東京で美味しいタンシチューを食べよう!
洋食屋の看板メニューの代表、デミグラスソースのシチュー。コクたっぷりのソースをたっぷり吸い込んだタンはナイフがいらない柔らかさ。グツグツ土鍋のシチューやご飯と食べたい和風のシチューまで、絶品タンシチューを紹介する。
東京でチキン丸焼き(ロティサリーチキン)が美味しいお店13選
店名 | 最寄り駅 |
① 銀之塔 | 東銀座駅 |
② たん清 | 秋葉原駅 |
③ 厳選洋食さくらい | 上野広小路駅 |
④ 上野洋食 遠山 | 上野駅 |
⑤ 牛タン 夏火鉢 | 下北沢駅 |
⑥ たん焼 忍 | 四ツ谷駅 |
⑦ 仙臺(センダイ) | 神保町駅 |
⑧ ぱいち | 浅草駅 |
⑨ 関口亭 | 代々木八幡駅 |
⑩ 赤坂 津つ井 赤坂総本店 | 赤坂駅 |
⑪ エルベ(elbe) | 東銀座駅 |
① 銀之塔
昭和30年創業の老舗シチュー専門店
昭和30年創業の老舗のシチュー専門店「銀之塔」。創業から現在に至るまでメニューはシチューとグラタンのみというこだわり。シチューはビーフ・タン・野菜の3種他、おすすめの全部入り”ミックス”を含む4種類。
シチューはグツグツ煮たった土鍋で提供され、パンではなくご飯とお漬物と合わせて食べる。丁寧に灰汁を取り除きながらじっくり煮込むため、コクがあるのにしつこくない。ご飯と一緒に食べたいタンシチューがここにある。
住所: 東京都中央区銀座4-13-6
② たん清
不定期営業のランチが大人気!
JR秋葉原駅中央口より徒歩3分、名前の通り、夜はタンが美味しい焼肉店「たん清」。もちろん焼肉が美味しいのは言うまでもないが、実は不定期で登場する「タンシチュー」のテイクアウトランチが大人気。11:30よりの販売で行列必至だが並ぶのは11:00~というルールあり。タンシチューは麦飯とセットで900円。
よく煮込まれた大きな牛タンの塊肉は、スプーンでほぐれるほどの柔らかさ。デミグラスソースはさらりとしているがコクがあり、ほどよくスパイシー。たん清のX(旧Twitter)にてテイクアウトランチ情報を掲示しているのでチェックして行きたい。
住所: 東京都千代田区神田練塀町45番 ライオンズマンション秋葉原 B1F
ランチは月に1,2度の不貞営業、HP/X(旧Twitter)にて告知・タンシチューランチのみ、11:30-売切れ次第終了
③ 厳選洋食さくらい
巨大な牛タンが最高
東京メトロ銀座線上野広小路駅より徒歩1分、老舗洋食の名店が集う激戦区“上野”にある「厳選洋食さくらい」。2000年にオープンし、開業20年を越えて愛され続ける店だ。厳選素材を使用し、定番の洋食メニューが本格的な味わいで食べられる。
真っ白なお皿には大きな塊のタンが迫力満点だがナイフを入れるとすっと入ってやわらかい。少々苦味も感じられるビターなデミグラスソースはパンを使って残さず食べたい。赤ワインなどのお酒に合わせて楽しむ大人も多い。
住所: 東京都文京区湯島3-40-7 カスタムビル 7F・8F
④ 上野洋食 遠山
革新的ビストロ洋食
老舗洋食激戦区の上野に新風を吹き込む新店「上野洋食 遠山」。上野駅から徒歩1分の好立地、上野の森さくらテラス2Fに位置し、洋食でありながらワインにもよく合う新感覚の“ビストロ洋食”を提案している。フレンチ出身というシェフの経歴を生かし、デミグラスソースは赤ワインが利いた本格派の味わい。
「上野洋食遠山特選タンシチュー」は、そのデミグラスソースを余すことなく味わい尽くせる逸品。ほろほろになるまで煮込まれた牛タンの旨味と、こっくりとしたデミグラスソースが重なり合う。ごはんに合うのはもちろんのこと、ワインにもぴったりの味わいだ。
⑤ 牛タン 夏火鉢
牛タン料理のビストロ
下北沢駅より徒歩4分、牛タンをメインにラム、牡蠣料理を得意とするカジュアルビストロ「牛タン 夏火鉢」。一番人気メニューの「赤ワインとフォンドボーのタンシチュー」は、とろとろに煮込んだ牛タンの塊肉に、たっぷりのデミグラスソースを合わせてコク深く仕上げている。付け合わせのクリーミーなマッシュポテトと合わせるとさらに美味しい。
また、もうひとつの看板メニューは「炭火焼牛タンステーキ」。牛タンの中でも極上とされる「タンモト」は、一本の牛タンから一人前しかとれない希少部位。それを豪快に炭火で焼き上げると、肉のプリっとした食感に香ばしさが加わり、上質なステーキを食べているかのよう。
住所: 東京都世田谷区代沢5-36-13
⑥ たん焼 忍
老舗の牛タン料理専門店
JR四谷駅の四谷口から徒歩7分の場所にある「たん焼 忍」。創業40余年の老舗牛タン料理専門店として愛され続けている人気店。
牛タンを使った料理の数々が並ぶ中でも、自慢のメニューは「ゆでたん」と「たん焼」。
「ゆでたん」は、6~7時間じっくりと煮込み、口に含むとほろりととろける柔らかさだ。たん本来の旨味を味わうため、味付けはシンプルに塩、胡椒、ワサビでいただく。
対する「たん焼き」は、しゃきしゃきとした肉の歯応えと炭火の香ばしさが炸裂し、ゆでたんとはまた違ったたんの魅力が楽しめる。
ゆでたん、たん焼に次いで人気を誇るのが「たんシチュー」。さらりとした和風の和風のデミグラスソースがご飯にもよく合う。からしを添えていただくのがたん焼忍流だ。
店内は古木を基調とした昭和レトロの雰囲気で、歴史と趣が感じられる。
⑦ 仙臺(センダイ)
コスパ最高のお店
神保町駅より徒歩5分ほど、「仙臺(センダイ)」は、カレーをメインに、ハヤシライスやオムライスなど日本の洋食をリーズナブルに提供している。日本各地のレストランやホテルで長年欧風料理人として腕を磨いてきた店主。「牛タンカレー」は真っ黒なデミグラスソースのようなコク深いルウに、厚切りで柔らかい牛タンを3枚トッピング。
カレーのライスの量は通常でも300gと他店の大盛級。ほとんどのメニューは1,000円以下で、どれも盛りが良く大満足。
夜のみ提供の「牛タンシチュー」は1,200円。デミグラスソースはコク深いのに後味のキレがあり、さっぱりと食べられる。
水道橋駅から徒歩2分
⑧ ぱいち
下町の洋食屋
浅草「ぱいち」は三代続く老舗の洋食店だ。店構えや店内は純和風の雰囲気で、祭りの町である浅草風情を感じさせる提灯がずらりと飾られている。「ビーフシチュー」と「タンシチュー」が名物。味の決め手となるデミグラスソースは、牛スジや野菜を4日間煮こんでは濾しながら、丁寧に仕込んだもの。
鉄鍋に入ってあつあつで提供されるタンシチューは、肉以外にニンジンや玉ねぎなどの野菜入り。あっさりとしているが奥行きのある味わいが特徴で、そこはかとない“和”の要素を感じられる。
⑨ 関口亭
幸せの味!日本人向けの洋食を味わえる老舗
小田急線代々木八幡駅より徒歩2分、日本人の舌に合う和風デミグラスソースが自慢の洋食店「関口亭」。フレンチの技術をベースに味噌や醤油を隠し味にして、昔ながらの洋食メニューを提供している。
1週間かけて仕込むデミグラスソースの味が光るハンバーグやビーフシチュー、デミグラスソースのかかったオムライスなどが看板メニューだ。タンシチューは宮崎産の牛肉を使用して、ほろりと崩れる程に柔らか。
⑩ 赤坂 津つ井 赤坂総本店
赤坂の高級老舗洋食店
東京メトロ千代田線赤坂駅より徒歩7分、創業70余年、「箸で食べる洋食」を掲げている老舗洋食店「赤坂 津つ井 赤坂総本店」。肉でご飯が見えないほどの「赤坂名物ビフテキ丼」が名物。A5ランクの黒毛和牛サーロインを秘伝のタレにつけて焼き、福井県産のコシヒカリの上にびっしりと敷き詰めた贅沢丼だ。上に乗ったバターを肉とご飯に絡めながら頬張ると、すべての美味しさが重なりあって口いっぱいに幸せが広がる。
タンシチューはキレのあるビターなデミグラスソースが特徴。ミニサイズもあるので、メインを別にオーダーして、もう一品としても楽しめるのがうれしい。
⑪ エルベ(elbe)
銀座でリーズナブルなタンシチューを堪能
東銀座駅より徒歩1分、路地裏にひっそりとある洋食店「エルベ(elbe)」。銀座周辺という場所柄、老舗洋食店のシチューは少々値段が張る店が多いが、エルベは比較的安価でいただける。店内は家庭的な雰囲気でほっと落ち着ける空間になっている。
シチューはビーフ・野菜・海老・貝柱・ミックスがあり、一番のおすすめはミックス(タン&ビーフ)だ。シチューは土鍋に入って提供されるので熱々。日本酒を隠し味に使ったデミグラスソースは上品な深みが感じられる。
土曜 11:30-14:30/17:30-21:30 ランチタイム無、ディナータイム料金
東京には牛タンシチューのお店がいっぱい!
牛タンシチューを食べようと思ってもあまりお店が思い浮かばないかもしれないが、東京には多くのお店がある。どの店舗も個性的でこだわりを持っている。ぜひ足を運びお気に入りのお店を見つけて欲しい。