名古屋で ‟お安め” ひつまぶしランチ!
名古屋といえばやっぱりひつまぶし。ひつまぶしを提供する店は老舗で伝統ある和食店も多いため、値が張るイメージがあるが、2,000円~3,000円前後という比較的安価でひつまぶしランチが食べられる人気店10選をご紹介する。
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名古屋の ‟お安め” ひつまぶし 10選
①【名古屋駅】うなぎ 四代目 菊川 ミッドランドスクエア 名古屋本店
②【名古屋駅】香楽(こうらく)
③【名古屋駅】ひつまぶし稲生(いのう) エスカ店
④【栄】しら河 栄ガスビル店
⑤【栄】一富士(いちふじ)
⑥【栄】いば昇(いばしょう)本店
⑦【新栄】多門亭(たもんてい)
⑧【熱田】大和田(おおわだ)
⑨【瑞穂】うな豊(うなとよ)
⑩【ささしまライブ】うな東
①【名古屋駅】うなぎ 四代目 菊川 ミッドランドスクエア 名古屋本店
洗練された店内でコスパ良好なひつまぶし
創業90年を越える老舗卸問屋が運営する鰻料理専門店「うなぎ 四代目 菊川」。東京にも店舗をもつ人気店だ。
本店は名古屋駅にある商業施設ミッドランドスクエア内にあり、若い人や家族連れでも入りやすい雰囲気なので気軽に訪れてほしい。
旨味をぎゅっと凝縮させた肉厚のうなぎは、注文を受けてから職人がじっくりと丁寧に焼き上げる。
うなぎの ‟一本焼き” が有名なお店で、ひつまぶしも「一本ひつまぶし」(5,480円税込)がある。
ぎっしりと詰まったご飯の上に細かく刻んだうなぎがたっぷりと乗ったひつまぶしはボリュームも満点。
もう少し安くひつまぶしを楽しみたいなら、「うなぎ四代目菊川の ひつまぶし」(4,380円税込)がおすすめだ。
②【名古屋駅】香楽(こうらく)
駅ナカで手軽に上等ひつまぶし
名古屋駅近くで手軽にひつまぶしを食べたい、というときにおすすめなのが「香楽(こうらく)」。
JR名古屋駅地下の名古屋うまいもん通りの一画にある。買い物帰りや移動のあいまにふらっと立ち寄りやすい雰囲気もうれしい。
さすがにランチタイムの行列はやむを得ないが、入店してからはあまり待たずに配膳される。
手軽でも味は文句なしで駅ナカで本格的なひつまぶしが食べられる穴場スポットといえるだろう。値段は、ひつまぶし大が3,850円(税込)、ひつまぶし小が3,080円(税込)。
甘辛い味噌の味が特徴的な味噌カツやカリカリの手羽先などの名古屋めしも楽しめる。
③【名古屋駅】ひつまぶし稲生(いのう) エスカ店
名古屋市民に愛される地元系ひつまぶし
名古屋の地元民もひいきにする「ひつまぶし 稲生(いのう)」。名駅直結のエスカ地下街にいくつかあるひつまぶしのお店の中でも、よりリーズナブルにひつまぶしを食べられる。
駅ナカという利便性もポイントだ。
ひつまぶしは2,980円(税込)とお安くても味は一級品。鰻は細かく刻まれているため食べやすく、外側はかりっとした食感になるように強めに焼かれている。
創業から継ぎ足し続けているタレは甘さとコクが感じられつつ、しつこさは皆無。
食べ方も詳しく明記されているので、ひつまぶし初心者にもおすすめだ。
④【栄】しら河 栄ガスビル店
秘伝ダレが食欲をそそるひつまぶし
「しら河 栄ガスビル店」は、地下鉄矢場町駅から徒歩2分とアクセス良好で立ち寄りやすい店だ。
掘りごたつの座敷もある店内はほどよく高級感にあふれ、仕事関係の会食や家族での慶事の席にもぴったり。もちろん普段使いも大歓迎だ。
うなぎはこんがりと焼かれ、立ち上る芳ばしい香りがたまらない。また、タレにもこだわりがあり、数十年間受け継がれているという秘伝の醤油ダレを使用している。
一番人気の「しら河のひつまぶし」は3,100円(税込)とリーズナブルなお値段。‟フワッ・カリッ” の食感コントラストが最高だ。
うなぎを堪能したい人は「特上ひつまぶし」(5,600円税込)を。器にぎっしりと敷き詰められたうなぎが、お腹も心も満足させてくれるだろう。
⑤【栄】一富士(いちふじ)
老舗の和食店で安定のひつまぶし
地下鉄伏見駅の近く、名古屋・広小路通沿いに位置し、大正時代創業の和食の老舗といえば「一富士(いちふじ)」。
うなぎはもちろん、夏は鮎(あゆ)、冬は天然フグなど四季折々の食材を使った懐石料理が楽しめる。
ひつまぶしは、国内産の肉厚なうなぎを直火焼きでふっくらと仕上げている。ご飯は新潟県産コシヒカリにこだわり、タレ合うように少し固めにした炊き具合も抜群。
櫃まぶし(ひつまぶし)は薬味、吸物付で3,600円(税込)。ちなみに鰻丼(うなどん)は2,750円(税込)とさらに安い。
大正時代から地元の人に愛されてきた味を、自身の舌で味わってみよう。
⑥【栄】いば昇(いばしょう)本店
名古屋ひつまぶし、総本山のひとつ
東山線栄駅より徒歩5分ほどの場所にある「いば昇 本店」。「あつた蓬莱軒」と並ぶ名古屋ひつまぶしの ‟総本山” で、明治42年創業という老舗中の老舗。
同じ「いば昇」という名前うなぎ店が錦3丁目にも店を構えているが、本店とは全く別の店舗なので注意が必要だ。
いば昇 本店のひつまぶしの特徴は、のりがあらかじめご飯の上に敷いてあるところ。程よく焼きが入ったうなぎは、皮がパリッとして中はふっくら柔らかい。
有名店でも、吸い物付きの上ひつまぶしが3,750円とお安い価格がありがたい。うな丼であれば、2,810円でいただける。
⑦【新栄】多門亭(たもんてい)
2,000円台から選べるひつまぶし
地下鉄東山線の「新栄町駅」より徒歩5分ほど。蔦でびっしりと覆われた外観が印象的な創業120年超えの老舗うなぎ店。
うな丼、ひつまぶしの各種セットのほか、天丼や天ぷら定食もあって、ランチタイムは多くの人でにぎわう。
表面の焼き目が食欲をそそるひつまぶしは、うなぎの量により2,000円台~5,000円台までチョイス可能。濃厚で味わい深いのタレにもやみつきになる。
お酒を飲む人にはビールの小瓶もしくはお銚子にひつまぶし、お刺身や小鉢がついた「多門亭ほろよい三品セット」もおすすめだ。
また、一日限定10食の「多門亭ランチ」(1,650円税込)も人気で、ひつまぶし、お刺身、汁物、漬物、フルーツがセットになっている。
⑧【熱田】大和田(おおわだ)
ひつまぶしの超有名店でも良心価格
名古屋市熱田区にある行列のできるうなぎ店。熱田といえばひつまぶしの名店「蓬莱軒」があるが、「大和田」も同じように絶品のひつまぶしをよりお安く食べることができる。
高級料亭のように趣のあるたたずまいで、店の中心には風情豊かな日本庭園も。敷居の高さについては心配無用で、全席座敷の店内は家族連れのお客さんも多い。
匠の手により炭火で丁寧に焼き上げられたうなぎはさっくりふんわりの口福感。甘辛いタレがたっぷりとしみたごはんとの相性は抜群だ。
ひつまぶしの「並」は3,300円(税込)と良心的な価格。「特」でも4,620円(税込)で食べられる。サクサクとして軽い食感の奈良漬けがよい箸休めになってくれるだろう。
⑨【瑞穂】うな豊(うなとよ)
丼スタイルのがっつり系ひつまぶし
創業昭和35年の老舗専門店「うな豊(うなとよ)」。食べログ百名店の常連で、最高のひつまぶしをリーズナブルに食べられる店として有名だ。
店内は昔ながらの風情でなんともホッとする雰囲気。地元客と観光客が席を並べて自慢のひつまぶしに舌鼓をうつ。
備長炭の遠赤外線効果で内部までじっくり火を通したうなぎは驚くほどのふっくら加減。クリスピーな皮目とのコントラストがたのもしい。
うな豊のひつまぶしはおひつではなく丼でいただく豪快スタイル。気軽なランチにも人気の「まぶし丼」(3,890円税込)はテイクアウトだとさらにお安い。
すべてのメニューがテイクアウトできるのも、魅力のひとつだろう。
⑩【ささしまライブ】うな東(うなとう)
鰻まるごと1本を使うひつまぶし
名古屋市中川区にある「うな東」も、創業54年を迎えるうなぎの老舗店。落ち着いた雰囲気の店内からは、趣のある小さな中庭も望める。
バースペースや座敷個室も完備されているので、記念日のディナーや家族の集まりにもおすすめだ。
パリパリとした厚めの皮、ほくほくとした身のうなぎが身にまとうのは54年間継ぎ足されている秘伝のたれ。大きなうなぎが入ったう巻きや、クリーミーな肝吸いも人気が高い。
贅沢にもうなぎ一本が使われたひつまぶしは4,980円。イベントごとには大名碗という大きな器に3本のうなぎとご飯が敷き詰められた「大名ひつまぶし」(13,800円)もおすすめである。
ランチにも!安くておいしいひつまぶし
名古屋でリーズナブルに食べられる人気のひつまぶしをご紹介した。味は一級でも値段お安めで満足度の高いひつまぶしばかり。気軽に楽しめるひつまぶしは、ランチタイムにもぴったりだ。名古屋を訪れた際には、ぜひチェックしてほしい。(執筆者:めしレポ編集部)