【食べログ3.5以上】天神駅周辺のおすすめラーメン10選

天神駅周辺の人気おすすめラーメン10選（目次）

天神駅周辺① Shin-Shin

天神で愛される屋台叩き上げの味。誰もが飲み干す絶品スープ

「博多らーめん Shin-Shin」は、有名ラーメン店がひしめく天神界隈でも、超がつくほどの名店。壁には芸能人の色紙がびっしり。駅から少し歩く立地ながらも、昼は開店前から長蛇の列という、群を抜いた人気店である。

おすすめは「Shin-Shinセット（900円）」。こちらはデフォルトの「博多Shin-Shinラーメン（650円）」に「半やきめし（350円）」がついたお得なセットメニューである。スープはもちろん豚骨。けれども香味野菜のうまみと風味がたっぷり溶け出した、すっきりとした味わいが特徴だ。やきめしはパラパラで具沢山。ピンク色のハムと、ネギの鮮やかな緑色が食欲をそそる、こちらも看板のひと品である。店は夜中でも混雑する。ゆっくりするなら早めのディナータイムがおすすめだ。

天神駅周辺② 節ちゃんラーメン

創業昭和21年。親子3代で味を守る店

「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」は、親子3代に渡り味を受け継ぐ店。長年地元で愛される店は、家族連れのお客さんが多いことでも有名だ。それだけおいしく、そして安心できる店と言えるだろう。

王道はラーメン（550円）。こちらはラードたっぷりながらも、醤油がしっかりきいているキレのある味。麺は細めの平打ち麺。博多には珍しい柔らかめの麺で、しっかりスープを持ち上げる頼もしい相棒である。長年支持されるだけあって、ここのラーメンはもはやすべてが完成された一杯である。

赤いのれんにどんぶりの雷文。どこか懐かしい雰囲気は誰もが落ち着ける店だ。一杯のラーメンでほっとくつろぐなら、ぜひここ「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」で。

天神駅周辺③ 兼虎

「豪快で荒々しく、漢らしい一杯」がコンセプト。漢だけでなく乙女もぜひ

こちら「兼虎（かねとら）」、名前もコンセプトも勇ましいが、製法も豪快そのもの。スープは寸胴に、ふたが閉まらないほどの具材を投入。オリジナルレシピで長時間煮出したこちらのスープは濃厚でうまみたっぷりだ。麺も特注で、スープの濃さに負けないモチモチ食感と太さが絶妙のひと品である。

看板メニューは「濃厚つけ麺（880円）」。豚骨と魚介の濃厚スープには、魚粉が山盛り。つけ汁は、スープ・タレ・魚粉と、それぞれパートが分かれているが、最初は一気に混ぜず、様子を見ながら麺にからめて食べるのがおすすめだ。またこちらはにんにくとの相性も抜群なので、休み前ならたっぷり入れて。博多でつけ麺を食べるなら、漢も乙女もぜひこちら「兼虎」に。

天神駅周辺④ 久留米 大砲ラーメン

久留米ラーメンの代表といえばここ。「呼び戻し製法」はここから歴史が始まった！

「久留米 大砲ラーメン」といえば久留米ラーメンの代表格。久留米ラーメンと博多ラーメンの違いは、スープの「呼び戻し製法」にある。この製法は、スープを切らさず、継ぎ足し継ぎ足しで作っていくというもの。継ぎ足し続けることでうまみは凝縮。今ではこの「呼び戻し」が久留米ラーメンの特徴と言われるようになったが、このスタイルを完成させたのがここ大砲ラーメンである。

そんな久留米ラーメン界を牽引する大砲ラーメン、店一番のおすすめは「呼び戻しレッド（780円）」だ。とんこつの白いスープに、ピリ辛ラー油の色も鮮やかなこちらのひと品は、カップ麺で商品化もされた人気メニューである。この伝説の一杯、大砲ラーメンに来たらぜひご賞味あれ。

天神駅周辺⑤ 長浜屋台 やまちゃん

屋台の雰囲気を残すラーメン居酒屋。ラーメンに肉・魚、何を頼んでもはずれなし！

「長浜屋台 やまちゃん」は、名前のとおり屋台が発祥の長浜ラーメンの店。今は屋台の営業は終え、ビルの1階に入っているが、古き良き屋台の雰囲気をそのまま味わえる店だ。

ラーメンは650円。こちらのラーメンは、チャーシューとネギだけの屋台のシンプルさそのままの一杯。けれどもスッキリしたとんこつと、細麺のバランスが絶妙な安定のうまさを誇る。また、こちらはラーメンだけでなく居酒屋としても営業。長年漁港のそばで営業していただけに、魚のおいしさには定評あり。肉ならホルモン炒めをぜひ。常連が必ず頼むひと皿だ。

いつ行っても、実家に帰ったようにくつろげる店。地元住民に長く愛される店だが、観光客もぜひ。博多ならではの味と雰囲気を楽しんで。

天神駅周辺⑥ 中華そば郷家

福岡で魚介豚骨のパイオニアといえばここ。あっさりしたい日はここで

「中華そば郷家（ごうや）」といえば、魚介豚骨醤油ラーメン。豚骨ベースに、かつお節、サバ節、煮干しなどの魚介系の出汁と香味野菜が溶け合った、優しい味のスープが特徴だ。

おすすめはトッピング全部載せの「特製ラーメン（1,000円」。辛ネギ・煮卵・肩ロースチャーシューがあふれんばかりに載った贅沢ラーメンだが、この煮卵が絶品。まっ茶色の煮卵は、中心までしっかり味がしみたもの。八角の味がきいた、高級中華料理の味わいだ。どんぶりからはみ出たチャーシューも食べ応え抜群。肉を食べた実感にあふれるひと品である。

博多には珍しい、豚骨が全面に出ないラーメン。胃が脂ではなく、あっさり魚介出汁を求める時にはこちら「中華そば郷家」へ直行だ。

天神駅周辺⑦ おかもと

博多を代表する屋台といえば「おかもと」。博多の夜はここで決まり！

「おかもと」は、博多を代表する屋台と言ってもいいだろう。近年は、有名人が紹介する店として連日大盛況。日本人だけでなく海外からの観光客でもにぎわう、博多屈指のグルメスポットである。

こちらのラーメン（550円）は長浜風で麺は短め、においはマイルドでくせのないおいしさだ。そしてラーメン以外のおすすめといえば、和牛のステーキである。こちらの肉は炭火で焼いてくれる本格派。サガリ（1,000円）やタン（1,200円）など、高級部位が屋台価格でいただけるのでご注文はお忘れなく。

いつも混んでいるものの、スタッフの手際がよいため回転は早い。列にひるまず初志貫徹をぜひ。となりの客との会話も楽しい屋台、博多の夜の思い出づくりは「おかもと」で。

天神駅周辺⑧ 鳳凛

小郡にあった伝説の店がここ博多で復活。豚骨スープと辛味だれのバランスが絶妙！

「鳳凛（ほうりん）」は、かつて小郡市にあった、「唐辛子入り豚骨ラーメン」で有名だった店の流れを汲んでいる。そこは全国から客が押し寄せる人気店だったが、惜しまれながら廃業。その後、味を復活させたのがこの「鳳凛」である。

そんな「鳳凛」のスープは豚骨のみを使用。麺は極細のオリジナル生麺、薄めのチャーシューの下には特製辛味ダレが。こちらのタレ、食べ進めるごとに辛味がじわじわ溶け出してスープの味を変化させていくというもの。スープのうまみの変化に、最後まで飽きずにおいしさを楽しめる。

店内は昭和レトロなインテリアで、女性ひとりでも入りやすい。豚骨オンリーのスープだが、くさみもなく男女ともに好かれる味。伝説のラーメン、あなたもぜひ。

天神駅周辺⑨ 博多ラーメン 膳

激安ぶりに驚愕！ラーメンなんと320円、けれども味は絶品

「博多ラーメン 膳」は、なんといっても安さにびっくりの店である。基本のラーメンがなんと320円。喫茶店のコーヒーより安いラーメンである。そんな金額だと貧相でまずいラーメンを想像するかもしれないが、味もボリュームもばっちり。スープは丁寧に炊き上げた豚骨と醤油ダレ、そして麺は自家製の熟成麺。チャーシューもしっかり大ぶりのものが2枚という、このクオリティで320円とは、ちょっとほかでは考えられない価格である。

卓上には紅生姜やすりごま、にんにくなどの薬味も取り放題。紅生姜とにんにくが合うので、少し入れて味変を。人気店のため昼時は混むが、この値段だと回転も早い。早い・安い・うまい博多ラーメンならここ「博多ラーメン 膳」で。

天神駅周辺⑩ 小金ちゃん

焼きラーメンで有名な屋台。屋台初心者にも優しい店！

「小金（こきん）ちゃん」といえば「焼きラーメン（730円）」。全国的な知名度を誇る看板料理である。ラーメンとはいえ、見た目は焼きそば。ラーメンスープと焼きそばソース、そしてどて焼きのタレを使った秘伝の味がポイントだ。濃い味付けに酒が進むひと品である。ラーメン以外の人気メニューには「めんたい玉子焼き（690円）」も。こちらはぜいたくにも、玉子焼きに明太子が一本入ったもの。黄色と赤のコントラストが美しい、こちらも名物料理である。

汁のあるラーメン（580円）は、ぜひシメに。豚骨スープだがギトギトしすぎない、優しい味が特徴だ。スタッフが流儀を優しく教えてくれるので初心者でも安心。博多で屋台を楽しむならぜひ「小金ちゃん」で。