味噌カツ以外も！名古屋栄の多彩なランチ店25選【食べログ3.5以上】

※食べログ評価の確認と店舗入れ替えを随時実施！！

栄の特徴とランチのお店を探す際のポイント

名古屋といえば日本で3番目の人口規模を誇る大都市。長い歴史と独自の文化を誇る、中部地方の中心地である。そんな名古屋の、さらにメインの繁華街といえば栄地区。大企業のビルが軒を連ね、百貨店やブランドショップがひしめきあう名古屋屈指の商業エリアである。

そんな栄はグルメスポットとしても知られた場所。舌の肥えた会社員からショッピング好きの名古屋マダムまで、うまいものを知る人が集まる栄の飲食店はどこもハイレベル。そして新しい店がどんどん生まれる場所でもある。

この記事では、そんな栄で今一番おすすめのランチスポットをご紹介。話題の店の限定メニューから、地元女子を引きつけるおしゃれカフェまで、名古屋グルメを満喫できる人気店がずらりと勢揃い。ひとりでゆっくりランチタイムを楽しみたい地元っ子も、「名古屋めし」を満喫したい観光客も、あらゆるニーズに応える内容になっている。ぜひこちらの記事を参考に、最高のランチとめぐり会ってほしい。

【食べログ3.5以上】栄の人気おすすめランチ店25選

鎌田

食べログTOP5000に入る名店。昼の極上ステーキはお値打ち価格！

「鎌田」は有名ステーキ店。高級店だが、ランチはリーズナブルにとびきりの肉料理がいただけるとあって、連日行列ができる人気店だ。

ランチは「200g弱ステーキセット」が人気。こちらは200グラム弱のステーキ肉が、どどんと盛られたボリュームランチ。付け合わせにたっぷりサラダとコンソメスープ、ライスがついて1,300円という内容だ。肉は甘辛いタレ焼きでご飯が進む味。女性には多く感じられるかもしれないが、ご飯そのものが美味なためスイスイ進むとの声が多数。並んでも食べる価値あり。「蒲田」の看板料理、ぜひあなたも味わって。

ほかにはカレーも名物。人気は「肉大盛りカレー（1,000円）」。お持ち帰りできるレトルトもあるのでお土産にぜひ。

しら河

名古屋といえばひつまぶし。老舗の味をリーズナブルに

「しら河」は、本店が浄心駅近くにあるひつまぶしの店。名古屋名物ひつまぶしは、市内に老舗がいくつかあるが、しら河は他店に比べてリーズナブルにいただけるのが特徴だ。相場で3,000円は下らないひつまぶしが2,000円台からいただけるとあって、名古屋っ子にも観光客にも人気の店である。

一番人気は「しら河のひつまぶし（2,750円）」。ひつまぶしの作法は、まず最初はそのまま、次に薬味とともに、最後はお茶漬けという流れだが、しら河でうれしいのが、お茶漬けの出汁を頃合いを見て持ってきてくれるところ。名店ならではの気遣いで、熱々のお茶漬けをいただけるのがうれしいポイントである。いつも並ぶ人気店なので、来店時間はピークをずらすのがおすすめ。

味処 叶（かのう）

名古屋名物・味噌カツ丼の発祥地！2018年食べログとんかつ100名店にも選出

「味処 叶（かのう）」といえば、名古屋では誰もが知る味噌カツ丼発祥の店。店は昭和24年創業。繁華街・栄の裏路地で70年近く営業を続ける老舗店である。

名物「元祖味噌カツ丼」は1,320円。どんぶりには味噌がしみたカツがびっしりで、ご飯が見えないくらいのボリュームだ。カツはひと口大にカットされているが、ひと切れがぶ厚く満足感も大である。このカツは揚げたあと、味噌の中で煮込んでいるため余分な油が落ちているのがポイント。見た目の濃さに反して、意外とさっぱり食べられるのが人気の秘密だ。

味噌カツが苦手な人も、ここのは好きという声もあるくらいの人気店。名古屋でグルメを楽しむなら絶対はずせない店。ぜひあなたも老舗の味を堪能して。

昇家 正々堂

正々堂々、正々堂。まっすぐな気持ちで本物の焼肉をあなたに

「昇家 正々堂（しょうや せいせいどう）」は名古屋市内に8店舗、焼肉・ホルモンの店を構える昇家グループのうちのひとつ。黒毛和牛専門のグループ店のため、どの店も高級路線。こちらもシャンデリアのある個室やチャージ料金が必要なVIPルームなど、ラグジュアリー感あふれる店構えになっている。

しかしランチはリーズナブル。黒毛和牛の定食が、1,000円以下から食べられるとあって店は連日大繁盛である。こちらも食べログTOP5000にランクインしており、味のほうもお墨付きである。そんな昼の人気メニューは「厳選炭焼塩タン重（980円）」。このお値段で、お重に塩タンがびっしりだ。極上肉を使っているので、店は何を頼んでもはずれなし。リーズナブルに最高の肉をぜひ。

LAYER’S

絶品手作りバーガーは全国トップクラスのうまさ！晴れた日はテラスがおすすめ

「LAYER’S（レイヤーズ）」は手作りハンバーガーの店。野菜は地場農家や契約農家の新鮮素材、肉は飛騨牛とオージービーフをブレンドした牛肉100%パティという贅沢素材をふんだんに使用。ファストフードでは望めない、極上「夢のハンバーガー」の店である。

来店するならランチがお得。単品だと980円のハンバーガーが、ランチタイムだとドリンク付きで1,000円というお値打ち価格である。連日昼は近所のOLでいっぱいだが、ランチは2時までなので、ゆっくりするなら時間をずらしての来店をおすすめする。

店はアメリカのオシャレなガレージスタイル。1階にテラス、2階にルーフトップバルコニーの席があるので、晴れた日は開放感あふれる空間で、大きくかぶりついて召し上がれ。

スパゲッティ・ハウス ヨコイ

あんかけスパの総本山！ミラカンは名古屋っ子のソウルフード

名古屋のB級グルメといえばあんかけスパゲティが筆頭だが、「スパゲッティ・ハウス ヨコイ」はその元祖の店である。1960年代、まだイタリア料理が一般的でなかった名古屋で、スパゲティを日本人の口に合うように作られたのがこのあんかけスパだとか。

今や名古屋のあらゆる喫茶店で食べられるようになったが、名物「ミラカン（950円）」はあんかけスパの手本のような品。ベーコン・ハム・ウィンナーの赤い軍団に、オニオン・ピーマン・マッシュルームの組み合わせ。ジャンクながらも人気抜群の、ヨコイで必ず食べるべきひと品だ。また、ランチタイムは定番スパに、お値打ち価格でトッピングがプラスされる。がっつり食べるならランチライムを狙うのがおすすめ。

泰山

古民家をリノベーションした風情ある店。定食はどれも絶品！

「泰山」は、大通りから少し入った、古い町家が並ぶ裏通りにたたずむ定食屋。丁寧に作られた定食がお値打ち価格でいただけるとあって、人通りの少ない路地ながらも地元では有名な店である。

昼も夜も定食の店だが、ランチタイムは日替わりと限定の定食あり。昼は通常メニューよりお得な内容のため、店は連日長蛇の列。素材はとにかく肉が上質。食肉卸の業者から直接仕入れており、いい肉を安く提供できるとのこと。おすすめは「シューマイ定食」。こちらはランチタイムだと通常880円が780円に。せいろで出されるシューマイと小籠包は熱々なので肉汁に気をつけて。またご飯は麦入りで、とろろもついているのがうれしいポイントだ。体が喜ぶランチをあなたもぜひ。

OTTAVO DEL BOTTEGON

鮮魚が自慢のイタリアン！魚は地元漁港より直送！

「OTTAVO DEL BOTTEGON（オッターヴォ・デル・ボッテゴン）」は、新鮮素材が自慢のイタリアン。尾鷲の漁港から仕入れる鮮魚と全国各地から取り寄せる野菜を、一流の腕で味わえる店である。

平日ランチのメニューは2種類。前菜とパスタの「パスタランチ（1,500円）」に、3,500円の「コースランチ」だ。コースは前菜から始まって、メインは肉も魚も両方、最後にデザートというフルコースである。週末のランチは、「Aコース（2,800円）」、「Bコース（4,500円）」というラインナップ。

店の雰囲気はカジュアルながらも料理は本格派。食器も料理に合わせてガラスプレートや和食器風のものを使うなど、美意識が行き届いているため女性に大人気だ。2階に個室があるので、女子会ランチやママ友会にぜひ。

（画像:公式Facebookページより）

東洋軒

名物ブラックカレーはとろけるうまさ。VIP気分で召し上がれ

「東洋軒」は三越の最上階にある店。名物は真っ黒いルウのブラックカレーである。もともと本店は東京で、皇居にも仕出しをした宮内庁御用達の店。精養軒などと並ぶ洋食の老舗だが、三重県津市に出張所を出店。その津市の初代料理長が、陶芸家の川喜田半泥子に依頼されて作ったのがこのブラックカレーだとか。

「ブラックカレー（1,000円）」は秘伝のスパイスに小麦粉、松坂牛の背脂を手間ひまかけて炒めたもの。漆黒のカレーは苦味などなくフルーティーで芳醇な味。また松坂牛の入った「プレミアムブラックカレー（2,100円）」もあり。極上松坂牛が入るといっそうコクが増して、もはやカレーとは別料理。カレーの概念が覆るうまさ、ぜひあなたも一度味わって。

名古屋コーチン 鳥しげ

とろとろ親子丼は誰もが絶賛のひと品！

ひとくちに地鶏といってもピンからキリまであるのは、誰しも実感するところではないだろうか。こちらの「名古屋コーチン 鳥しげ」は、母体の会社が鶏肉の卸売業者。そのため確かな品質の鶏肉を誇る、名古屋でも屈指の鶏肉料理店である。

おすすめは「親子丼（並1,200円）」。肉はプリプリでうまみたっぷり。味は名古屋らしく濃いめの甘辛タレがかかっているが、とろとろ卵が甘みを包み込み、まろやかな味に。ランチはほとんどの人がこれを頼むという、ダントツ人気ナンバーワンのメニューである。

東京第一ホテル錦内にあり、席は全席個室。完全予約制のため、必ず事前に連絡を入れておこう。ワンランク上の店で、ぜひ極上名古屋コーチンを楽しんで。

お肉食堂 にくきゅう

名古屋でローストビーフ丼を食べるならここ！特製ソースがたまらない！

「お肉食堂 にくきゅう」はその名の通り、肉料理が充実した定食店である。看板料理は「ローストビーフ丼（900円）」。どんぶりに、あふれんばかりに敷き詰められたローストビーフには、温泉卵と醤油のジュレ、マヨネーズがトッピング。これらは混ぜると絶妙なソースに早変わりする。卓上にはフライドガーリックがあるので、人と会う予定がなければぜひたっぷりとふりかけて。この組み合わせがたまらないと、リピーター続出の特製ソースである。

また、肉はプラス450円大盛りにすることもできる。ご飯は増量されず肉のみなので、ガッツリいきたい日はぜひ。肉を食べた満足感でいっぱいになると評判のこの店、ランチは混むので早めの来店がおすすめだ。

円居

ランチも夜と同じメニュー。洗練された大人の空間で極上の時間を

名古屋の「円居（えんきょ）」といえば、創作和食料理では名古屋で随一の店。店主が直接柳橋市場に足を運んで仕入れる最高の食材を、一流の職人技でいただける店である。

こちらはワインにもこだわりあり。ワインも店主がカリフォルニアを旅して見つけた、希少価値のあるものが中心だ。珍しい品がそろっているので、スタッフに相談して料理にぴったりのものを選んでもらって。ここではよそではなかなかお目にかかれない、カプコン創業者・辻本氏が手がけるワインもあるので、ワイン愛好家にはそちらもおすすめ。

ランチメニューは2018年9月から一新。昼も夜も同一メニューになった。大人の空間で極上の料理とワインを楽しむなら、ぜひここ「円居」で。

La Bottega Ostinato

頑固一徹、職人のイタリアン。記念日ランチにいかが？

「La Bottega Ostinato（ラ・ボッテガ・オスティナート）」、店名の意味は「頑固者が営む工房」とのこと。頑固なまでの素材選びや、繊細かつ大胆な調理方法は職人らしくいっさい妥協なしというのが店のモットー。そのため名古屋で一、二を争う人気イタリア料理店である。

ランチは3種類。平日のパスタランチは「Aコース（1,000円）」、自家製パスタとデザートがついた「Bコース（1,650円）」、メインもついたしっかり内容の「Cコース（2,880円）」という内容だ。

平日はやはりAコースが人気。選べるパスタに前菜、パン、ひとくちデザートに食後のコーヒーという充実ぶりで、店はわかりにくい場所にあるにも関わらず、付近のOLで連日いっぱいだ。ゆっくりするなら時間をずらしてご来店を。

昇家

人気グループ店の歴史はここから始まった。とろける黒毛和牛がたまらない

こちらは名古屋の焼肉チェーン店・昇家グループの1店舗だが、ここからグループの歴史が始まった創業の地である。黒毛和牛専門店のため肉はどれも極上。その中でも一番人気は「厳選和牛カルビ重（980円）」である。炭火焼きの和牛が、重箱の中でご飯が見えないくらいびっしり入った贅沢きわまりない一品だ。甘辛いタレは肉・とろとろ玉ねぎ・ご飯すべてとマッチして箸が止まらないうまさである。

ホルモンに自信のあるこの店は「厳選炭焼ミックスホルモン重（980円）」も人気。ギアラ、上ミノ、ハツ、レバーなど、定番ホルモンがこれまたぎっしり。タレは塩か味噌が選べるのでお好みを。人気店はどれもはずれなしなので、ぜひリピートしていろいろ楽しんで。

金太銀太

古き良き日本式パスタの店。たらこウニパスタは名物！

「名古屋メシ」という言葉があるが、名古屋ではあんかけスパといい、スパゲティが独自進化しているのが特徴といえるだろう。ここ「金太銀太」も、イタリアンではない名古屋スタイルのパスタが人気の店である。

看板メニューは「たらことウニと青ジソのパスタ（1,050円）」。来店する人のほとんどがこれを注文するというくらい人気のメニュー。たらことウニはクリーミーで濃厚。トッピングの青ジソは、クリームの濃厚さを引き締めてよいアクセントに。青ジソなしもあるが、あるのとないのとではまったく違うので、ぜひ「あり」でご注文を。ほかには醤油味のパスタなど、日本人好みのスパゲティがラインナップ。老舗はどれもはずれなし。ぜひ通って、全メニューを制覇してみて。

天さく

お昼に天丼を食べるならここ。ボリュームたっぷりランチは栄の名物

「天さく」は、夜はコース料理がメインの天ぷら屋だが、昼はランチ営業あり。ランチはお値打ち価格のため、わかりにくい雑居ビルの中にあっても連日満席の人気店である。

ランチメニューは「天丼（1,000円）」「かき揚げ丼（1,000円）」「特丼（2,100円）」の3種類。天丼は季節の野菜の天ぷらに、大きなエビ天が3尾載った欲張り仕様。かき揚げ丼のかき揚げは、プリプリの小エビがぎっしり。特丼は、野菜のほかエビ2尾、キスにかき揚げというまさにスペシャルな内容。どれも具材はどんぶりからこぼれそうなくらいの量で、そこに赤だしと漬物までつくという、ボリュームいっぱいのセットである。12時前に行っても並ぶことがあるくらいだが、並んでも食べる価値ありだ。

黒豚屋らむちぃ

厳選黒豚の味噌カツは、大量ネギと相性抜群！

「黒豚屋らむちぃ」は、厳選された黒豚が自慢のとんかつ店。ランチはとんかつ定食、カツ丼と人気メニューが並ぶが、こちらの一番人気はやはり名古屋、「味噌カツランチ（1,370円）」である。

この味噌カツランチ、味噌カツの上に刻んだ青ネギが大量にかかっているところが人気のポイント。甘めの味噌がしっかりしみたカツだが、ネギのおかげでさっぱり食べられる。また「味噌カツは食べたいけど、そこまでガッツリはちょっと」という人には「味噌串カツ（680円）」がおすすめ。こちらは味噌串カツが2本ついた定食。お値段ひかえめな分、ボリュームもひかえめ。お腹の空き具合と相談してチョイスして。名古屋で長く続く人気店。味噌カツならぜひ「黒豚屋らむちぃ」で。

角丸

アツアツぐつぐつハフハフ味噌煮込みうどんで、心も体もほっこりと

「角丸（かどまる）」は「味噌煮込みうどん」が名物。スタンダードな味噌煮込みうどんは800円で、濃厚な味噌のダシには、コシのある麺、ネギや麩、かまぼこなどがどっさり。モツ煮込みのような、独特の風味が食欲をそそる一杯である。こちらは見た目通りの濃い味だが、不思議とくどさがなく食べやすいのが特徴。紙エプロン支給なので思い切りすすって召し上がれ。

白ご飯と合うので定食スタイルで注文する人が多いが、店のおすすめはシメにご飯とチーズを投入して、チーズリゾット風で食べるスタイル。うまみの詰まった味噌だれを、最後まで堪能するならこの食べ方をぜひ。店は11時半くらいから混んでくるので、並ばず入るなら11時の開店直後に来店を。

東桜パクチー

いろいろ少しずつ食べられるバンコクランチは女性に大人気！

「東桜パクチー」は、ポップな屋台風の外観が目を引くタイ料理店。インテリアもタイの食堂風で、エスニックな雰囲気いっぱいで人気の店だ。

ランチの一番人気は「バンコクランチ（990円）」。こちらのメニューでうれしいのは、少しずつ人気のタイ料理がいただけるところ。グリーンカレー、バジルチリ炒め、生春巻き、トムヤムスープ、エビ団子の揚げ物にごはんとボリュームたっぷり。しかもちゃんとデザートまでつくという至れり尽くせりの内容に、昼はこれ目当ての女性客でいっぱいである。また、ランチは麺類もリーズナブルにいただける。トムヤムラーメンは700円、タイの屋台ラーメンは600円。こちらは160円で替え玉もできるので、足りない人はぜひ追加を。

鈴波本店 膳処

プロが焼く魚の味醂粕漬けは家庭で真似できない技

「鈴波」は名古屋市内のデパ地下を中心に、贈答用の味醂粕漬けの魚を販売する会社。「膳処（ぜんどころ）」は本店に併設された和食店で、調理したものが食べられる店である。

おすすめは「鈴波定食（1,296円）」。メインは味醂粕漬けの「本日の焼魚」。ほかに先付け、煮物、ご飯に赤だし、漬物、お口直しの梅ジュースがつくという充実の内容だ。味醂粕漬けは自宅で焼くと失敗も多いが、専門店の調理だと身はふっくら、皮はパリッで女性に大人気。ほかには「銀だら定食（1,620円）」もあり。ここでは必ずこれを頼むという常連もいるくらい人気商品である。鈴波定食は、ところてんなど季節のサイドメニューもつくので通う楽しみもあり。リピートしていろんな味を楽しんで。

手打ちそば 創愿

オシャレな雰囲気で食べる本格そば。十割そばは大人気！

「手打ちそば 創愿 （そうげん）」は、そば屋ながらもオシャレなカウンターバーのような雰囲気の店。もちろん味は本格派で、手打ちの二八そば、十割そばはいずれもファンが多く、地元のそば好きで知らない人がいない名店である。

昼のおすすめは「鴨ざるセット・素揚げ野菜付き（1,780円）」。こちらは鴨肉がたっぷり入った熱々のつけ汁に、そばをくぐらせていただくもの。つけ汁には鴨のうまみがしっかり詰まっているので、最後は蕎麦湯と一緒に飲み干して。セットには稲荷寿司がついているが、このお稲荷さんもゴマの風味が香ばしい人気のひと品だ。店は十割そばにファンが多いことでも有名。十割らしい香り高い風味と、ざらりとした食感がたまらないのでこちらもぜひ。

酒津屋 中店

地下街の名物居酒屋。ランチ・昼酒、どちらで攻める？

「酒津屋 中店」はなんと創業明治29年。酒販店としてスタート、今のように飲み屋の営業を始めたのは昭和40年という、栄の顔のような居酒屋だ。朝は7時から営業、閉店は24時。朝酒・昼酒・夜の居酒屋と全方位で大活躍の、名古屋の飲み助に頼もしい味方である。

昼は「セレクトランチ（900円）」という定食メニューが人気。こちらはメインが11種類のおかずから2種類選べるというもので、ご飯・赤だし・漬物がついている。メインはとんかつ（味噌かソース）、串カツ、イワシフライといった揚げ物系から、マグロの刺身やサバの煮付けなど魚系も。ぜひ通っていろんな味を楽しんで。他府県から来た人は、赤羽や新世界の雰囲気と呼ぶこの店。昼酒も心置きなくどうぞ。

うどん錦

カレーうどんといえばここ！人気テレビ番組でも紹介された名店

「うどん錦」はカレーうどんが人気の店。看板の「特製カレーうどん」は750円。こちらはうどんにカレールウをかけるタイプではなく、注文が通ればその都度鍋で作るという手間ひまかかったものだ。醤油ベースのルウは見た目はクリーミー。けれどもスパイスはしっかりきいており、食べると後からどんどん汗が噴き出してくる辛さが特徴だ。麺はコシのある手打ちで、とろみのあるルウと相性ばっちりだ。具は豚肉、ネギ、厚揚げ。この厚揚げからしっかりコクが出ており、このカレーうどんの名脇役である。

店はきつねうどんや月見うどんなど、うどん屋の定番メニューがそろっているが、来店客の9割以上はカレーうどんを注文するとか。間違いのない味をあなたもぜひ。

そ〜れ

あんかけスパ、「そ〜れ」は発祥、ヨコイは元祖。あなたはどちら派？

名古屋名物のあんかけスパ、あんかけスパにつながる濃厚ソースを生み出した店はここ「そ〜れ」。その後「そ〜れ」から独立した人が「ヨコイ」をオープン。そのためあんかけスパの発祥は「そ〜れ」、元祖は「ヨコイ」と言われている。

そんな歴史を持つあんかけスパだが、こちらのおすすめは「玉子ヨセ（950円）」。あんかけスパ用の極太麺の上に玉子が天津飯のようにかかり、その上にトンカツがドンと載ったボリューム満点のひと品だ。もちろんあんかけソースたっぷりの、「そ〜れ」の名物料理である。

ちなみに各店自慢のあんだが、「ヨコイ」はトマトの風味が強く、「そ〜れ」は肉汁がしっかり感じられるのが違いだとか。ぜひ両方足を運んで、食べ比べをしてみて。

冨士屋本店

老舗和食店のランチは極上。ランチタイムは短いので急いで！

「冨士屋本店」は、名古屋では有名な老舗日本料理店。ふぐ料理が看板で、夜のふぐ料理のコースは1万円からという超高級店である。

そんな冨士屋本店だが、昼はリーズナブルに定食をいただける。「焼き魚定食」はその日の魚によって950〜980円、「さば味噌定食」は950円。1,000円以下で高級店の味を楽しめるとあって、連日界隈の勤め人でにぎわっている。しかも料理はメインディッシュのほかに小鉢、冷奴、漬物、ご飯、味噌汁にフルーツまでついているという盛りだくさんの内容だ。ほかには「うな丼定食2,480円」、「ミニうな丼（1,500円）」なども。こちらは継ぎ足しの秘伝のタレが自慢。このランチタイムは1時半で終了。普通の店より早仕舞いなので、来店は余裕を持ってお越しを。