個性が光る「渋谷スイーツ」の数々
ショッピングの合間やディナー、飲み会の後には甘いスイーツが欲しくなるもの。今回は幅広いスイーツの名店が揃う「渋谷」で、おすすめのお店を10店紹介していく。
食べ歩きやお土産にもぴったりな、テイクアウト専門のお店も掲載。全国的・世界的にも有名なお店も多数取り上げているので、気になるスイーツがあればぜひ試してみてほしい。
渋谷のおすすめスイーツ10選(目次)
店舗 (クリックで詳細) |
特徴や内容 | エリア |
①Ivorish 渋谷店 | 渋谷を代表するフレンチトースト専門店 | 宇田川町 |
②ESPRESSO D WORKS 渋谷 | ふわっふわのスフレパンケーキが大人気のカフェダイニング | 宇田川町 |
③ガレットリア | 本場フランス式にこだわったガレット専門店 | 松涛 |
④渋谷西村 フルーツパーラー 道玄坂店 | 渋谷屈指の超老舗フルーツパーラー | 道玄坂 |
⑤夜パフェ専門店パフェテリア ベル | 札幌発の”シメパフェ”文化を築いた東京進出1号店 | 道玄坂 |
⑥コーヒーハウス ニシヤ | 有名バリスタが提供する固めの”大人なプリン” | 青山 |
⑦ななや 青山店 | 茶所・静岡県が誇る”世界で一番濃い抹茶ジェラート” | 青山 |
⑧パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 渋谷ヒカリエ ShinQs店 | 世界が認めた超一流パリスイーツを渋谷の地で | ヒカリエ |
⑨ル ショコラ ドゥ アッシュ 渋谷ヒカリエ ShinQs店 | パリで6年連続最高位を獲得!世界的パティシエが手がけるショコラトリー | ヒカリエ |
⑩モリ・ヨシダ・パリ 渋谷スクランブルスクエア店 | パリ絶賛のパティスリーが日本初上陸!大迫力のモンブラン | スクランブルスクエア |
①Ivorish 渋谷店
渋谷を代表するフレンチトースト専門店
最初にご紹介するのは、駅前の喧騒から離れた”奥渋谷”と呼ばれる宇田川町エリアに位置する「Ivorish」。フレンチトースト専門店のこちらでは、家庭や他店では味わえない超本格派のフレンチトーストを楽しむことができる。
ウッド調のおしゃれな店内は、明るく広々とした雰囲気。おひとりに嬉しいカウンター席や、友人・カップルにおすすめのソファー席も完備。女子会・デート・ファミリーと客層もさまざまだ。
Ivorishのフレンチトーストでは、基本となるパンに強いこだわりが。既製品ではなく、パン職人と半年間に渡り開発したフレンチトースト専用のパンを使用。専用のパンだからこその、柔らかな食感をぜひ体感してほしい。
パンだけでなく全ての食材にこだわったフレンチトーストの中でも、抜群の人気を誇るメニューが「ベリーデラックス」(1,800円)。クリームチーズやストロベリー・ブルーベリージャムをサンドし、上からいっぱいのベリーがトッピングされたボリューム満点の一品だ。
[月曜-木曜・日曜]11:00-21:00(L.O.20:00)
[金曜・土曜・祝前日]11:00-22:00(L.O.21:00)
②ESPRESSO D WORKS 渋谷
ふわっふわのスフレパンケーキが大人気のカフェダイニング
渋谷駅から徒歩5分ほど、文化村通り沿いに店を構える「ESPRESSO D WORKS」。こちらは自家製のパンケーキをはじめとするスイーツや、料理、コーヒーを提供するカフェダイニングだ。
地下1階の隠れ家空間は、アンティーク調のインテリアで統一されたアメリカンスタイルの雰囲気。キッチンが目の前のオープンカウンターや、ゆったり寛げるソファー席も完備。
トイレを隠し扉の奥に設置したり、紙ナプキンやメニュー表に遊び心溢れる仕掛けが施されていたりと、至るところにお客さんを楽しませる工夫が。
自慢のパンケーキは、ふわっふわの「スフレパンケーキ」とサクッとした食感が堪らないドイツ式の「ダッチベイビー」の2種類を用意。
中でも1番の人気を誇るのが、スフレタイプの「ティラミスパンケーキ」(1,380円)。カフェの強みを活かし、ラテにも使用しているエスプレッソソースを、北海道産のマスカルポーネとマッチさせた一品。
マスカルポーネの甘さにエスプレッソの苦みがアクセントになった、すこし大人な味わいが魅力だ。
[月曜-金曜]12:00-23:30(L.O.22:30)
[土曜]11:30-23:30(L.O.22:30)
[日曜・祝日]11:30-23:00(L.O.22:00)
③ガレットリア
本場フランス式にこだわったガレット専門店
渋谷駅から歩くこと約10分、都内屈指の高級住宅地として名高い松涛エリアに位置する「ガレットリア」。こちらでは、フランス・ブルターニュ地方の郷土料理である「ガレット」や「クレープ」を本場仕込みのスタイルで満喫することができる。
南フランスの民宿をイメージしたという店内は、おしゃれでありながらレトロさも感じる素敵な空間。本場フランスを想わせる可愛らしい家具は、女性を中心に人気を呼んでいる。
日本ではあまり聞き馴染みのない「ガレット」を気軽に食べてほしいという願いから、トラットリアと結び付けた造語”ガレットリア”を店名に。
美味しさのみならず、無農薬や自然栽培といったオーガニック食材を使用することにもこだわりが。その背景には、安心して食事を楽しんでほしいという想いが込められている。
こちらのお店では、日本でも一般的なデザートクレープから、世界中の食文化を取り入れた惣菜、ラップクレープといわれる自由に巻いて食べるものまで、さまざまなタイプを味わうことができる。
各線「渋谷駅」より徒歩10分
京王井の頭線「神泉駅」より徒歩8分
④渋谷西村 フルーツパーラー 道玄坂店
渋谷屈指の超老舗フルーツパーラー
スクランブル交差点を渡ってすぐの、超駅チカに店を構える「渋谷西村 フルーツパーラー」。1階の渋谷西村フルーツ店は、明治43年創業と圧巻の歴史を誇り、2階にあたるこちらのお店も超老舗フルーツパーラーとして長年親しまれ続けてきた。
総席数124席の店内は、広々とした清潔感溢れる空間。大きな窓側の席からは、スクランブル交差点や道玄坂といった渋谷のメインエリアを一望することができる。
こちらのお店の魅力は、フルーツ専門店ならではの旬のフルーツを贅沢に使用したパフェの数々だ。季節ごとの味を楽しんでほしいという想いから、フルーツの旬に合わせメニューを年7回も改訂。
中でも特におすすめしたいのが、「エミールパフェ『薔薇と白桃のレアチーズパフェ』」(1,900円)。料理研究家の酒井恵美子氏がプロデュースを手掛けたプレミアムなパフェは、必食の価値あり。
ほかにも、「特選 桃パフェ」(2,900円)といった数量限定のパフェも販売している。
[月曜-土曜]10:30-23:00(L.O.22:20)
[日曜・祝日]10:00-22:30(L.O.21:50)
⑤夜パフェ専門店パフェテリア ベル
札幌発の”シメパフェ”文化を築いた東京進出1号店
今では飲み会後の新たな定番として定着した、札幌発祥の”シメパフェ”ブーム。その先駆け的存在として名高いお店が、道玄坂の雑居ビル3階にある「パフェテリア ベル」だ。
こちらの渋谷店は、札幌発の”シメパフェ”文化を味わえるお店として、2017年に東京初上陸。パフェ専門店ながら、営業時間は夕方~深夜まで。飲み会の後でも時間を気にせず立ち寄れることから東京でも多くの人気を集め、現在札幌・東京合わせ5店舗まで拡大している。
こちらで提供するパフェは、全体のバランスはもちろん、甘みや酸味の強弱といった全体のストーリー設計を大切にしている。また、北海道産を中心とした食材の旬にも強いこだわりが。そのため、メニューにある全てのパフェが期間限定なのだという。
シメの”夜パフェ”がコンセプトのため、甘すぎずスッキリとした大人な味わいに仕上げているのも大きな特徴。見た目の美しさはさることながら、“起承転結”を徹底的に意識した新たなパフェの定番を、ぜひ楽しんでみてほしい。
京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩2分
JR「渋谷駅」南口より徒歩4分
[月曜-木曜]17:00-24:00
[金曜・祝前日]17:00-25:00
[土曜]15:00-25:00
[日曜・祝日]15:00-24:00
⑥コーヒーハウス ニシヤ
有名バリスタが提供する固めの”大人なプリン”
「コーヒーハウス ニシヤ」は、渋谷駅から徒歩8分ほどの八幡通り沿いに店を構える超人気コーヒーショップ。こちらでは、国内のバリスタチャンピオンを決める大会で準優勝に輝いた経歴を持つ店主の西谷氏が提供する、コーヒーやラテアート、スイーツやフードが多くの人気を集めている。
レトロさとモダンさが合わさった落ち着く空間も大きな魅力。カフェ・喫茶店でありながら、イタリアンバルのような雰囲気も漂っている。
こちらに訪れたら絶対に食べておきたい看板スイーツが、「プレミアムプリン」(550円)だ。このお店のプリン最大の特徴は、昔懐かしい固めのスタイル。そんな程よい固さと滑らかな口当たりが堪らないカスタードプリンの上に、ホイップクリームと粒コーヒーをトッピング。
濃厚ながら甘さは控えめの”大人なプリン”は、売り切れることも多い大人気メニューだ。
⑦ななや 青山店
茶所・静岡県が誇る”世界で一番濃い抹茶ジェラート”
渋谷駅と表参道駅の中間あたり、青山学院大学の近くに位置する「ななや」。茶の名所静岡県の藤枝市で人気を誇る「ななや」の東京店で、静岡抹茶を使用した自家製の和菓子や洋菓子、工場直売の新鮮なお茶を販売している。東京ではここ青山と浅草のみ展開しているので、気になる人は要チェックだ。
基本テイクアウトのみだが、店の外にはベンチが数席設けられているので、気持ちのよい風にあたりながら静岡スイーツを楽しむことができる。
多数のメディアに紹介されるこちらの名物は、「世界で一番濃い抹茶ジェラート」。ななやの抹茶ジェラートは、抹茶の濃さによってNo.1~No.7まで選択可能。”世界で一番濃い”を標ぼうする一番人気のN0.7のみ、農林水産大臣賞を受賞した茶園の最高級抹茶を使用。
なんと、No.6までの抹茶より3倍も高い超高級抹茶なのだそう。静岡抹茶の特徴を最も感じられるという、ジェラートをぜひ一度食べてみてはいかがだろうか。
⑧パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 渋谷ヒカリエ ShinQs店
世界が認めた超一流パリスイーツを渋谷の地で
渋谷ヒカリエ ShinQsの地下2階にある「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」。こちらは、世界で最も有名な日本人パティシエの一人、青木定治氏が手掛ける超一流パティスリー。
フランス最優秀パティシエやショコラティエに与えられる最高位など、数々の名誉ある賞を受賞。本場パリでフランス人はもちろん、世界中の人から長年にわたり愛されて続けてきた、美しいフランス菓子の数々を堪能することができる。
「生地を食べてもらうためのお菓子」という強い信念をもとにした、色とりどりの「マカロン」や「ショコラ」、「ケーキ」といったサダハルアオキの定番商品が肩を並べる。
渋谷限定での販売となる、「グラス ヴァニーユ」や「グラス マッチャ」といった芳醇な香りと奥深い味わいが特徴のアイスクリームも必見だ。
⑨ル ショコラ ドゥ アッシュ 渋谷ヒカリエ ShinQs店
パリで6年連続最高位を獲得!世界的パティシエが手がけるショコラトリー
先程と同じく、渋谷ヒカリエ ShinQsの地下2階に位置する「ル ショコラ ドゥ アッシュ」。こちらは、”チョコレート版ミシュラン”とも呼ばれるパリの品評会で、6年連続最高位を受賞した「辻口博啓氏」が展開するショコラに特化したお店だ。
こちらの渋谷ヒカリエ店では、バリスタ世界チャンピオンの「ポール・バセット氏」とコラボ。併設されたカフェでは、バリスタチャンピオンのエスプレッソドリンクと辻口氏のショコラという、超一流同士のマリアージュを楽しむことができる。
「梅」「金木犀」「ジャスミン」「ローズ」という”花”に注目し、特有の香りや美しさをオリジナルのカカオとマッチさせた、贈答品にもぴったりな「カカオ フルール」。ほかにも、品評会C.C.C.の金賞受賞作品や各年限定の詰め合わせなど、芸術的でスペシャルなショコラがズラリと揃う。
言わずと知れた世界的パティシエのスイーツを、ぜひ味わってみてはいかがだろうか。
⑩モリ・ヨシダ・パリ 渋谷スクランブルスクエア店
パリ絶賛のパティスリーが日本初上陸!大迫力のモンブラン
最後にご紹介するのは、2019年開業の超高層複合施設「渋谷スクランブルスクエア」の1階にある「モリ・ヨシダ・パリ」。本場フランスで数々の受賞歴を誇る「吉田守秀氏」がオーナーを務め、パリで圧倒的な人気を誇る「モリ・ヨシダ」の日本初上陸店だ。
その注目度の高さは日本でも同様で、多数のメディアで取り上げられるほど。テイクアウト専門ながらその噂を聞きつけ、行列ができることも多い人気店である。
そんなモリ・ヨシダが誇るスペシャリテが、大きな山脈のような「モンブラン」(918円)。パイ生地の上にこれでもかと巻かれたモンブランクリームが、大きなインパクトを演出。割ってみると中には、ホイップクリームとマロングラッセが。
一般的なモンブランと比べると高価格だが、上品な甘さとしっかり栗の美味しさを感じられるワンランク上の味わいは、一度試してみる価値ありの逸品だ。
まとめ
今では、飲んだ後のシメにも食べられるようになった「スイーツ」。今回はそんなスイーツにスポットを当て、渋谷エリアでおすすめのお店を紹介した。
多くのメディアに取り上げられたりと、独自のカルチャーを築いてきたお店も多い。本記事が少しでも、スイーツ選びの参考になれば幸いだ。