いま話題!高級ホテルで楽しむハイティー
「ハイティー」とは、昼下がりのアフタヌーンティーに対して、夜の時間帯にディナーを兼ねて、お茶を飲みながらスイーツや料理をいただくもの。セイボリーが充実しているほか、メインディッシュやアルコールつきのプランも少なくありません。思わず気分が上がる高級ホテルのラウンジなどで、いま話題のハイティーを優雅に楽しんでみませんか? 2023年クリスマスプランも登場しています。
ニューヨーク ラウンジ by インターコンチネンタル 東京ベイ
東京湾のパノラマと楽しむ優雅なハイティー
竹芝にあるインターコンチネンタル 東京ベイの「ニューヨークラウンジ」は、『なごみ・くつろぎ・美食』を追求したラグジュアリーなオールデイダイニング。
窓の向こうに悠々と広がる東京湾のパノラマを借景に、優雅なひとときを堪能できます。
スタンドに美しく盛り付けられたオードブルはガスパチョ、マリネ、キッシュなど10種類ほど(季節やプランにより異なる)。ひとつひとつ繊細に作り込まれた料理たちはSNS映えも抜群です。
飲み物は乾杯酒1杯のほか、平日限定で生ビールなど各種アルコールメニューがフリーフローのプランや、メインのサーロインステーキがつくプランがあります。
★ 同ホテル内「イタリアン ダイニング ジリオン」でもハイティーを楽しめます。
ザ・ロビーラウンジ&バー/ザ・リッツ・カールトン東京
日本の伝統とハイティーが独創的にコラボ
東京ミッドタウンの中にあるザ・リッツ・カールトン東京は、地上200メートルに位置する ‟天空のオアシス”。
メインロビーにある「ザ・ロビーラウンジ」では、ピアノの生演奏とともに、クラシックなアフタヌーンティーやハイティーを楽しめます。
17:30以降の時間帯に展開する「ナイトハイティー」は、職人技が光る有田焼の器で提供。美しい器と料理、スイーツの匠が生み出す独特の世界に、思わず目を奪われてしまいます。
日本の伝統と見事にコラボしたハイティーは、贅沢な大人時間を叶えてくれるでしょう。
ロビーラウンジ ル・ジャルダン/ホテル椿山荘東京
クラシカルな英国式ハイティー
ホテル椿山荘東京のロビーラウンジ「ル・ジャルダン(Le Jardin)」は、まるで森のような庭園が四季折々の趣で魅せる特別な空間。
ヨーロピアンテイストでまとめられたシックな店内は、日々の雑事を忘れさせる優雅なムードに満ちています。
椿山荘のハイティーは、三段ワゴンのクラシカルな英国スタイルが特徴。
旬の食材を使用したセイボリーはピンチョスやタルト、ケークサレなど10種類。そのほかにグラスシャンパンやデザートもついています(メニューは季節により変更)。
濃厚なグレイビーソースが自慢のローストビーフも楽しめ、しっかり食べたい派の人にもおすすめのハイティーです。
Lounge&Dining G/東京マリオットホテル
スイーツ重視のハイティーならこちら
東京マリオットホテルは、品川・御殿山の緑ある佇まいに癒される高級ホテルです。
ホテルの顔である「ラウンジ&ダイニング G」は、約17メートルの吹き抜けが開放感満点の空間。朝食から夜のバータイムまでシーンごとに利用できます。
シーズンごとにテーマが変わるハイティーは、旬の食材を贅沢に使用。ショートケーキやパフェ、タルトをはじめ、スイーツが10種類近くあるので、スイーツ重視のハイティーを希望する人におすすめです。
セイボリーはスープやスティックサンドなど4種類。紅茶やコーヒーはお代わりや銘柄変更も自由です。そのほか、シャンパン付きのプランもあります。
和風ダイニング&バー FUGA(風雅)/新宿プリンスホテル
みんなが好きな定番スイーツが勢ぞろい
新宿歌舞伎町にあり、抜群の利便性で国内外のゲストから愛される新宿プリンスホテル。
その25階に位置する「FUGA(風雅)」では、ロマンチックな夕暮れやきらめく夜景とともに、大人ムードいっぱいのハイティーを楽しめます。
こちらのハイティーもスイーツメニューが充実。ウェルカムドリンクのモクテルにはじまり、タルトやマフィン、ケーキなど、定番スイーツがずらりと並びます。
一方セイボリーも負けておらず、シェフが工夫を凝らしたプチフードはどれもホテルメイドの確かなおいしさ。
童話に出てきそうなポップなハイティーは、大人であってもときめいてしまうでしょう。
Lounge Momiji/グランドプリンスホテル新高輪
工夫を凝らしたスイーツ&セイボリー
品川駅から徒歩5分のグランドプリンスホテル新高輪。羽田空港からアクセスがいいこともあり、外国人観光客もたくさん利用しています。
ホテルのシンボルである「Lounge Momiji(ラウンジもみじ)」は、大きな窓と高い天井が開放感を演出する、シックで落ち着いた空間です。
「ラウンジもみじ」のはアフタヌーンティーは17時以降の時間帯も予約可能で、ハイティーとして楽しめます。
旬の食材が満載のハイティーは、細部まで工夫を凝らした和テイストの品々がラインナップ。スイーツとセイボリーは半々くらいの比率で、フリードリンクではオリジナルハーブティーも楽しめます。
2種類のスコーンは、クロテッドクリームやジャムをたっぷり添えてお召し上がりください。
ARMANI / RISTORANTE(アルマーニ/リストランテ)
ラグジュアリーな空間でイタリア版ミシュランのハイティーを
「アルマーニ/リストランテ」は、2007年にオープンした銀座5丁目のアルマーニ銀座タワー11・12階に位置するレストラン。華やかながらも落ち着いた店内で、イタリア料理をアレンジした見た目美しい一品が楽しめます。
エグゼクティブシェフのカルミネ・アマランテ氏は、イタリア版ミシュランガイド「TOP ITALIAN RESTAURAN AWARD」で2022年シェフ・オブ・ザ・イヤーに輝いた人物。「アルマーニ/リストランテ」も最高ランクである3フォークを獲得しています。
曲線のスタンドに盛り付けられたセイボリーは、イタリアでもおなじみのアランチーノやカポナータなど12種類。チーズやハーブを駆使し、大人の遊び心をくすぐる内容になっています。
60分フリーフローのドリンクにはシャンパンやスパークリングワインのほか、フルーツのスパークリングカクテルも。洗練された空間で、本場イタリアで認められたシェフのハイティーを体験してみましょう。
ランデブーラウンジ・バー/帝国ホテル 東京
歴史あるホテルで正統派のアフタヌーンティーを
歴史ある帝国ホテルのメインロビーにある「ランデブーラウンジ・バー」は、座席数も多く都内ホテルの中でもゆったり過ごせる空間。一流ホテルならではのおもてなしに、背筋もピンと伸びます。
正面入り口にはきらめくガラスブロックによる光の壁も。日本紅茶協会の「おいしい紅茶の店」に認定されているのも注目です。
「ランデブーラウンジ・バー」のハイティーはクラシックな正統派スタイル。3種類のオードブルにサラミやチーズの盛り合わせ、サンドイッチの内容です。
ワンドリンクの中にはウイスキーもあり、男性にもおすすめのハイティー。プラス料金でフリーフローにもできるので、お酒を楽しみたい夜にいかがでしょうか。
La Maison Kioi(ラ・メゾン・キオイ)
歴史深い邸宅でボリューミーなハイティーを
東京都の指定有形文化財をリノベーションして誕生した結婚式場「赤坂プリンスクラシックハウス」。その中に入るのが、フレンチレストラン「ラ・メゾン・キオイ」です。
実力派シェフの編み出す料理は前衛的でありながらどこか懐かしく、幅広い世代のゲストに親しまれています。
ちょっと敷居の高さが気になるラ・メゾン・キオイですが、ハイティーはカジュアルな雰囲気で気軽に楽しめることが魅力です。
シェフこだわりのセイボリーは前菜の盛り合わせにグラタン、バーニャカウダなど食べ応えのあるラインナップ(メニューは季節により変更)。旬のフルーツをふんだんに使用したスイーツは3種類です。
ドリンクはワインを含む約20種類が飲み放題。アルコールに合うセイボリーが多いのも特徴でしょう。
中国料理 桂花苑(けいかえん)/ロイヤルパークホテル
食べごたえ満点!中国式ハイティー
水天宮駅に直結するロイヤルパークホテルは、全国にチェーンをもつ日本の代表的なホテルの一つです。
「桂花苑(けいかえん)」では、多彩な食材を巧みに取り入れ、伝統と革新を融合させた新しい時代の広東料理を提供します。
季節ごとにテーマが変わる「桂花苑」のハイティー。セイボリーには肉汁あふれるショーロンポーやもちもちの蒸し餃子、スイーツの胡麻団子や杏仁豆腐もさすがのホテルクオリティです。
食べるのがもったいないほどかわいらしいパンダ饅頭が乙女心をくすぐります。
6種類の中国茶がフリーオーダーなのもポイント。香り高い中国茶とともに珍しい中国式ハイティーを楽しんでください。
THE BAR(ザ バー)/ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留
しっかりメインで充実のハイティー
安らぎに満ちた上質ステイを約束するザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留。
そのロビー階(24階)にある「THE BAR(ザ バー)」はダイナミックな都会の景観が象徴的な大人の社交場で、朝食からバータイムまで、さまざまなゲストが足を運びます。
1日にわたり各種メニューを提供する中で、おしゃれな「イブニングハイティー」も人気。
シェフの創意工夫が凝縮されたセイボリーはピンチョスなど5種類。さらに、旬のフルーツを使用したスイーツ5品とパスタがついています。
スイス高級ティーブランド「SIROCCO」の紅茶が10種類以上カフェフリーなのも魅力のひとつでしょう。
グリロジー バー&グリル/ヒルトン東京お台場
高級ホテルでもリーズナブルなハイティー
※当日の状況により、場所が同ホテル内の「シースケープ テラス・ダイニング」になることがあります。
ウォーターフロントならではのすがすがしいロケーションが魅力のヒルトン東京お台場。
その2階にある「グリロジー バー&グリル」では、素材にこだわるグリル料理を堪能できます。オープンキッチンスタイルで、シェフたちの鮮やかな仕事ぶりを見られることも醍醐味です。
かわいらしいフォルムのスタンドであらわれるハイティーは、季節により内容が変わります。
8種類のセイボリーは、いろいろな国の料理が取り入れられ、食べる楽しさが倍増。4種類のスイーツには旬の果物が使われ、季節をぞんぶんに感じられます。
香辛料を繊細に駆使したハイティーは、ここでしか食べられない逸品。週末限定なので、WEB予約がおすすめです。
ザ・グラン ラウンジ
銀座の街並みを眺めながら贅沢なひと時を
GINZA SIX最上階にある「ザ・グラン ラウンジ」はまさに大人の遊び場。カウンターやバーだけでなく、多目的ホールや茶室まであるエンターテイメント空間です。
落ち着いた店内で楽しめるのは、伝統と革新が融合した独創的なメニューたち。銀座の街並みを眺めながら、贅沢なひと時が味わえます。
18時から利用できるハイティーは、12種類のセイボリー・スイーツに和牛サーロインのローストビーフ、名物ミルフィーユと文句なしの内容。
ドリンクは「TWG」の紅茶をはじめとした15種類が2時間フリーフローです。
味、接客、雰囲気すべてが口コミでも高い評価を得る当店。トレンドの発信地で、大人時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
エスタシオンカフェ/渋谷エクセルホテル東急
スクランブル交差点を見下ろしながらフレンチ仕込みのハイティーを
「エスタシオンカフェ」は、渋谷の中心にありながらくつろぎのひと時が過ごせるお店。8メートルの高さの天井に中央には高々とした木、都会のオアシスと言っても過言ではありません。
大きな窓からは渋谷のシンボルスクランブル交差点も見下ろせます。
平日・休前日限定のハイティーは、フレンチ仕込みのシェフによる見た目麗しいスタンド。
2段のティースタンドにはバーニャカウダやタルタル、個別プレートにはミルフィーユやデザートが乗っています。
2時間のフリードリンクには生ビールやワインのほか焼酎、ウイスキーも。ホテルのハイティーにしてはお安めな価格も魅力的です。
まとめ
東京で、いま話題のハイティーが人気のスポットをご紹介しました。多くが有名な高級ホテルですが、ハイティーは一般的なディナーコースよりも気軽に利用できることがポイントです。毎日頑張る自分へのご褒美に、ぜひ優雅なハイティーを楽しんでみてください。(執筆者:めしレポ編集部)