【食べログ3.5以上】恵比寿のおすすめフレンチ　9選

恵比寿の特徴とフランス料理店を探す際のポイント

山手線沿線である恵比寿には聴きなれたメロディがホームに流れる。元々恵比寿にはビール工場があった跡地があり、そこに恵比寿ガーデンプレイスが誕生したことにより恵比寿の雰囲気が一変したといっても過言ではない。ホームにはビールのCMで聴きなれたメロディが流れ、親近感を湧かせる。

近年、恵比寿といえばおしゃれなイメージがしっかりと根付いている。おしゃれな街の空気を纏い、少し大人でスタイリッシュな雰囲気を醸し出す。だからこそ、恵比寿でちょっと贅沢なフレンチを楽しみたいという人も多いはず。

恵比寿には、フレンチ初心者であっても気軽にリーズナブルにおいしく楽しめるお店や、コースでしっかりと上級者フレンチを目で見て、香りで感じて、舌で味わう贅沢さを堪能できる人気店など、フレンチを選べる楽しさがある。

この記事では食べログ3.5以上の口コミ超高評価店の中から、特におすすめめのお店をおすすめしたい。

【食べログ3.5以上】恵比寿の人気おすすめフレンチ　9選（目次）

① ル・リオン

普段着で利用できるフレンチ

フレンチビストロの雰囲気を持つ「ル・リオン」は、日中はカフェとして普段着で気軽に利用できる。明るい店内でゆっくりとした時間を過ごすのも楽しいが、緑に囲まれたオープンテラスで感じる風も心地良い。ランチタイムには、パンとドリンがセットになった「本日のお肉料理」(1,030円)など、手頃な価格で楽しめるメニューが並ぶ。

ディナータイムになれば、正統派フレンチビストロとしての本領が発揮される。「牛ホホ肉の赤ワイン煮」(3,020円)や「鴨のコンフィ」(2,260円)など、提供している料理はどれも一流の名に恥じない仕上がりだ。ワインはグラスでも楽しむことができる。どれを飲もうか迷ったときには、ソムリエがおすすめのワインを選んでくれる。

② Rue Favart

アートな空間で楽しむ本場のフレンチ

「Rue Favart」の店内は、パリの街をイメージしたフレンチにふさわしいアートな空間になっている。壁や天井に描かれた自由で大胆な絵を楽しみながら、極上料理を味わって欲しい。ランチタイムには「本日のリゾットランチ」などが900円から用意されている。夜には照明代わりのキャンドルが揺れるので店内は大人の雰囲気に。

料理は基本的にオーソドックスだが、見事なアレンジがされている皿も多く、実力の高さを伺わせる。質が高い割に価格は総じてリーズナブルだ。海鮮を使用したメニューも数多く揃っている。「天使のエビのハーブソテー」(1,800円)や「ホタテ貝のポワレ プロヴァンス風」(1,800円)など、恵比寿という場所を考慮すればかなり手頃である。

③ モナリザ

恵比寿の隠れ家で一流のフレンチを

隠れ家のようなフレンチレストラン「モナリザ」。茶色と白がベースの、明るくて居心地の良い店内が好評、テラス席もあるので、季節によっては緑を眺めながらフレンチを楽しむこともできる。席間が広く、ゆったりと過ごせるのも嬉しい。ランチタイムは7皿のコース「ビジネスランチ」が3,750円から。

宮崎県出身のシェフが宮崎県産の食材を使って作る料理はどれも個性的だ。しかし、間違いなく一流のそれである。ブレない、そして、妥協しないフレンチに仕上げることにこだわるシェフのファンも多く、週末のディナータイムには満席になることも少なくない。ディナーは11皿のコース「MenuA」(6,800円)から、13皿の「Menu Dégustation」(15,000円)まで揃っている。

④ レストラン　ヒロミチ

斬新なアイデアに驚かされる一皿

大きな窓が特徴の店内には、外から明るい光が注ぎ込んでくる。夜になれば、キャンドルが揺らめく大人の空間に。そんな二つの顔を持つ「レストラン ヒロミチ」。ミシュラン星一つを獲得しているだけのことはあって、提供される料理は思わず見とれてしまうほどの見事な仕上がりだ。個室も用意されているので、接待や会食などの利用にも適している。

古典フレンチにとらわれることなく、日本各地の食材や日本ならではの調理法も積極的に取り入れている。その上質な料理だけではなく、シェフのアイデアにも驚かされるだろう。ランチのコースは3,800円から用意されているので、気軽にフレンチを楽しみたいときには最適だ。ディナーは全てお任せコースで、8,400円から19,000円まで5つのコースが揃っている。

⑤ レストラン 間

五感で楽しむレストラン

厳選素材を使った見た目にも美しいフランス料理を楽しむことができる「間」は、幅広い年齢層が気軽に利用できるフレンチレストランだ。洗練された店内空間には、ライブキッチンからの心地良い音が響く。ここでは、五感で料理を楽しむのだ。決して高級店ではないが、並ぶ料理のレベルとアイデアに、誰もが感嘆の声をあげるだろう。

コースメニューは4,800円からとリーズナブル。全7皿で40種類以上の野菜が楽しめる。グラスワインは1杯900円から。ランチは土日のみだが、ボリューム満点のコースが3,800円で用意されている。季節によってコース内容は変わるので、繰り返し足を運んで四季折々の料理を楽しむのもいいだろう。

⑥ アーティショー

ミシュランビブグルマンの実力

至高のフランス料理だけではなく、癒しを提供している名店「アーティショー」。空間自体が客をもてなすという斬新な発想が素晴らしい。木を多用した店内は、そこにいるだけで心から安らげるはずだ。店内に1歩足を踏み入れただけで、ミシュランビブグルマンを取得した実力を感じるだろう。

旬の食材や野菜を豊富に使った料理は，どれも美しく、そして個性的だ。「ベカスとオマールのパイ包み焼き」といった珍しい食材の料理を楽しむことができる。ランチタイムはプリフィックススタイルで3,450円から、ディナーは当日の仕入れによって内容が変わるが、本格的なコースが9,500円から楽しめる。ランチもディナーも利用しやすい価格なので、オリジナリティあふれる料理の数々を体験してみて欲しい。

⑦ レストラン マノワ

ハンティングの方法にまでこだわるジビエ料理

厳選した食材とジビエを使ったフランス料理が味わえる「マノワ」。各地の四季を感じることができるというコンセプトも凄いが、オーナーが自らハンティングに出かけて食材を仕入れているというのも凄い。さらに、ジビエの捌き方だけではなく、ハンティングの方法にまでこだわっているのだから驚くばかりである。

ウッディで落ち着いた店内はオープンキッチンスタイルなので、ライブ感を満喫しながらコース料理を楽しもう。プリフィクスコースは3,800円から、仕入れによって内容は異なるが、「ニュージーランド産 仔羊背肉のロースト夏のハーブのソースで」や「スペイン産イベリコ豚肩ロースのローストサフランのソースで」などが楽しめる。前菜の「フォアグラ鯛焼き」も面白い趣向だ。

⑧ レクテ

仕入れにこだわった特選コース

「レクテ」では、素材の持っている美味しさや本質をそのまま表現するというコンセプトのもとに、上質なフランス料理を提供している。なるほど、店名のレクテはフランス語で「まっすぐに」という意味だ。食材を見極めた火入れや、生命力を感じさせる盛り付けなど、そのこだわりは、個性的な料理で存分に堪能できるはずだ。

ランチコースは7品4,800円から、ディナーでは「シェフ特選ディナーコース」(13,000円)が用意されている。食材仕入れのこだわりは目を見張るものがある。ライ麦ひとつの仕入れでも農場を指定、鮮魚は漁師を指定するだけではなく魚の締め方にまでこだわっている。デザートの桃も農園が指定されている。全ての仕入れに少しの妥協もない。だからこそ、芸術ともいえるべき一皿が完成するのだろう。

⑨ ガストロノミー ジョエル・ロブション

すべてが別次元の三つ星レストラン

店に入る前から別世界を体験できるのは「ガストロノミー ジョエル・ロブション」ぐらいなものだろう。店の前に立てば、古城のような外観が心地良い威圧感を伴って出迎えてくれる。まさに、フランス料理の神髄が体験できるグラン・メゾンだ。この独特な感覚は、恵比寿ガーデンプレイスに足を踏み入れた瞬間から始まっている。

誰もが憧れる「キャビアインペリアル」をはじめ、提供される料理は、どれも次元が異なる。2008年から連続してミシュラン三つ星を獲得している実力は全く素晴らしい。メニューはランチコースが12,000円から、ディナーは24,000円と30,000円の2コースとなっている。コスパを気にするような店ではないので、存分に別次元の料理を体験して欲しい。