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酒造メーカー5社が初集結、相模原の魅力をPR

2023年7月20日、明治屋ホール(東京都中央区京橋2丁目2番8号明治屋京橋ビル7階)で「Made in SAGAMIHARAを知り、相模原を味わう」をテーマに相模原市とメディアの交流会が行われた。

都市と自然がベストミックスしたまち



交流会の冒頭では相模原市の紹介が行われた。転入超過数が全国約1,700自治体のうち12位、0-14歳の転入超過数が前年の約2倍となっており、相模原市の住みやすさの魅力が伝えられた。
都市部はレクリエーション施設やスポーツ公園があり子育て環境が充実しており、中山間地域では豊かな自然の中、キャンプ・グランピングを始め、農作物を楽しむことができるエリアとなっており、子育て、教育、起業、第2・第3の人生を楽しむなら相模原、と市の特徴や今後の発展が楽しみとなる内容であった。
アクセスが便利になるリニア中央新幹線の開業も期待である。

市内の酒造メーカーが初集結


相模原市の紹介の後は市内の5社の酒造メーカーからお酒の特徴や今後の取り組みなどが発表された。
県内で最も古い歴史を持つ宝暦年間(1751年)創業の「清水酒造」。弘化元年(1844年)創業の「久保田酒造」。国の特区制度を活用して相模原ワインの生産をスタートした「Kentoku Winery」。イタリア発祥のリキュール「アマーロ」を日本で醸造する「伊勢屋酒造」。自然豊かな場所で無ろ過・無清澄のクラフトビールをつくる「Jazz Brewing Fujino(ジャズ・ブルーイング・フジノ)」。
交流会では、各メーカーが持参したお酒が提供され、お酒に懸ける思いのトークと共に会場は盛り上がった。
相模原市内の酒造メーカーではあるが、お酒の種類も異なっており、同じ場で試飲する機会も無い中で貴重な会となった。

振舞われたお酒の紹介

Jazz Brewing Fujino


佐野川が流れる静かな山あいにあるクラフトビール醸造所。地域の協力によって、2018年5月からこの地で醸造している。
無ろ過・無清澄によるビールは、麦芽の風味とホップの苦み、少ない時間煮だしたホップの香りのバランスが醍醐味のAMP UP IPA(アンプアップアイピーエー)と藤野産の茶葉を香りづけに使い、キリっとした苦みが特徴のVOX POP(ボックス ポップ)の2種類。

久保田酒造


丹沢山系の湧水を用いて日本酒「相模灘」の製造を行っている創業弘化元年(1844年)の老舗酒蔵。
基本に忠実な吟醸造りをベースにしながら、穏やかに香る自然な吟醸香で、米の旨味を生かしたバランスの良い食中酒を目指す。
歴史を守りながら、常により高い次元の美味しさを追求する次世代の酒蔵として注目されている。

清水酒造


徳川九代将軍・家重の時代、宝暦年間(1751年)の創業。県内では最も古い歴史をもつ蔵で、初代・藤八郎が現在の緑区相原で酒造りを始めたと伝えられている。
五代目・定一郎の時代に、より良質な水を求め、現在の緑区中野に移る。
八代目となる巖にちなみ、その水をふんだんに使った「巖乃泉(いわおのいずみ)」を銘柄にする。

Kentoku Winery


産業廃棄物中間処理業の大森産業(株)が運営するワイナリー。
2015年ごろから苗木の定植を始め、現在は約7,000㎡の敷地で、欧州品種を中心に13品種、約3,300本の醸造用ブドウを栽培。
2023年1月11日には果実酒製造免許を取得し、自社栽培・醸造による市内唯一の「相模原ワイン」の生産をスタートさせた。

伊勢屋酒造


イタリア発祥のリキュール「アマーロ」を日本で醸造。
蔵は甲州街道9番目の宿場町・小原に現存する築100年の古民家を再生。
独自のボタニカルレシピで仕上げたアマーロを「スカーレット」と名付け、古典的な方法で、かつ製造から瓶詰まで全てハンドメイドで行っている。