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池袋でおすすめのうどん店 8選 讃岐、カレー、創作系など個性豊か

シンプルでも個性的! 池袋でうどんを食す

池袋で麺類というとラーメンが激戦だが、じつはうどんも熱い。香川本場仕込みの讃岐うどんから和の料理人が編み出す創作うどん、メディアで話題のカレーうどんなど、駅周辺に散らばる8つの人気店を紹介する。日本が誇る極上カジュアルグルメは、どの店も気取らず入りやすい雰囲気が魅力。しかしその一杯にかける店主の意気込みは格別だ。シンプルに見えて個性みなぎるうどんの奥深さに出会うべく、ぜひお気に入りの一店を見つけてほしい。

池袋でおすすめのうどん店 8選(目次)

店舗
(クリックで詳細)
駅最寄りの出口 特徴や内容
① 武蔵野うどん うちたて家 東口 歯を押し戻す武骨な太麺
② 讃岐うどん 河野(こうの) 西口 瀬戸内のイリコが香る贅沢なつゆ
③ うどん酒場 香川一福 池袋 西口 極上讃岐うどんで〆る飲み処
④ あんぷく 池袋店 西口 パスタのような創作うどんが自慢
⑤ かるかや 東口 青空の下で昭和から変わらない味を
⑥ 硯家 本店 (すずりや) 東口 うどんの既成概念をくつがえす
⑦ カレーうどん ひかり TOKYO 西口 波乱万丈な歴史が醸す奥深い味わい
⑧ 立山(たてやま) 西口 元野球選手がふるまうなめらかなうどん

① 武蔵野うどん うちたて家

歯を押し戻す武骨な太麺

池袋駅から徒歩5分。ガラス窓越しに職人がうどんを打つ姿を見ると、はやる気持ちを抑えきれない。とはいえうどん好きが遠方からも通う人気店で、昼時は行列も覚悟しよう。

武骨なまでに太い麺は、歯を押し戻すようなもちもちの食感とみっちりとした重量感が特長。それを鰹出汁が豊かに香るつけ汁で豪快にいただくのがうちたて家のスタイルだ。

つけ汁は、豚バラの甘さが溶け出す定番の「肉汁」を含め8種を用意。ゴロゴロ感が食べごたえ十分の「ピリ辛つくね汁」や濃厚な旨みの「鴨汁」などもおすすめだ。

また、寒い時期にぴったりの味噌煮込みうどんもある。茨城県古河市にある老舗の和食処「むらさき・はなな」で20年味噌煮込みうどんを作っていた店主が、秘伝のスープをこしの強い武蔵野うどんにドッキング。やさしい味わいの白みそと激辛の赤みそのがあり、店いちおしは「ピリ辛つくね入りみそ煮込みうどん」。ヘルシー志向の女性を中心に「野菜たっぷり白みそ煮込みうどん」も人気だ。

店舗情報
住所: 東京都豊島区南池袋3-13-17
アクセス: JR池袋駅(東口)から徒歩6分
営業時間: 11:00-21:00
定休日: 年中無休

② 讃岐うどん 河野(こうの)

瀬戸内のイリコが香る贅沢なつゆ

池袋駅西口から徒歩8分。カウンターメインのこじんまりとした店内には、店の紹介やおすすめ商品のポスターがペタペタと貼られて手作り感あふれる雰囲気が好ましい。

瀬戸内海に浮かぶ伊吹島から直送されるイリコをふんだんに使ったつゆが自慢の讃岐うどん専門店。400円からの「かけ」「きつね」「肉」などのうどんに好みの天ぷらをそえるおなじみのスタイルで、その気軽さにフラッと訪れる一人客も多い。

気軽な一方で店主のこだわりは格別だ。イリコはその日使うぶんのみを毎朝2時間かけてわた出しする。手作業で丁寧に処理したイリコが織りなす珠玉のつゆは、飲んだとたんふくよかな風味がふうっと鼻腔を駆け抜ける。

全品100円の天ぷらは揚げ立てであれこれ迷うのもお楽しみ。なかでも名物の「イリコかき揚げ」はカリッと香ばしく瀬戸内の海の贅沢をギュッと凝縮したおいしさだ。

店舗情報
住所: 東京都豊島区西池袋5-12-7
アクセス: 池袋駅(西口)から徒歩約8分
要町駅から徒歩約5分
営業時間: [月曜-土曜] 11:00-20:00
[日曜・祝日] 11:30-18:00
定休日: 年中無休(年末年始を除く)

③ うどん酒場 香川一福 池袋

極上讃岐うどんで〆る飲み処

池袋西一番街を抜けてすぐの場所にあるこちらは、香川にある讃岐うどんの名店「一福」の池袋店。2017年にミシュランビブグルマンに認定された「神田一福」から暖簾分けしたお店だ。東京にいながらにして故郷の味を楽しめると、香川県民も足繁く通う。

夜のみの営業で、地方の地酒や焼酎も種類豊富にそろえる。和モダンのスタイリッシュな店内で、本場の讃岐うどんを〆に据え、香川名物の「骨付き鶏 モモ焼き」や香川おでんに舌鼓を打ちながら杯をかわす池袋の飲兵衛の憩いの場だ。

しっかりとコシのあるうどんは、細めでしなやかさが一層際立ち、のどを通るつるつるとした感覚が爽快。甘く煮付けた牛肉たっぷりの「牛肉うどん」や濃厚まろやかな「釜玉バター」などが人気だ。

また、末尾が1・2・9(いっぷく)の日は、牛肉うどん、温泉卵、半カレーライス、野菜天を合わせた「一幅セット」1,320円が980円になるので見逃せない。トッピングの選択肢も幅が広いので、その日の気分で自分だけのうどんにカスタマイズしてみて。

店舗情報
住所: 東京都豊島区池袋2-42-1 第三ミネオカビル 1F
アクセス: 池袋駅(西口)から徒歩2分
営業時間: 17:00-2:00
定休日: 年中無休

④ あんぷく 池袋店

パスタのような創作うどんが自慢

池袋駅西口から徒歩5分、ロサ会館裏手。和食の鉄人・道場六三郎氏に従事した注目の料理人、安江勇治氏がプロデュースする新時代のうどん店だ。

白と黒を基調とした店内はシックで落ち着いた雰囲気。カウンター席でひとりごはんやしっぽりデートもいいし、テーブル席で仲間や家族とワイワイ楽しむのもいい。ずらりと並んだ日本酒のびんが物語るように酒類も豊富に取りそろえるので、夜の大人時間にもうってつけだ。

国籍を超えた創作うどんから定番のうどんまで、幅広くラインナップする。創作うどんでまず食べてほしいのは「名物カルボナーラうどん」。鰹出汁を使ったクリーミーなソースは濃厚ながら後味はすっきり。コシのある讃岐うどんにねっとりと絡んで食べごたえも満点だ。

また、8時間煮込んだ特製スープが絶品の「牛すじ黒カレーうどん」やみずみずしい味わいの「渡戸農園の海鮮ジェノバうどん」などシェフの斬新なアイデアが光る唯一無二の逸品がずらり。ドリンクやおつまみが付いたお得なセットもあるので、ぜひチェックしてほしい。

店舗情報
住所: 東京都豊島区西池袋1-37-8 JPビル 1F
アクセス: 池袋駅(西口)から徒歩5分
営業時間: 11:00-15:00/17:00-23:00
定休日: 年中無休(年末年始を除く)

⑤ かるかや

青空の下で昭和から変わらない味を

池袋西武デパートの屋上にある「かるかや」。子どもたちのパラダイスだった遊園地はもうないが、昭和43年から続く屋台のうどん屋は今なお健在だ。青空のもと、家族づれや昼休み中のサラリーマンたちが、できたてのうどんをすすりながら昼下がりのリラックスタイムを過ごしている。

武蔵野うどん風の麺は豪快な太さで強いコシと弾むようなモチモチ感を存分に楽しめる。不ぞろいなのは機械を使わず全工程を手作業でおこなっているから。香ばしい小麦の風味がしっかり出ていることも特徴だ。

たっぷりの鰹節に蒲鉾がそえられた「かるかやうどん」や生卵や天かす、山菜など具沢山の「スタミナうどん」など約10種類を温・冷で用意。澄んだつゆは関西風で、やさしく上品な味わいに舌も心も満たされる。都会の喧騒を忘れてゆったりと気持ちをゆるめたいときはぜひ。

店舗情報
住所: 東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 9F 食と緑の空中庭園
アクセス: 池袋駅(東口)直結
営業時間: 10:00-20:00
定休日: 西武池袋本店に準ずる

⑥ 硯家 本店 (すずりや)

うどんの既成概念をくつがえす

池袋駅から徒歩10分。雑司ヶ谷駅からは徒歩5分なので界隈の散歩がてら寄ってみるのもいい。大げさな飾り付けのない店内は地元感があってなんとも心落ち着ける雰囲気。ビールも飲めるので近隣のサラリーマンが昼からうどんの前に一杯ひっかける姿も見うけられる。

うどん一筋で定番ものは何でもそろえるが、おすすめは「四川麻辣うどん」。奥行のある出汁の風味を味わいつつも辛さはかなり本格派なので心づもりを。もやしのしゃきしゃき感と味のついたたっぷりのひき肉も食欲をそそる。

こちらもひき肉とトマトの酸味が爽やかな「スパイシーカレーうどん」や、腹ペコも満足の「牛肉・おろし・ゆで玉子ぶっかけうどん」も不動の人気。夜は牛スジ煮込みいや胡麻豆腐など、お酒にぴったりの一品ものも要チェックだ。

店舗情報
住所: 東京都豊島区南池袋2-12-10 豊ビル 1F
アクセス: 池袋(東口)から徒歩10分
雑司ケ谷駅から徒歩5分
営業時間: 11:30-22:00/15:00-17:00
定休日: 年中無休

⑦ カレーうどん ひかり TOKYO

波乱万丈な歴史が醸す奥深い味わい

池袋駅西口から徒歩5分、芸術劇場前グルメ通りに位置。人混みから離れて地下の路地をすすむと、いつのまにやら誰かの邸宅に招かれたようなくつろぎの空間が。

昭和の終わりに北区で生まれ、紆余曲折を経てきた多国籍居酒屋「こんぺい」を前身に、今では著名人も足を運ぶ池袋もとい東京で話題の人気店へと発展している。

こんぺい閉店後に世界を周遊して出会った各国の味が、スープの個性として生きている。試行錯誤してたどり着いた18のスパイスによる相乗効果が、唯一無二の奥深さを実現している。

北海道産の小麦を使ったうどん、朝締めの特選地鶏、カレーとの相性をとことん追求した黒豚など、こだわりはじつに多彩。ここにしかない「ラクレットチーズがけカレーうどん」はぜひ食べてほしい逸品だ。

店舗情報
住所: 東京都豊島区西池袋3-22-8 パークサイドフキビル B1F 岸野宅
アクセス: 池袋(西口)から徒歩5分
営業時間: 11:30-14:30/17:30-23:00
定休日: 日曜・月曜

⑧ 立山(たてやま)

元野球選手がふるまうなめらかなうどん

立教大学近くにあるお店で、ご主人は同じく立教大学の野球部出身、のち巨人軍で活躍した横山忠夫さん。ジャイアンツファンの常連客も少なくない。

いかにも町のうどん屋さん風情の正統派な店構えからのれんをくぐると、まんまるの灯が心和ませる店内は落ち着いた和の空間。おもてのショーケースには店主の巨人軍時代をしのぶ記念の品々が飾られている。

やや柔らかく、のどをするりと通るなめらかなうどんにリピーターが続出。澄んだつゆは雑味のない薄口ながらも出汁の味と香りがしっかりと出て、最後の一滴まで飲み干したくなる。

うどんのなめらかさを楽しみつつお腹もしっかり満たしたいなら「釜あげうどん(天ぷら盛合せ付)」がおすすめ。また、寒い日にはくたくたの白菜や出汁がしみしみの海老天をのせた「鍋焼きうどん」で体の芯まで温めたい。昔ながらのカツ丼とうどんのセットを900円以下で食べられる庶民価格もうれしい。

店舗情報
住所: 東京都豊島区西池袋3-29-3 梅本ビル
アクセス: 池袋駅(西口C3出口)からすぐ
営業時間: 11:30-14:00/16:00-22:00
定休日: 日曜

うどんは日本が誇る和食グルメ

池袋でおすすめのうどん店8選をお届けした。手軽な印象のあるうどんだが、作り手の技や工夫で変幻自在に様相を変える、れっきとした和食グルメだ。同時に、海外に行けば恋しくなるし、日常の中でもふと食べたくなる、日本人のソウルフードとしても一躍買っている。身近すぎてときに忘れてしまううどんの魅力にあらてめて目を向け、作り手のこだわりあふれる一杯を心を込めて堪能しよう。