蒲田の特徴と焼き鳥屋を探す際のポイント
蒲田は、JRと東急池上線・多摩川線の蒲田駅と羽田空港への玄関口である京急蒲田駅が最寄り駅。蒲田駅は東口、西口、南口からなる。以前は映画の撮影所があった こともあり、映画「蒲田行進曲」の舞台としても知られている。ちなみに、JRの発車メロディーは「蒲田行進曲」の主題歌だ。羽付き餃子で有名な中華料理店「你好」 (ニイハオ)があることでも知られている。
東口は京急蒲田駅へ向かうのに便利な出口で、駅直結の商業施設・グランデュオ蒲田の東館や大田区民ホール・アプリコなどがある。駅周辺に、焼き鳥店が多く集まっている。チェーン店が多めだが、地元に密着した家庭的な店もある。
西口には、駅直結の商業施設・グランデュオ蒲田の西館やドン・キホーテ、蒲田西口商店街(サンライズカマタ、サンロードカマタ)、バーボンロードがある。東口よりも少なめだが、こちらにもチェーン店を中心に、焼き鳥屋がある。
南口には、屋上の観覧車が目印の商業施設・東急プラザ蒲田、手芸用品店ユザワヤの本店などがある。
たくさんの商店街があり、活気があるのが蒲田の特徴。羽田空港から近いこともあり、最近は外国人観光客も増えつつある。格安でおいしい焼き鳥をお腹いっぱい食べられるお店、人気チェーン「俺の」の焼き鳥店など、予算に応じていろんな焼き鳥店が選べる蒲田。自分なりのおすすめ店を見つけてみてはいかが。
蒲田の人気おすすめ焼き鳥店 10選(目次)
店舗 (クリックで詳細) |
価格帯 | 個室 |
① 梅Q | 2000-3000円 | 無し |
② 蔵屋 | 3000-4000円 | 無し |
③ スズコウ | 4000-5000円 | 有り |
④ 鳥長 | 3000-4000円 | 無し |
⑤ ひない小町 | 4000-5000円 | 有り |
⑥ おみっちゃん | 2000-3000円 | 無し |
⑦ 鳥万 本店 | 2000-3000円 | 無し |
⑧ 俺の焼き鳥 蒲田 | 3000-4000円 | 無し |
⑨ 万平 | 3000-4000円 | 無し |
⑩ 鳥樹 | 3000-4000円 | 無し |
① 梅Q
専門店顔負けの焼き鳥と釜飯のコラボでビールが進む
焼き鳥、釜飯、鰻に定評がある1970年に創業の人気店。どれも専門店レベルの美味しさなので、焼き鳥だけや釜飯だけしか食べないのは勿体ない。ここは迷わず人気の「梅Qセット」(2361円)を頼みたいところだ。選べる釜飯と選べる焼き鳥が2本、さらに、なめこ汁、サラダ、ビールまたはソフトドリンクが付く全部乗せ的なおすすめメニューとなっている。
焼き鳥では、その美味しさに感動すら覚えるという「つくね」(231円)は忘れずにオーダーしたい。フワっとした食感を感じた直後に肉汁が染みだす独特な美味しさは、1度食べたら忘れられないだろう。ガッツリと焼き鳥を食べたいときには、盛り合わせがおすすめ。5本で1000円という注文しやすい価格が嬉しい。程よい客の入りと、あと一皿を頼みたくなるオツマミが長居をさせる紛れもない名店だ。
住所: 東京都大田区西蒲田7-69-1
日曜は11:30-14:30、16:30-21:00
個室:無し
② 和馳走 蔵屋
丁寧な接客と新鮮な食材で地元の人に愛されている名店
丁寧に育てられた軍鶏を、じっくりと炭火で焼き上げ提供している和馳走蔵屋。ただ料理が美味しいというだけではなく、気持ちが通じ合うような接客で地元民から広く親しまれている。カウンター席もあるので、ひとりでも入りやすいのが特徴だ。小奇麗な店内の居心地の良さは格別。客層はひとり飲みのサラリーマンから若いカップルまで幅広い。
旬の食材を活かした料理が揃っているので、季節によってさまざまな味を楽しむことができる。名物メニュー「軍鶏の骨付きモモ肉炭火焼き」(1480円)は、熟練の技を感じさせる見事な火入れとベビーリーフやポテトサラダなどの付け合せが新鮮だ。飛び込みで入るのは難しいので、予約は必須といえるだろう。
住所: 東京都大田区西蒲田7-51-11
個室:無し
③ スズコウ
鶏料理と鰯料理で長年愛されている蒲田の人気店
昭和の懐かしい雰囲気漂うスズコウは、鶏肉料理と鰯料理を満喫できる大衆居酒屋だ。名物ママの接客は、料理の美味しさだけではなく居心地の良さもしっかり提供している。平日でも満席になることが多いので入店を断られるケースも多い。訪れるなら事前予約は忘れずに。
鳥のささみを使った「鳥刺身」(850円)は、臭みが全くなくとろけるような食感を楽しむことができる。甘辛いタレが絡んだ「鳥レバーの炒め」(750円)も酒のアテには欠かせない。また、鰯の料理は鰯胡麻揚げや竜田揚げ、刺身など20種類以上を取り揃えており、鰯専門店としての人気も不動のものとしている。何十年も夫婦二人三脚で経営をしてきたという老舗の味を、ぜひ満喫してほしい。
住所: 東京都大田区蒲田5-18-14
個室:有り
④ 鳥長
人情が感じられる昭和の酒場
蒲田駅東口も呑川の近くまで行くと、その景色はがらりと変わる。そこに佇む昭和の風情溢れる外観の焼き鳥店「鳥長」は、昔ながらの人情酒場だ。店内は横に長いカウンター席と、テーブル席が1つ。しっくりと飲むにはちょうどいいだろう。お客との関わりを大事にしているため常連客も多い。
串焼きは炭火で焼いた本格派だ。焼き加減が絶妙で柔らかく塩で食べても美味しい。「ミョウガ巻き」(200円)や「ささみわさび」(180円)など、他ではなかなか味わえない串焼きも取り揃えている。店主自ら焼き加減にコツがあるというレバーも絶品だ。常連客と肩を並べながら炭火で炙られる串を眺める、そんな至福の時間を過ごしたいときにはおすすめだ。
住所: 東京都大田区蒲田5-3-4 大友ビル 1F
個室:無し
⑤ ひない小町
比内地鶏をはじめとした秋田の食材と郷土料理にこだわる名店
ひない小町では、秋田の厳選した食材を使って作る郷土料理が楽しめる。店名の「ひない」は秋田の比内地鶏が由来になっている。間接照明が灯る店内は、女子会にも利用できるおしゃれな雰囲気だ。ランチの「究極の親子丼」(1300円)は、やわらかい鶏肉とフワフワ卵のバランスが絶賛されている逸品。昼間に訪れる価値も十分にあるだろう。
「白レバー串焼き」(400円)は比内地鶏の希少部位を使った名物料理。絶妙な焼き加減で、噛めば口中で濃厚なスープに変わるほどのトロトロな食感を楽しむことができる。この美味しさは間違いなくクセになるだろう。このほか、「ぼんぢり串焼き」(400円)や「むね皮串焼き」(400円)などの比内地鶏串焼きも揃うが、それぞれ1人1本限定なので慌てずゆっくりと味わって欲しい。
住所: 東京都大田区蒲田5-19-12 フレッサイン蒲田ビル 1F
日曜、祝日は、11:30-15:00、15:00-22:00
個室:有り
⑥ つぶしたて焼き鳥 おみっちゃん
鮮度にこだわったつぶしたての鶏料理を堪能できる
つぶしたて焼き鳥おみっちゃんでは、その日に潰した鶏を使った鮮度抜群の鶏料理を楽しむことができる。18時にはカウンター席が満席になるという人気店だ。新鮮だからこそ出せる「地鶏のレバ刺し」(550円)は必ず頼みたい逸品。皿からはみ出しそうなほどのボリュームにも驚かされる。
焼き鳥は1本150円からと手軽に楽しめるのも嬉しい。どの串を選んでも酒との相性は抜群だ。お土産用の焼き鳥も売っているので、テイクアウトして自宅で楽しむのも良いだろう。ひとりでも利用しやすい店内の雰囲気も好評だ。月曜から金曜は翌5時まで営業しているので、時間気にすることなく新鮮な鶏料理を堪能することができる。JRの蒲田駅から徒歩3分という立地の良さも魅力だ。
住所: 東京都大田区蒲田5-18-6
土曜、日曜、祝日は17:00-24:00
個室:無し
⑦ 鳥万 本店
300円以内で楽しめる格安メニューが豊富な創業昭和39年の老舗
昭和の香りが残る鳥万は、サラリーマンのオアシスとしても人気の焼き鳥店だ。メニューは300円前後のものが多いので手軽に注文することができる。蒲田駅から徒歩2分というアクセスの良さもあって、平日の夕方には席に余裕がないほどの賑わいをみせる。壁にズラッと貼られているメニューの数は実に100種類以上。この豊富さもリピーターが多い理由となっている。
焼き鳥は1本90円から。鶏肉に限らず豚レバーや豚かしらなども楽しめる。注文は4本縛りだが、安くて美味しいのでベロっと食べられるはずだ。むしろ、4本では少ないと感じるだろう。ハイボールやサワーも1杯290円と格安なので、気軽に追加注文できるのが嬉しい。2000円もあれば大満足間違い無しだ。
住所:
東京都大田区西蒲田7-3-1
日曜、祝日は15:00-22:00
個室:無し
⑧ 俺の焼き鳥 蒲田
話題のチェーン店が焼き鳥店の固定概念を覆す
俺のイタリアンなどで有名な「俺の株式会社」が運営する人気の焼き鳥店だ。焼き鳥店とは思えないおしゃれな店内は老若男女問わず気軽に楽しめる空間に仕上がっている。店員はスーツにベスト姿という焼鳥屋の概念を覆すスタイルで、メニューも「俺のハンバーグ」(999円)や「和牛のすき焼き」(1580円)などが揃い斬新だ。この新発想によって予約が取りづらい人気店となっている。
牛肉たっぷりの「俺のロッシーニ 牛フィレ肉とフォアグラの重ね焼き」(1980円)は、4人から6人でシェアできるほどのボリュームだ。牛肉がたっぷりという時点で焼き鳥店とかけはなれているが、クオリティの高さに行列は後を絶たない。焼き鳥以外にもいろいろと食べたい人には最適だ。
住所: 東京都大田区蒲田5-26-5
土曜は15:00-23:00
日曜、祝日は15:00-22:00
個室:無し
⑨ 万平
酢で食べる唐揚げが名物!蒲田サラリーマンの聖地
17時には1階のテーブル席が満席になるという人気の万平。仕事帰りのサラリーマンにとっては、聖地のような飲み屋になっている。入口が狭く中の様子も見えないので最初は入りにくいかもしれないが、食べログ高評価店なので心配する必要はない。入店すれば、ご主人が笑顔で迎えてくれるはずだ。
多めの衣はサクサク、肉は柔らかくてジーシーな「唐揚げ」(600円)は、お酢をかけて食べるのが万平流だ。さっぱりとした味わいに変わり、食べ飽きのしない美味しさになる。ネギ間を揚げるという新しい発想の「万平揚げ」(130円)も注文しておきたい。鶏の香ばしさでビールがどんどん進む旨さだ。仲間同士でいろいろな料理をシェアするのもおすすめ。
住所: 東京都大田区蒲田5丁目19-3
個室:無し
⑩ 鳥樹
30年以上の歴史ある老舗で鮮度抜群の鶏料理を味わう
旗の台に本店を構える「鳥樹」は、30年以上の歴史を持つ鶏肉料理専門店だ。風情ある店内で酒を片手に絶品の鶏料理を食べるという、大衆酒場ならではの醍醐味を味わうことができる。鶏肉は注文が入ってから捌くというのだから、なかなか予約が取れないのも納得がいく。訪れるなら平日でも事前予約が必須だ。
総じてコストパフォーマンスは高い。名物の「ももたたき」(810円)は、パリッと焼き上がった香ばしい皮とジューシーな肉がクセになる美味しさだ。ニンニクが効いた別添えのポン酢ソースとの相性も抜群。3人から4人でシェアできるほどのボリュームには誰もが満足するだろう。むね肉の塊をそのまま唐揚げにしたという「むね肉唐揚げ」(550円)もおすすめ。
住所: 東京都大田区蒲田5-18-11
個室:無し
まとめ
今回は、蒲田でおすすめの焼き鳥店を紹介した。
安くて美味しいコスパ抜群のお店が多く、幅広い年代の人におすすめしたいお店ばかりだ。
本記事を参考にし、ぜひ自分の好みにぴったりのお店を探してみては?