【食べログ3.5以上】築地のラーメン9選【隠れ激戦区】

これからも築地はグルメの宝庫

築地市場が豊洲へ移転しても、ここ築地のブランド力は変わらない。銀座から数百メートル、まさに東京のど真ん中、中央区はその地価のゆえか美味しい店しか残らない。だからこそこの土地は、海鮮に限らずグルメの激戦区であり続けるだろう。
この記事では、築地駅から500メートル圏内のエリアにある食べログ3.5以上の名店をご紹介。

①銀座 八五

黄金に輝く 中華そば

「食べログラーメンTOKYO百名店」に選出された中華そばの殿堂ともいえる店だ。店主の松村氏は京都全日空ホテル(現ANAクラウンプラザホテル京都)の総料理長で、フレンチの世界からラーメン職人に転身した。

店内も銀座ならではの設えで、なかなかの風格。まるで寿司屋のカウンターのような雰囲気だ。

琥珀色に澄んだスープ。新鮮な口当たり。鶏ガラともまた違う、単純ならぬその深い味わいが人気の秘訣だ。
寸胴には野菜が浮かべられている。通常、ラーメンは醤油や塩などの調味料と食材の旨味を合わせたタレが使用されるが、八五のスープはタレを使わない。つまり、使用している素材がダイレクトにスープに反映されている。
ベースとなるのはフランス産のバルバリー鴨と名古屋コーチン。イタヤガイ、ドライトマト、昆布、干し椎茸、さらにはローストした茸など、動物系とは異なる様々な旨味が溶け出している。さらに、塩分はベーススープからしっかりと旨味を抽出したあと、翌日にプロシュートを入れて調節。フランス・ブルターニュ地方の天然海塩「ゲランド」も使用。

そうした微調整によって、複雑なのに雑味がない澄んだ味わいが実現される。チャーシューも食べ応えが有り、アブラがとろりと溶け出す。また、チャーシューに乗っているコショウが溶け出すと味変。これで更に深みが出る。

麺は浅草開花楼のストレートの細麺。
柔らかすぎず、固すぎず。老舗の麺の味が生きている。

店舗情報
住所: 東京都中央区銀座3-14-2 第一はなぶさビル 1F
アクセス: 有楽町駅から徒歩10分
東銀座駅、新富町駅から徒歩5分
東銀座駅から283メートル
営業時間: 11:00-15:00
17:00-21:00
定休日: 毎週水曜日、第2第4木曜日

②長浜屋台 やまちゃん 銀座店

気軽に長浜とんこつ

お店は東銀座駅から徒歩1分、銀座3丁目にある。「やまちゃん」は長浜に本店がある豚骨ラーメンの名店だ。

オープン当初より、材料の骨にこだわり、じっくり時間をかけて作るスープ。コクがあるのにさっぱりと臭みのない豚骨の味わい。
麺は長浜ラーメンの特徴のひとつ、コシのある細麺にこだわる。具材はシンプルにねぎとチャーシュー。後は好みで紅しょうが、ごま、こしょうで。
長浜ラーメンは元々、魚市場で働く人たちが仕事の合間に早く食べられるように麺が細いとも言われている。
「クサウマ」系の博多豚骨とは根本的に違う。博多の屋台らしい重くないスープはゴクゴク飲めてクセになる。

飲んだあとのシメにもおすすめ。長浜仕込みの本格ラーメンを味わってみては。

店舗情報
住所: 東京都中央区銀座3-11-10
アクセス: 東銀座駅から154メートル
営業時間: [月曜-土曜]11:00-15:00、15:00-翌4:00
[祝日]11:00-15:00、15:00-23:00
定休日: 日曜

③船見坂

ジャズが流れる塩ラーメン

東銀座駅から300メートル、本格的な函館ラーメンが食べられると人気のお店。船見坂から海を見晴るかすようなスープのあっさりさが魅力だ。

味噌バターコーン。中華鍋でスープを調理しているのでアツアツの状態でサーブされる。スープの表面はラードが覆っていてコッテリしているように見えるが、飲んでみると、意外にもアッサリ。出汁より味噌の方が前面に出ている。バターを溶かすことでコクが出る。味噌とバターの発酵食品同士の相性の良さ。

店舗情報
住所: 東京都中央区銀座2-12-11
アクセス: 東銀座駅から290メートル
営業時間: [月曜-金曜]11:00-翌4:00
[土曜、日曜、祝日]11:00-22:00
定休日: 無休

④萬福

大正の味

大正時代に創業の超がつく老舗だ。創業から変わらぬ味が人気で、昔懐かしい風合いが感じられる。

中華そば700円。玉子焼がトッピングされているのが特徴だ。萬福のスープは鶏ガラに香味野菜を加えたシンプルなもので魚介系は入っていない。一番目を引くのは、やはり二等辺三角形の薄焼き玉子焼。洋食出身だった初代が考案したものを今も続けている。油分を感じさせない醤油味のスープはとても優しい味で細麺によく絡む。脂身の少ないチャーシューはメンマとともに程良い歯ごたえのあるクラシックタイプ。

餃子もつまみに最高。皮は厚めで餡は肉にニラにネギなどシンプルなものだ。香ばしいかおり、ジューシーな餡、毎日食べても飽きない味。

店舗情報
住所: 東京都中央区銀座2-13-13
アクセス: 東銀座駅から288メートル
営業時間: [月曜-金曜]11:00-15:30、17:00-23:00
[土曜]11:00-15:30、17:00-22:00
定休日: 日曜、祝日の月曜

⑤支那麺 はしご 入船店

パイコーがうまい

入船といえば、あのオードリー若林の出身地である。地元で人気を集め続ける坦々麺の名店が、「支那麺はしご」。

食べ応えなら排骨担々麺を。ライスはサービス。卓上には刻みたくあんが置いてある。塩辛さはなく、そして、たくあん自体の水分も適度な感じでとても食べやすい。切り干し大根の様な食感。
排骨は豚のあばら肉を揚げたもの。それが麺の上に載っている。辛みはあれども激しい辛味ではない。辛みとうま味がいい具合に合わさっている。
辛さ勝負の担々麺ではない。麺はとんこつラーメンのようにストレートの細麺。それがスープと旨く絡まってスルスル食べられる。

店舗情報
住所: 東京都中央区入船2-2-13 ライオンズマンション入船 山口ビル
アクセス: 新富町駅から230メートル
営業時間: [月曜-金曜]11:00-翌3:00
[土曜、日曜、祝日]11:00-21:00
定休日: 無休

⑥幸軒

生姜の効いた中華ラーメン

築地市場駅、築地駅から徒歩5分。

チャーシューメン。スープはかなり生姜が効いていて生姜ラーメンと言っても過言ではない。縮れ麺との相性も良く食べやすく生姜効果なのかよく温まる。
チャーシューは分厚く食べ応えあり。ワンタンは皮が厚くフワッとした食感。麺は普通の中細ストレート麺。スープが滲みていく。

実のところ一番人気はしゅうまい。なかなかの大きさを誇るしゅうまいは口当たりがいい。肉がホロリととろけて美味。そのままの肉や玉ねぎの旨味だけでも美味しいが、醤油と辛子との相性はやはり鉄板。

店舗情報
住所: 東京都中央区築地4-10-5 夕月ビル 1F
アクセス: 築地市場駅から315メートル
営業時間: 要確認
定休日: 盆、年末年始

⑦鳥藤とりそばスタンド

鶏肉屋さんのとりそば

鳥藤は明治40年の創業以来、鶏肉鴨肉を取り扱ってきた卸専門店。日本全国の地鶏、銘柄鶏、合鴨、野鳥を産地から直接仕入れ、全国の鶏料理専門店や料亭に新鮮な鶏肉・鴨肉を卸している。

とりそばスタンドは場所は晴海通り沿いの魚河岸食堂内フードコートにある。
むしどりそば。しっとり柔らか蒸し鶏は専門店の真骨頂。鶏清湯スープと共にお楽しみあれ。鳥そばは想像通りあっさりながら鳥の旨味がじんわりと来る清湯スープだ。上に乗った蒸し鶏は結構ボリューミーで満足度が高く、生姜の風味でどこかしらエスニックなテイストを醸している。

店舗情報
住所: 東京都中央区築地6-26-1 魚河岸食堂
アクセス: 築地駅から337メートル
営業時間:7:00-18:00
定休日: 日曜、祝日

⑧銀座たんめん

たんめん一筋

東銀座駅からおよそ160メートル、築地駅から340メートルの銀座4丁目にあるタンメンの専門店。

「たんめん」は動物系の素材から丁寧にだしをとったスープ。透き通っていてシンプルな味わい。たっぷりと乗せられた白菜も美味だ。スープにも、白菜の甘味とベーコン塩気が滲み出ている。
カスタマイズは、胡麻油の効いたラー油。

たんめん以外のメニューを出さず、その道のみを極めた一杯。

店舗情報
住所: 東京都中央区銀座4-14-3 銀座斉藤ビル 1F
アクセス: 東銀座駅から163メートル
営業時間: [月曜-金曜]11:30-14:30
[月曜-木曜]17:00-20:00
定休日: 土曜、日曜、祝日

⑨麺処 帯笑

濃厚醤油

醤油チャーシューわんたん麺。鶏の旨みが凝縮されたダシに、濃口の醤油がマッチしている。魚介系でやや酸味が効いている。麺はストレート中細麺で、芯が結構半生で小麦の風味が香る。チャーシューはシットリしており食べ応えがある。煮卵、炙りチャーシューと見た目最高。

つくねが目を惹く「つくね塩ラーメン」。ネギが微塵切り、水菜も細かく切られているのが特徴的。白湯スープは鶏・豚・魚が煮込まれ、クリーミーながらあっさり目の仕上がり。メンマは濃い目、刻みネギがアクセント。メインのつくねは表面を炙ってあるのか、香ばしく、柔らかく仕上がっている。軟骨入りなので、コリコリとした食感。

店舗情報
住所: 東京都中央区新富1-16-4 佐藤ビル1階
アクセス: 新富町駅から193メートル
営業時間: 11:00-13:30、17:00-19:00
定休日: 土曜、日曜、祝日ほか