東京駅周辺の特徴とラーメン店を探す際のポイント
ラーメンといえば全国各地にご当地ラーメンがあるが、東京は都市全体がラーメン激戦区。というのも、日本初のラーメン屋は戦前、浅草でオープン。スープは醤油味、具はメンマやチャーシューと、現在まで続くスタイルはその店が作ったとか。そこが人気を博したことで、都内では続々とラーメン屋が開業。現在では醤油味にとどまらず、多くの店が独自のおいしさを追求している。
そしてここ東京駅周辺では、全国から集まる人に自慢の味を味わってほしいと、都内の有名店がつぎつぎと出店。この記事では、人気店がそろう東京駅でも特におすすめの店をラインナップした。こってりからあっさり、シンプル系から複雑系まで、あらゆるタイプのうまい店をセレクトしたので、必ずあなた好みの店が見つかるだろう。
記事は、複雑で巨大な東京駅で迷わないよう「駅チカ」「丸の内側」「八重洲側」とエリアを分けてご紹介。ぜひ駅に着いたらこちらを参考に、行きたい店に直行してほしい。
【食べログ3.5以上】東京駅周辺の人気おすすめラーメン・つけ麺18選【エリア別】
①東京駅駅チカの人気おすすめラーメン・つけ麺6選
②東京駅丸の内側の人気おすすめラーメン・つけ麺3選
③東京駅八重洲側の人気おすすめラーメン・つけ麺7選
東京駅駅チカの人気おすすめラーメン・つけ麺6選(目次)
店舗 (クリックで詳細) |
ジャンル |
塩ラーメン | |
魚介豚骨ラーメン | |
ベジそば | |
豚骨ラーメン | |
つけ麺 | |
鶏そば |
ひるがお
東京ラーメンストリートオープン時からの「顔」の店
こちら「ひるがお」は、東京の人気ラーメン店が一堂に会したグルメスポット、「東京ラーメンストリート」の中の一店だ。東京ラーメンストリートは2009年にオープン。以来、何度かリニューアルがあり、その都度店の入れ替わりがあったのだが、ひるがおはオープン当時からこの地で営業。このストリートで一番の老舗である。
塩ラーメンがデフォルトであるひるがお、中でも一番人気は「海老塩わんたん麺(1,000円)」。この海老塩わんたん麺は、塩ラーメンに海老の香るわんたんが4つ載ったもの。優しい味のスープとともにのどに落ちるワンタンは、つるりとした食感が自慢。海老の風味と、鶏スープの繊細さがベストマッチしたひと品だ。こちら一番のおすすめなので、迷ったらぜひ。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F 東京ラーメンストリート
東京駅 斑鳩
魚介豚骨ラーメンならここ。東京駅限定メニューもあり!
「東京駅 斑鳩」は、市ヶ谷にある伝説の店「九段 斑鳩」の支店。斑鳩といえば魚介豚骨スープのパイオニアだが、こちらのスープはただ濃いだけではない。とろりとした豚骨スープの中にはしっかりカツオ風味も感じられ、濃厚とあっさりが絶妙なバランスに仕上がっている。
おすすめは「東京駅らー麺(1,000円)」。こちらは基本メニューの「らー麺(780円)」に、メンマ・チャーシュー、味玉を追加したもの。チャーシューは箸でつまむと固さを感じるが、口に入れるとホロリと崩れる舌触り。メンマはびっくりするほどの長さだが、クセがなく上等なので、苦手な人こそ食べてほしいひと品だ。いつも行列ができるので、新幹線・電車に乗る前の人は時間に余裕を持って来店を。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F 東京ラーメンストリート
ソラノイロ ニッポン
名物ベジソバは、女性と外国人に人気のヘルシーラーメン!
「ソラノイロ ニッポン」は、麹町の本店がなんと3年連続ミシュランにも掲載されたという実力派。グループ店は「女性のお客様」「ベジタリアンのお客様」「外国人のお客様」をターゲットにしており、スープにも麺にも、野菜をたっぷり使ったヘルシーなラーメンが売りである。
東京駅の人気ナンバーワンは「特製ベジソバ(1,100円)」。麺はパプリカが練り込まれた鮮やかなオレンジ色。スープもラーメンらしくない、濃厚な野菜のポタージュスープ風。トッピングには旬野菜がたっぷり。このスープと麺、そして具の組み合わせは、まるでどんぶりに入ったフレンチのようなひと品だ。ラーメンを超えたおいしさで人々を魅了する味、東京駅に着いたらぜひお試しを。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F 東京ラーメンストリート
俺式 純
人気チェーンは安定のおいしさ。どれを選んでも間違いなし!
「俺式 純」は、一世を風靡した「せたが屋」系列の人気店。人気は全部載せの「豚骨DX(1,030円)」。スープは豚骨、麺は固めの細麺。トッピングには明太子がひと切れ載っているという、博多ラーメンスタイルの一杯だ。さすが人気店だけに、すべてのバランスがよく、スープは最後まで飲み干せるうまさである。この店で迷ったら、ぜひこの一杯を。
また、せたが屋グループらしく、グループ定番の「やりすぎ煮干しラーメン(850円)」もある。しっかり煮干しの味を感じられるこちらも、本家同様人気のひと品。こちらはチャーシューが炙ってあるのがおいしさの秘訣である。有名チェーンなだけに、どのメニューも安定のおいしさ。ぜひこの店では迷う楽しみも味わって。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F 東京ラーメンストリート
六厘舎
六厘舎に説明はいらない。あの名店が東京駅でも
ここ「六厘舎」に説明はいらないだろう。日本中につけ麺ブームを巻き起こした立役者である。2009年のラーメンストリート開業以来、一年中行列の絶えないラーメンストリート一の人気店である。
つけ麺は830円。けれどもこちらではぜひ、特製つけ麺(1,030円)を味わってほしい。こちらはスタンダードつけ麺に、味玉とほぐし豚肉がプラスされたもの。卵はどろりと濃厚なスープを、まろやかに変化させる味変アイテム。普通のつけ麺だけでは物足りないひとにはぜひ。
またこちらの薬味は、ライム酢やゆず粉など、ほかにはないオリジナルアイテムも充実。ライム酢は濃厚なつけ汁とも相性バッチリだ。ぜひ途中で少し加えて、奥行きのある味を楽しんでみて。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F 東京ラーメンストリート
為治郎
京都の八ツ橋店がプロデュースする店は、上品な京風ラーメンが自慢
「為治郎(ためじろう)」は、1689年創業の老舗八ツ橋店がプロデュースする店。そのため店内は白木を基調にした純和風。店員さんも和服の女性で、店に入るとまるで京都に来たかのような雰囲気が味わえる。
そんな為治郎だが、こちらのおすすめは「鶏そば(900円)」。白濁した鶏スープは、外見はこってりだがさすが京風、出汁のきいたあっさりした味わい。味玉と白髪ネギ、チャーシューというシンプルなトッピングとよく合うスープである。また、八ツ橋の会社らしく、おまけに八ツ橋が一つついてくるのもうれしいサービスだ。
朝は7時半からの営業。東京駅で朝ラーをするのにもおすすめ。駅の喧騒をよそに、ゆったりラーメンを食べるならぜひ為治郎で。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街1F