京都でテイクアウト、何食べる?
どの季節に訪れても魅力いっぱいの京都。おいしいものにも事欠きませんが、食べ歩きやピクニックにぴったりのテイクアウトも盛況です。この記事では、最近、そしてむかしから人気のある京都のテイクアウトメニューをお届けします。ぜひ、お店に足を運んでみてください。
①【梅小路京都西駅】夜行アイス 京都店
夜だけやっているアイス屋さん
大阪の人気アイスクリーム店が、梅小路京都西駅にオープン。店名のとおり、夜だけ営業しています(0時まで)。
テーマは “パフェより手軽にソフトクリームより豪華に” 。旬のフルーツを使ったアイスや、濃厚なチョコレート味のアイスなど、多彩なメニューから選べます。
抹茶や黒蜜を使った京都らしいフレイバーも人気。トッピングだけでなくアイスの下にも具材があって、いろいろな味と食感を楽しめます。値段は500円台からと、カフェでパフェを食べるよりもリーズナブル。甘すぎないので、しめスイーツにも最適です。
②【三条駅】craft dining upit(クラフト ダイニング アピット)
コスパ優秀なグルメバーガー
三条駅近くにグルメバーガーの人気店。ランチどきには、2階のお店まで続く階段に行列ができます。ビーフ100%のジューシーなパティと種類豊富なトッピングが魅力です。
定番の「アピットチーズバーガー」をはじめ、「厚切りベーコンチーズBBQバーガー」「フライドオニオンバーガー」「ローストビーフバーガー」など、腹ペコ大満足のメニューがずらり。トッピングの幅も広いので、自分好みのオリジナルバーガーを作ってみてください。
③【烏丸駅】osteria_bastille(オステリア・バスティーユ )
プロの洋食を気軽にテイクアウト
四条烏丸駅近くにあるフレンチとイタリアンをかけあわせたレストラン。おしゃれな店内でのイートインはもちろん、テイクアウトやパーティーでのケータリングもおこなっています。
プロの洋食を自宅で気軽に味わえるランチボックスは近隣に住むひとにも好評。真空パックのおかずシリーズは、食べたいときにできたての味をいつでも食べられます。
ランチボックスのアップグレード版「バスティーユBOX」は、ちょっと豪華なおうちごはんやおしゃれピクニックにもぴったり。パティシエ自慢のデザートもテイクアウトの隠れた人気アイテムです。
④【烏丸駅】果朋(カホウ)
フォトジェニックな創作和菓子
SNSでも話題の、創作和菓子のお店。二条駅近くの御池通り沿いにあります。季節の果物を取り入れたフォトジェニックな和スイーツは、京都のおみやげにもいちおしです。
春はいちご、冬はみかんと、旬のフルーツをとろけるような羽二重餅(はぶたえもち)でくるんだ「果福」はおとりよせでも人気です。
見ているだけでワクワクするような瓶詰スイーツは、みたらし団子、パンナコッタ⁺羊羹、柿⁺エスプレッソなどの種類を選べます。(時期により品ぞろえが変わる場合あり)
阪急「烏丸駅」26番出口から徒歩1分
⑤【神宮丸太町駅】すりながしスタンド だしとうまみ
映えスイーツ?飲んでみると……
京都の伝統工芸を発信する施設「京都ハンディクラフトセンター」。その1階にあり、京都の古くて新しい食体験を楽しめるのがこのお店です。
「すりながし」は、野菜や魚介などをすりつぶして出汁でのばした “飲む和食”。食材本来の味と香り、なめらかな口当たりが特徴です。
一見スイーツに見えるオリジナルのすりながしは、のどを流れるごとにさまざまな食材の不思議なマリアージュを堪能できます。
手づくりのお弁当とすりながしのランチセットもおすすめ。テイクアウトして近くの岡崎公園や京都市動物園でランチするのもいいでしょう。
⑥【五条駅】天むす 喜多(きた)
手のひらサイズの極上グルメ
祇園の有名な割烹「阪川」で経験を積んだ主人が、五条の街中に小さな天むすやをオープン。昼は天むすと出汁巻き、夜はワンランク上の割烹をふるまいます。
ネタはおなじみの海老のほか、ホタルイカやハモ、筍など。素材の質にはとことんこだわっていて、提携している業者から厳選したものをとりよせています。
天むすはひとつ250円から。ふるふると柔らかな出汁玉子とともに、手のひらサイズの極上グルメをお持ち帰りしましょう。
※天むすの提供は昼のみ
⑦【五条駅】マルニ カフェ
栄養満点のお弁当とたいやきが人気
地下鉄五条駅から10分ほど。リノベーションしたレトロなビルの2階に入る隠れ家的なカフェ。野菜たっぷりの無国籍料理と、夏はかき氷、秋からはたいやきが人気です。
季節の野菜をふんだんに使った栄養価の高いお弁当は、ハンバーグ、コロッケ、炊き込みご飯など、その時々で内容がちがいます。いつもあるわけではないので、公式SNSをチェックしましょう。電話での予約が必要です。
看板スイーツの「たい焼き」もテイクアウトOK。カリッとした外側の焼き目ともちもちの内側のコントラストがくせになります。季節により変わる中身にも注目です。たいやきは10月くらいから、14時以降に提供しています。
⑧【丹波口駅】マカリモカレー
ヘルシーでおしゃれなヴィーガンカレー
阪急大宮駅と西院駅の中間エリアにある、ヴィーガンカレーの専門店です。添加物や化学調味料を使わず、手作りのチャツネがフルーティーなおいしいカレーをテイクアウトできます。
「たっぷり野菜カレー」は、野菜のやさしい甘さが引き立つマイルドな味。旬の野菜がごろごろ入っているのがポイントです。
「べジミートカレー」は大豆由来のべジミートを使ったキーマ風カレー。食べごたえがあるけれどカロリーは控えめで、食物繊維やミネラルが豊富でとてもヘルシーです。
真空パックのレトルトもあり、ギフトとしても利用されています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
JR「丹波口駅」から徒歩15分
⑨【北大路駅】ガーニッシュ
パリの街角にあるようなデリカテッセン
洛北エリアの観光の際に立ち寄ってほしいのがフレンチ総菜のお店「ガーニッシュ」です。スタッフがてまひまかけたデリはみずみずしく新鮮で、イートインとテイクアウトともに利用できます。
「雑穀のサラダ」「ノルウェーサーモンのスモーク」「人参のラぺ」など、パリのお惣菜屋さんに並ぶようなデリがショーケースにずらり。
季節によりさまざまなお惣菜が登場します。暑い日には冷製スープやムースなどもおすすめです。
1週間ほど前に予約すれば、オードブルの盛り合わせも注文可能。食材や調理法などについて希望があれば、お店の人に相談してみましょう。
⑩【烏丸駅】フルーツサンド専門店 ももの樹
キュートな断面にうっとり
京都烏丸にあるフルーツサンド専門店。「おいしくて、かわいい」のコンセプトどおり、キューブ型のフルーツサンドは味も見た目もピカイチです。
フルーツは贈答用を使っているので、そのまま食べてもおいしいものばかり。ふんわりと軽いクリームとの相性もぴったりです。パンは、京都の老舗ベーカリー「Un Jour Momonoki」から取り寄せています。
ちなみに直方体のものもあり、こちらはかわいらしく描かれたフルーツの絵がとてもアーティスティック。プレゼントにはきっと喜ばれるでしょう。
⑪【円町駅】京都 つぼ焼きいも 紅幸
甘みがギュッ! 極上の焼きいも
円町駅から徒歩12分の場所にある、つぼ焼きいもの専門店。特別な壺を使い、低温で長時間じっくり焼き上げた焼きいもは、濃厚な蜜の甘みがたっぷりゆきわたり、ほおばるごとに笑顔にしてくれます。
シルクスイートや常陸野ゴールドなど、日替わりのつぼ焼きいもが、あたたかいままと、冷やし、両方でいただけます。クリスピーな皮もそのままどうぞ。
自然な甘みがギュッとつまった焼きいもは、まさに天然スイーツ。個包装してくれるので、食べ歩きにもぴったりです。
⑫【京都河原町駅】カナキヨ 高辻店
地元に人気のベーカリー
京都河原町駅から徒歩約5分のおしゃれなパン屋さん。外資の一流ホテルで経験を積んだ職人が毎朝ていねいに焼きあげるパンは、地元の人たちにも好評です。
10時のオープン前から店のあたりには焼きたてパンのよいにおいが。「餡とバターのクルミパン」は期間限定で登場する人気メニューのひとつです。
ごはん系からおやつ系まで、種類豊富なパンがずらりとならんでワクワクしてしまいます。国産小麦や天然酵母など、こだわりのつまったパンを、ぜひテイクアウトしてみてください。
京都でテイクアウトを楽しもう!
京都で人気のテイクアウトを利用できるお店を紹介しました。とはいえ魅力あふれる京都の街には、おいしいものがまだまだたくさん。季節ごとにちがう京都の表情を楽しみながら、まだ出会ったことのないワクワクのグルメを探しにいきましょう!(執筆者:めしレポ編集部)