世界で一番粋なランチ
江戸時代から、忙しい江戸っ子が手軽にパパッと食べられる「ファストフード」として人々に愛された寿司。時を経て現代、品川には1分1秒を争うビジネスパーソンがたくさんいるだろう。
そんなあなたに、昼からお寿司でDHAチャージはどうでしょう。美味しく手軽に、そして健康な日本の食文化。
この記事ではランチでの利用をはじめ、品川駅周辺で評判高い寿司店を厳選してご紹介。
①寿司の磯松
旬魚介×唎酒師厳選地酒
品川駅港南口から徒歩3分、品川フロントビルの2階にある寿司屋。新鮮な食材、銀座上がりの職人達の腕が極上の握りを織りなす。江戸前の仕事が光る握りは、記念日やお誕生日など、特別な日にも最適だ。
ランチメニュー充実。「小握り」(1,000円)は赤身、白身、サーモン、イカ、イクラ、穴子、玉子、巻物という内容でコスパ良。
磯松握り(1,500円)は赤身、白身、サーモン、イカ、玉子、海老、イクラ、ネギトロ、帆立、光物、かつお、穴子。
銀シャリだは口の中でホロリと崩れる。握り方はさすが一級の板前。
夜は産地直送の鮮魚を煮付けや天ぷら、焼物として楽しめる海鮮居酒屋という顔を持つ。
寿司にはやっぱり日本酒が合う。有名無名関係なくうまい酒を厳選。お手頃純米酒から高級大吟醸まで幅広く常時15種類以上がラインナップ。季節によって旬の地酒を変えるため、四季折々の酒を楽しめる。
【ディナー 】
17:00-23:00
②和と寿司 秀
牛刺しが名物?!
品川から山手線で一駅、高輪ゲートウェイから240メートルの「和と寿司 秀」をご紹介。
ランチの握りは1000円からとリーズナブルなメニューもあるが、「いっぱい食べたい」気分のときは、人気の1.5人前にぎりがおすすめ。まぐろ3貫、漬け、たこ、たい、赤貝、こはだ(昆布〆)、えび、たまごに海苔巻(かっぱ・お新香・かんぴょう)。これにみそ汁とデザート(杏仁豆腐)までついており、お値打ちメニューだ。
そして、巷で話題の「松坂牛刺し重」。重のうえ一面の葱の下に、松坂牛の生肉が一面に敷き詰められている。特製のタレ醤油が美味。肉刺しは薄くスライスをしてあるため、ご飯と一緒に一口で食べやすい。ご飯もタレ醤油と混ざり合うことでしっとりとして、喉通りもスムーズ。何より、お肉が柔らかく、すっと口に溶ける。これぞ日本随一のブランド牛の実力。
③魚がし日本一
コスパランチの魚がし
JR品川駅構内、エキュート品川サウス内にある、気軽にふらりと立ち寄れる寿司店。立ち食いスタイルで、午後に向けてDHAチャージのランチはいかが。
二貫で165円〜という価格設定なので好みのネタをちょっとずつつまむオーダーもおすすめだ。
さらにコスパを重視するなら人気5貫セット(天然まぐろ、えんがわ、トロサーモン、焼げそ、ネギトロ軍艦、555円)。シャリは甘味の少ない、どちらかと言えば酸味強めのもの。駅ナカという立地でこのクオリティでも、立ち食いだからこそ実現できるコストパフォーマンスか。
寿司で酔いたいあなたには、「ちょい呑みセット」(900円)。飲み物は生ビールなどから選べる。まぐろや生ゲソなど4貫に、つまみたまごが付く。これだけのお寿司とビール一杯で900円は「安過ぎ」という声すら上がるほどの大サービス。
[日曜・祝日]8:00-22:00
④だるま鮨
シャリ小さめの極上寿司
今からおよそ100年前。日本全体が復興を目指していたその時代に「だるま鮨」は創業した。寿司は庶民の生活とともにあり、お祝い、給料日、弔事、何かあれば人が集まって鮨を囲む。店には地方から上京した若手職人が住み込みで働き、一つの店を人々が団結して盛り上げた。
時は流れて平成31年4月30日、突然の閉店。二代目世代の高齢化により後継ぎがいないまま、昭和とともに断腸の想いで幕を閉じた。
報を聞きつけた人々が全国から駆けつけ、中には涙を流して最後の鮨を食べる常連客の姿も。
むせび泣く常連客の姿、悲痛な想いで店を閉じる両親の姿を前に、娘二人が再建の決意を固める。未経験の姉妹はお店を買い戻すための会社を設立し、資金繰りに奔走。会社経営や子育てをこなしながら鮨職人の養成学校に通い、有名店でアルバイトを重ねた。
そんな折、なんと三代目たちの必死な決意を見た伝説の鮨職人が参画を表明。崖っぷちのところで、だるま鮨の復活が決まった。
そんな歴史と思いがつまった渾身の一貫を、品川で。
⑤品川駅前すし処 藤寿司
老舗の伝統をリーズナブルに
1958年創業より60年以上続く老舗寿司処。伝統の味と技を今に受け継ぎ、素材の味を活かした本格握りを気軽に楽しめる。毎朝豊洲市場で仕入れる新鮮なネタを使い、熟練の職人が握るこだわりの一貫を、良心的な価格で。旬の刺身や焼魚・煮魚をはじめとする一品料理や、手頃なおつまみ類、また全国の地酒も豊富に用意。
ランチでは握りやちらし寿司を900円から楽しめる。特に贅沢な具材がたっぷり入った、見た目も鮮やかな数量限定の「華ちらし」は大人気。マグロ、かんぱち、帆立、穴子、タコ、イカとイクラをふんだんに散りばめた、贅沢なちらしだ。
ディナーのコースもおすすめ。4500円、5500円、6500円から選べる握りや刺身中心のコースはお値段以上の満足度。
[土曜]11:00-14:00 17:00-21:00
⑥握や
裏路地に佇む一軒家
品川駅港南口から歩いて2分のところにある「握や」。路地裏という穴場的な立地ながらも客足の絶えない人気の寿司屋である。清潔感のある店内が居心地よい名店だ。
このお店では、伝統的な江戸前寿司の味を守り、赤シャリにこだわり続ける。こだわりの赤酢が鮪の旨味を引き立て、絶妙なバランスの深い味わいを生み出す。見た目も美しい旬の握りから、定番メニューまで、お好みの極上鮨を堪能できる。
焼き魚、旬の握りなど「握や」自慢のコース料理もおすすめ。熟練の職人達の腕で新鮮な食材が極上の握りに。仕事が光る握りは記念日やお誕生日など特別な日にも最適だ。
アテも充実。鱈の白子の炙りはトロッとした食感。塩で頂くのがクリーミーな白子にぴったりだ。ああ酒がすすむ。
土曜16:00-22:00
⑦築地玉寿司 ウイング高輪店
新鮮ネタの海鮮丼
「築地玉寿司」は東京・築地を中心に、鮮度にこだわった本格寿司を提供する寿司チェーン。
例えばまぐろ一つを取っても、香り、酸味、甘みを最大限に引き出すため、熟成度合を見極めているという。目利きが国産の本まぐろをはじめ、その時旬で脂ののった「まぐろ」を毎朝、市場より仕入れる。
平日ランチの「ちらし」は900円で赤身二切れ、海老、イカ、白身、玉子、レンコン、でんぶ、かまぼこ、しば漬けという内容。ネタが新鮮で満足感もたっぷり。うどんもついてくるのでボリューム満点だ。
⑧築地 すし好
気軽に本格江戸前寿司
人気寿司チェーンの品川インターシティ店。高いクオリティのネタと清潔感ある店内が魅力だ。
天然マグロの独特の酸味と程よい旨み。純天然の本マグロと南マグロを通年で取り扱えるように、「産地リレー」をとっている。年末年末には、青森県大間産や三厩産の極上マグロを堪能することができる。
コハダは江戸前寿司の代表的なネタ。別名「このしろ」。初夏の走りネタとして小肌の稚魚「新子」は、1貫に3匹程を使用し、ごく一時期しかたべられない希少ネタだ。身が柔らかく、鮮度が命。新鮮なうちに酢〆と塩で〆る。この手加減が職人の腕の見せ所。
すしの仕込みで一番難しく手間がかかるとされる穴子の仕込み。築地すし好では、手間と時間をおしまず「下ごしらえ」から「つめ」づくりまで必ず各店舗で行うという。職人が伝統の技を注いだ、”最高の逸品”を味わえる。
[日曜]11:00-22:00