カヌレって何?
カヌレというお菓子を知っていますか?ケーキ屋などに売っているお菓子で、溝のあるカヌレ独特のフォルムと黒く焼き色のついた見た目が特徴的。外は固く香ばしく中はしっとりと柔らかい食感の焼き菓子です。
古くはフランスボルドーの女子修道院で作られていた郷土料理で実はおうちでも簡単に作れるお菓子。
近年見た目もかわいく一つ一つが小さく食べやすいのもありSNSをきっかけに多くのメディアやテレビなどで取り上げられ、若い女性を中心に大流行している話題のお菓子なんです。
また変わり種のカヌレも続々と登場している。古くからカヌレの生地にコーヒー液体を入れたコーヒーカヌレというものは存在していますが、最近は半熟のものや中にチーズクリームを入れたものなどがあり、この記事ではそれらの目新しいカヌレを中心に紹介していきます!
店舗 (クリックで詳細) | カヌレの特徴 | 場所 |
ル パン ドゥ ジョエル・ロブション | 1つ80円のカヌレ | 東京・渋谷 |
boB | カヌレ専門店の半熟カヌレ | 東京・原宿 |
LOUANGE TOKYO Le Musee | チーズケーキxカヌレ | 東京・銀座 |
ラ スール | 福岡発のカヌレ専門店の生カヌレ | 東京・新宿 |
kawara CAFE&DINING | 和と洋がコラボしたお茶カヌレ | 東京・新宿 |
canele de CHIANTI | 最大18種類もあるカヌレの新ブランド | 新潟・関屋 |
和む菓子 なか又 | 人気店とコラボした”和かぬれ” | 群馬・前橋 |
ル パン ドゥ ジョエル・ロブション
1つ80円のカヌレ!?
「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」のカヌレは全店舗でも人気ナンバーワンを維持する焼き菓子。
おススメのカヌレはミニカヌレ。
パンと一緒に楽しんでほしいが通常のカヌレでは大きすぎるという想いから生まれた1口サイズのミニカヌレはカヌレの外側の黒い部分のカリっとした食感が存分に楽しめる一品。バニラの甘くて濃厚な香りがたまらない味。
ミニカヌレよりもサイズの大きいプチカヌレや、通常サイズのカヌレも販売しているのでカヌレの中身が楽しみたい人はそちらもおすすめとなっている。
boB
カヌレ専門店の半熟カヌレ
2021年4月に原宿にオープンしたばかりのカヌレ専門店「boB」。
半熟カヌレがウリのこのお店は、外は通常のカヌレと同じくカリっとしているが、中はトロりと溶けだすような滑らかな食感。1つのカヌレと思えないほどに様々な味わいの変化をさせる。
半熟カヌレは製法にこだわっており、生地の製作からトッピングの出来上がりまで丸2日を要する。季節のフルーツや食材を使い常時8種のカヌレが店頭に並んでいるので毎月目が離せない。
また、和牛のローストビーフやチーズを使用した塩気の強い食事系のカヌレもあるのでそちらも是非お試しあれ。
LOUANGE TOKYO Le Musee
チーズケーキxカヌレのコラボレーション
見た目はカヌレなのに中身はチーズケーキなカヌレ「カヌチー」
カヌレと見間違えてしまうこのスイーツはカヌレのカリっとした食感と中から出てくるチーズクリームがたまらない一品。
また、このカヌチーを作っている「LOUANGE TOKYO Le Musee」はパティシエ世界大会で2冠を取っている、グランシェフ藤田浩司氏が製作している。
美術館のようなインテリアをイメージした店内に美術品のように飾られており、一度その雰囲気を味わってみてほしい。
ラ スール
福岡発のカヌレ専門店の”生カヌレ”
逆さにしたいつものカヌレに生クリームが乗った「生カヌレ」。
濃厚な味わいのカスタードクリームとたっぷりと詰まったキレのいい良質な生クリームが入った生カヌレは夏にぴったりの味わい。もっちりとした食感に生クリームが絶妙なバランスが取れている一品。
この生カヌレは4個セットで販売しており、バラでの販売はしていないので注意。
他にもカヌレにイチゴや抹茶などのチョコをかけたかわいいカヌレも販売しているのでこちらも要チェックだ!
kawara CAFE&DINING
和と洋がコラボしたお茶カヌレ
ひとたびかじればカリっとした食感の中からお茶の香りが広がる「お茶カヌレ」。
生地やかかっているチョコレートに丸七製茶株式会社のお茶を使用しており、カヌレなのにお茶を深く感じられる。まさにこのお茶カヌレのコンセプト通り”お茶を食べる”ような味わいになっている。
抹茶味、ほうじ茶味に続き和紅茶味が追加され、ますます勢いを増しているお茶カヌレでほっと一息ついてみては?
canele de CHIANTI
最大18種類もあるカヌレの新ブランド
新潟にできた初のカヌレ専門店「canele de CHIANTI 」。
季節などによって変わるが最大18種類のカヌレが1つ1つショーケースに入って展示されており、まるで博物館のようなお店。
このお店のダントツの一番人気は塩キャラメル。ほろ苦さと甘さそして塩のバランスがよく、お客さんからは必ずと言っていいほど注文が入ってくる一品。
また変わり種としては西京味噌があり、あまじょっぱくクセになる味わい。
18種類もあるためどれにしようか迷ってしまうが展示されているカヌレを見ながらじっくり考えるのもいいかも。
和む菓子 なか又
L’ATELIER deLIENのオーナーシェフ上原浩一氏とのコラボした”和かぬれ”
銀座や六本木にポップアップショップがあり、そこで連日売り切れ続出の”和かぬれ”
和む菓子 なか又とL’ATELIER deLIENがコラボした商品。
カヌレを日本人の好みに合うようにブラッシュアップして独特のもちもち食感に仕上がっており、カヌレ本来の香ばしさと中のクリームが合わさり絶妙なハーモニーを醸し出している。お酒やコーヒーなどにもピッタリの味となっている。
6個入り3200円とカヌレの中では少しお高めだがそのお値段に見合った味なので是非一度ご賞味あれ。
まとめ
今回は東京を中心に各地でも話題沸騰中のカヌレの特集をお届けしました!
コロナ禍の影響もあり、店舗だけでなく冷凍通販もやっているお店が多くあります。
遠くて足を運べない方やこのご時世で出歩くのはちょっと…という方でも楽しめるのでそちらもチェックしてみてください!