽しもう。また、ビーフカツレツも固定ファンを多くもつ逸品。ソースをたっぷり染み込ませた衣とほんのりレアの柔らかな牛肉が口の中でまろやかにほどける。
異国情緒あふれる神戸の町にぴったりのハイカラな味を堪能しよう。
③ 施家菜(シーカサイ)
香港中華の醍醐味はやっぱり海鮮!
瀬戸内海の新鮮な魚介を使った本格香港中華を食べられる人気店。伊勢海老、上海蟹からすっぽんやめずらしい深海魚まで、みずみずしい旬の素材が香港の一流シェフにより極上の逸品料理に仕立てられる。
平日昼時の一押しは「香港焼きそばセット(2,000円)」。香ばしく揚げ焼きされた極細麺にあんかけがたっぷりかかる焼きそばは食べごたえ十分。セットになる天然鮮魚の香港風蒸籠蒸しは魚のぷりぷり食感と豆鼓ソースの深い味わいが後を引く。ほかにも特製点心やお粥のセット、また、ちょっと贅沢なコースメニューもあり、セミフォーマルな用途での利用もおすすめだ。
香港と神戸の有名店で長く経験を積んだ調理人の確かな腕を確認して。
地下鉄三宮駅から徒歩10分
土曜・日曜・祝日 11:30-14:00/17:30-21:00
④ 志ん(しん)
神戸に来たなら、神戸牛
JR三宮駅から徒歩5分。A5ランクの特選神戸牛や全国の厳選黒毛和牛を鉄板の上でじゅうじゅうと楽しめるお店。シックで落ち着いた雰囲気でビジネスディナーなどにも重宝されるが、昼時の気軽な利用もウェルカム。
・特製黒毛和牛ハンバーグステーキランチ(1,700円)
・限定自家製神戸ビーフ100%ハンバーグステーキ(3,000円)
・特選神戸牛モモステーキ重(4,000円/5,000円)
・厳選黒毛和牛モモステーキ和御膳ランチ(3,000円/4,000円)
ほか、メニュー豊富なランチセットを用意。厳選した肉を使っているので味はお墨付き、味噌汁やサラダ、小鉢などもついて満足度が高い。「神戸に来たからには神戸牛を食べたい!」という人も「美味しいお肉を気軽に楽しみたい」という人も、お腹いっぱい食べて午後の仕事や観光へスタミナをつけよう。
阪急神戸三宮駅から徒歩3分
⑤ MAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFIC
眺望もセットの優雅なホテルランチ
神戸港開港まもない1870に創業した歴史ある神戸オリエンタルホテル。その17階にあるMAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFICは、イタリアンを中心とした作り立ての洋食メニューやグリル料理を楽しめるオールデイレストランだ。神戸の街を一望しながらいただくランチは、
・サラダ、パスタ、デザート、パンとコーヒー/紅茶(2,000円)
・前菜5種、パスタ、メイン、デザート、パンとコーヒー/紅茶(2,900円)
・季節の味覚を堪能できるフルコース(5,500円)
の3種のほか、平日限定コース(1,600円)もあり。どの料理も素材のよさを生かして盛り付けまでていねいに作られ、シェフのこだわりが感じられる。ホテルならではの優雅な雰囲気で、女子会やビジネスランチにもおすすめ。
JR・阪神元町駅から徒歩約10分
[ランチ] 11:30-16:00
[ディナー] 金・土・祝前日 17:30-21:00
日曜・祝日・月曜-木曜 17:30-21:30
⑥ ショナ・ルパ
エキゾチック感満載の本格インド料理
年々増える神戸のインド料理店のなかで、このお店はとくに秀逸。砂漠の中の城塞をイメージしたエキゾチックな空間で食べるインド料理は、多彩なスパイスが豊かに香る本格派だ。
1,150~3,900円までの5種類のセットのなかで、多くの人が注文するのが「ビリヤニランチ(2,300円)」。ビリヤニはインド風炊き込みごはんのことで、こく深くスパイシーに味付けられたライスの中に肉やナッツ、パプリカなどがごろごろと。ときどきカレールーをかけながら豊かな味変を楽しもう。好みのカレーとナンに、ふっくらジューシーなタンドリーチキン、シシケバブ、サモサなどがつくコスパ良好のルパランチ(1,850円)も人気。食後の何ともいえない爽快感はスパイスによる浄化作用?
地下鉄三宮駅から徒歩約5分
⑦ キャトルラパン 神戸三宮
売り切れ御免の極上ステーキ
大阪北新地で、予約のとれないフレンチとして有名なキャトルラパンの三宮姉妹店。その人気ぶりはここでも変わらずで、ランチは12時スタートといえど11時30分には売り切れとなることもしばしば。連日行列をなす人々のお目当ては平日限定のステーキランチ。柔らかな赤身ステーキは噛みしめるたびに旨みがじゅわっ。ライス・スープがセットで800円~と、その圧倒的なコスパの良さも魅力だ。
注文方法は180gのステーキ(850円)を1枚、1.5枚、2枚と選択。女性を含め、270g=1.5枚をオーダーする人が多い。深みのある特製ブラウンソースもまた絶品だが、店主がまかない用としてわさび醤油で食するのを見たという情報も。ステーキLOVERの夢はふくらむばかり。
各線三宮駅から徒歩5分
[土曜・日曜・祝日] ランチなし、16:00-24:00
⑧ ビストロ・ポワソン・ルージュ
サラダもパスタも大盛りがお約束
パリの街中にあるカフェのようなお洒落な店内は、昼時になると次々にお客さんが入ってくる。一番人気は大盛りサラダ、本日のパスタ、カフェがつくパスタランチ。サラダに負けじとボリューミーな盛りがお約束のパスタは、その日の仕入れにより約10種類を用意。「丹波しめじとベーコン」「野菜の煮込みソース」「ノルウェーサーモンのトマトクリーム」など多彩で、お値段は1000円~1500円と良心的なのもうれしい。
また、パスタなしでオードブルや魚料理がメインのミニコースも一押し。完成度の高い一皿から店の実力を確認できる。ちなみに夜は「和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」や「天然明石鯛のシャンパン蒸し」が看板メニュー。美味しいワインとともにいただきたい。
各線三宮駅から徒歩7分
⑨ トラットリアモッチ
不定期開催のイベントにはお肉ファンが集結
木のぬくもりあふれる温かな雰囲気の店内では、カウンター越しにスタッフが手際よく調理する姿が見える。開店当初からブランド牛の中でも希少な伊賀牛と、柔らかな肉質と甘みが信条の三重豚を使った料理が看板だ。
土日だけ出会えるランチにも、「伊賀牛のローストビーフ丼」と「三重豚の豚カツ定食」をオンリスト。特製ダレが染みたローストビーフはジューシーな肉汁に旨みがたっぷり。豚カツはその分厚さに驚くが、柔らかな食感に箸が止まらなくなる。ほかにもパスタや週替わりメニューがあり、新鮮で盛りのよいサラダとドリンク付きがセットに。ドリンクはアルコールも選べるから土日の至福、ほろよいランチを楽しめる。
JR・阪神元町駅から徒歩約5分
JR三ノ宮駅から徒歩約6分
[土日限定ランチ] 11:30-15:00
⑩ 鴻華園(こうかえん)
中華、ときどきベトナミーズ
上海や香港の路地裏に迷い込んだような外観はなんともレトロな雰囲気。ベトナムに生まれ、中国の料理店で修行したシェフが腕をふるう町の中華・ベトナム料理のお店。日本人の口にあう優しい味わいに著名人にもファンが多く、店内にはサイン入りの色紙がところせましと並ぶ。
ランチは “ホッとできるいつもの味” を求めて常連が足繁く通う。麻婆豆腐、エビマヨ、鶏チリソースなどの定食はボリュームがあり750円の庶民派価格も魅力だ。ベトナム料理ねらいであれば夜の来訪がおすすめだが、昼時にも追加で注文したいのが海鮮春巻き。もっちりとした皮の中には具材がみっちり。スイートチリソースにつけて食べれば一気にベトナムの風が吹く。
地下鉄三宮駅から378m
※日曜・祝日は20:30まで
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