渋谷の特徴と沖縄料理店を探す際のポイント
若者が集う街という印象が強い、東京の三大都市のひとつ、渋谷。副都心として認定されている渋谷には、多くの人が連日訪れている。世界的に有名なスクランブル交差点には、1度の信号の切り替えで多いときで3000人もの人が一度に歩き、日本を代表する風景のひとつといって良いであろう。日本を代表する流行を発信するファッションビルが複数あり、若者の情報発信の場としても存在感を放つ。
渋谷駅を中心に放射線状に分かれるエリアには道玄坂や宮益坂など、坂表記のエリアが多く、その他若者が求める店が多く立ちならずセンター街なども渋谷を象徴するエリアのひとつだ。近年では渋谷ヒカリエなど、おしゃれな大人の女性をターゲットとした大規模なビルも建ったことや、あまり知られてはいないが多く美術館があり、アートな人たちも多く訪れる等、渋谷を訪れる人の層が厚くなっている。
大都市だからこそさまざまな料理を楽しむことができるが、近年は沖縄料理店が増えてきている。この記事では、気軽においしい沖縄料理を楽しむことができる口コミ評価の高いお店から、おすすめのお店をご紹介したい。
【エリア別】渋谷の人気おすすめ沖縄料理店10選
①渋谷駅南口方面の人気おすすめ沖縄料理店3選
②渋谷駅宮益坂方面の人気おすすめ沖縄料理店2選
③渋谷駅道玄坂(ハチ公口)方面の人気おすすめ沖縄料理店5選
渋谷駅南口方面の人気おすすめ沖縄料理店3選
南口① てやん亭”
渋谷の隠れ家で沖縄料理を楽しむ
渋谷駅から歩いて5分ほどの場所に、隠れ家的な沖縄料理の専門店「てやん亭”」がある。小さな看板や狭い入口が、さらに穴場としての雰囲気を盛り上げている。沖縄料理店といえば明るく賑やかな店内を想像しがちだが、この店では、落ち着きのあるモダンな空間に仕上げている。心地良い接客を理解しているプロが揃っているので、沖縄の郷土料理を味わいながら、楽しい時間を過ごすことができるはずだ。
豚肉を27時間も煮込んで柔らかく仕上げた「特製 黒豚の角煮」(680円)は大人気のメニュー。マッシュポテトの餡を絡めれば、まろやかな味わいに変化する。ついつい泡盛が進んでしまうだろう。ほかにも、定番の「ゴーヤチャンプルー」(680円)や、沖縄独特の発酵食品「豆腐よう」(400円)など、本場の沖縄料理を渋谷で堪能できる。
住所: 東京都渋谷区桜丘町8-19 山田コーポ 1F
南口② 沖縄料理 あしびな~
6種類のチャンプルーが決め手
渋谷駅のほど近くにある「あしびな~」は、メニューの多さが魅力の居酒屋だ。泡盛だけでも70種類以上を取り揃えているのだから、酒好きにはたまらないだろう。沖縄ならではの銘酒「古酒(クースー)」もあるので、泡盛通なら、ぜひ押さえておきたい店である。沖縄のイメージを重視したインテリアも楽しい。色とりどりの琉球グラスに泡盛を注げば、東京にいることを忘れてしまうはずだ。
特筆すべきは6種類のチャンプルーだろう。定番の「ゴーヤちゃんぷる」のほか、焼きビーフンを連想させる「ソーミンちゃんぷる」や、沖縄産のくるま麩を使った「フーちゃんぷる」など、沖縄ならではの食材を楽しむことができる。それぞれSサイズが480円、Mサイズが880円と、手頃な価格で味わえるのも嬉しい。
住所: 東京都渋谷区桜丘町16-15 カーサ渋谷 B1F
土曜は17:00-27:00
日曜、祝日は17:00-23:00
南口③ うみかぜやまうた
沖縄の民家を訪れた気分になれる居酒屋
深夜の渋谷でゆっくりと沖縄料理を楽しみたいなら「うみかぜやまうた」がおすすめだ。照明暗めの静かな店内は、ロフト席からお座敷まで完備された独特な中二階の構造になっている。まるで民家のような雰囲気なので、ひとり飲みでの利用でも違和感はない。
専門店ならではの料理は品数豊富で、比較的リーズナブル。濃厚な「じーまーみ豆腐」(650円)から、「サメ軟骨の梅肉和え」(480円)といった珍味も揃っている。ジャンキーメニューの「スパムたまご」(680円)や、辛口のチョリソーを沖縄風に仕上げた「ポチギ」(600円)なども楽しめる。29時まで営業しているので、時間を気にすることなく沖縄郷土料理が味わえるのも嬉しい。二軒目や三軒目としても使えるだろう。
住所: 東京都渋谷区桜丘町15-18 北沢ビルB1F