自由が丘で優雅なランチを満喫
自由が丘といえば、言わずと知れた高級住宅街。洒落たランチに訪れるなら、東京一洗練された街へ。
さて、ランチタイムサービスといえば、ディナーであれば少々手が届かないような敷居の高いグルメをリーズナブルに楽しめるのが醍醐味。
この記事では、「食べログ」で高い評価を得る味を、お手頃なランチ価格で楽しめる12店を紹介する。
自由が丘の人気ランチおすすめ12選(目次)
店名 (クリックで詳細) |
特徴 |
① THE BANFF 自由が丘店 | 薪火グリルの贅沢ランチプレート |
② Mondo | 豪勢な食材が決め手のイタリアン |
③ ルサルカ | あの「ぐりとぐら」のホットケーキが…! |
④ 蔭山樓 | 中華のようで中華でない フカヒレランチ |
⑤ エル・ペスカドール | 素朴で美味な人気エスパニョーラ |
⑥ ほさかや | コスパうなぎランチ |
⑦ SHUTTERS 自由が丘 | カジュアルに思い出を、看板はスペアリブ |
⑧ タヴォロッツァ | 中世の雰囲気で本格イタリアン |
⑨ 自由が丘バーガー 自由が丘店 | 百名店の自然派バーガー |
⑩ ル モンド グルマン | 前菜プラス1品で気軽なフレンチランチ |
⑪ TaiKouRou JIYUGAOKA | 12センチのジャンボ餃子 |
⑫ Dad’s Ramen 夢にでてきた中華そば | 「TRY」煮干し部門受賞のラーメン |
①THE BANFF(ザ バンフ) 自由が丘店
贅沢ランチプレート
自由が丘「Campfired Glill & WINE THE BANFF」の「BANFF」は、 カナダ・アルバータ州にある世界最高峰のアウトドア映画祭発祥の地名”BANFF”に由来している。
コンセプトは、“火を囲み、キャンプファイヤーをしている時のように、 仲間や家族と食べて、語って、くつろぐ穏やかな場所”。
自由が丘駅から30秒というアクセスで、大自然に囲まれたログハウスのような店内。
パチパチとした薪のはぜる音や揺らめく炎が立ち昇る特注の薪専用グリラーを設置し、遠赤外線効果の高い「WOOD-FIRED GRILL」という調理法で、 薪木を使ったキャンプファイヤー料理を提供する。
ランチメニューは「厳選豚のロースト」がおすすめ。
ローストポークは丁寧な火入れをされた肉がとても柔らかく、オニオンソースとの相性も絶妙だ。付け合わせの三浦野菜のグリルも食べ応えがある。
また、肉屋にしか提供できないコスパの「和牛ボロネーゼ」も人気。もっちりとした食感の生パスタにこれでもかと絡みつく旨味抜群の挽き肉がたまらない一皿だ。
東急目黒線 「奥沢駅」より徒歩5分
17:30-24:00(L.O.23:30)
②Mondo(モンド)
豪勢な食材が決め手
食べログ評価3.7、東京でも有数の名店イタリアンだ。住宅街の中にあるためあまり目立たない。店名の書いてあるシャボン玉のようなオブジェが目印。
シックな店内はまるでアートギャラリーのように洗練されているが、暖かみがあり肩肘を張らずに過ごせるのが魅力だ。
京中さんの但馬牛熟成牛とお日さま農園のお野菜の炭火焼きはシェフがサーブする。沼津の精肉店が枝肉のままいい頃合まで休ませたものを使っているとか。
野菜は山形の「お日さま農園」から。シンプルな玉葱のドレッシングで。シンプルな塩と玉葱で噛み締める肉と野菜の美味しさをランチで。
③ルサルカ
あの「ぐりとぐら」のホットケーキが…!
パンケーキサロン「ルサルカ」は福岡発のパンケーキ専門店。自由が丘駅から10分ほど歩いた住宅街にある。
サロンという名のように美容院や雑貨店のようなおしゃれでフォトジェニックな内装が若者を惹きつける。食器やカップもオリジナルでハイセンス。「映え」には事欠かない。
都内でも随一のパンケーキ激戦区にあって特徴的なのは「食べ放題」というサービスだ。フライパンでシンプルに焼き上げた王道「クラシックミルクパンケーキ」を好きなだけ食べることができる。
それをもしのぐ看板メニューが「ぐりとぐらのホットケーキ」だ。日本人なら一度は憧れたであろう、大きな鍋でふっくら焼き上げたあのホットケーキを再現した一品。店名が刻印されたホットケーキの中心には、正方形のバターが添えられている。
この他にもバニラアイスクリーム、ブルーベリーソースとホイップクリーム、ホイップバターとさまざまなトッピングをすることができる。
④蔭山樓(カゲヤマロウ)
中華のようで中華でない フカヒレランチ
フカヒレスープをメインに据える創作中華のお店。シェフ曰く、独特のフレンチ風の仕立ては「蔭山料理」としか答えようがないとか。
フカヒレをこだわりのパイタンスープを使って煮込む。通常は丸鶏や豚骨で作るところ、手羽先を使ってスープを作っている。コラーゲンがたっぷりの美味しいスープだ。
看板のフカヒレの姿煮入りコースは値段以上のおいしさ。フカヒレの姿煮は一人前としては贅沢な量で、とろとろのスープも絶品だ。赤酢をかけるのもおすすめ。
鶏白湯麺は、コースではハーフサイズで。このスープも澄んだ味ながらしっかりコクがある。滑らかな麺、シャキシャキレタスや玉ネギのトッピングも合う。レモンをひと搾りで爽やかに。
麺のランチは鶏白湯塩そばのほかにも、鶏白湯油そば、担々麵のほかに、看板のふかひれ煮込みあんかけそばもいただける。
セットについてくる三浦の朝採り蒸し野菜も人気。うまみとコクの強い蔭山樓の料理への滑り出しにぴったりだ。
ディナー 17:00-22:00(L.O.21:30)
※ランチタイム①11:00-②13:00-の2部制
⑤エル・ペスカドール
素朴で美味な人気エスパニョーラ
自由が丘から180メートルほど、南口の東急ストア横の踏切を超えて線路沿いにあるスペイン料理店。
昼から爽快にいくならスペインビールの「アルハンブラ エスペシャル」を瓶のままグイッと。飲みやすく後味も良い。
イカ墨のパエージャが人気。一口食べると魚介の旨みが口いっぱいに広がる。角切りのイカやタコがゴロゴロ入っていて食感も良し。そしておこげのカリカリが香ばしい。
お得なランチセットはスパニッシュオムレツランチがおすすめ。サラダ、海老のアヒージョ、バゲット、デザートのアイスが付く。サラダはレタスとトマトのシンプルなもの。
そしてメインのスパニッシュオムレツ。じゃがいもたっぷりで、塩も効いている。ズッキーニのトマト煮込みも美味。アイオリソースはニンニクが豊かに香る。
17:00-22:00(日祝L.O.21:30)
⑥ほさかや
コスパうなぎランチ
ランチで鰻をかぷっと食べたい!そんな贅沢をかなえるコスパうなぎ店が「ほさかや」。
自由が丘駅から徒歩1分という好アクセスにある。
1949年創業のうなぎ串焼きの老舗店で、地元密着。年配のお客さんを中心とした憩いの場だ。昼はかしら焼き、ひれ焼きを除く串焼きとうな丼、うな重を提供している。夜は串焼きのみの提供となっており手頃な価格で鰻が食せる飲み屋スタイルで人気の店。ランチだけで味わえる「ご飯もの」で大満足ランチを。
半身が2枚入っているうな重。表面は香ばしく焼かれながらも噛むほどに身がホロッと崩れる。タレがサッパリしていてご飯に合う。
コスパよくうなぎを食べたい方にはひつまぶし丼もおすすめ。
各メニューに付いてくるお吸い物は+200円で肝吸いに変更可能。口直しに良く、ホッとする味わいだ。
⑦SHUTTERS(シャッターズ) 自由が丘
カジュアルに、看板はスペアリブ
首都圏を中心に店舗を広げている「シャッターズ」。白とブラウンで統一されたナチュラルテイストなフロア。ランチタイムからディナータイムまで通しで営業しており、カフェとしても利用できる。
店名の「シャッターズ」は美味しい料理を通して、友人と何度もシャッターをきるような思い出を作って欲しい、との願いから。
100%国産の豚肉を使用したスペアリブは創業当時から愛される逸品だ。独自の調理法で仕上げてあり、とてもやわらかくホロホロとした肉質。
ソースがしっかりと絡まり、一度食べたらやみつき。ランチタイムはしょうゆ味と塩こしょう味の2つから選べる。
ランチタイムはリーズナブルなパスタセット(サラダ・スープ・コーヒーor紅茶付、1,534円)、スペアリブセット(サラダ・スープ・ライスorパン・コーヒーor紅茶付き、2,194円)などがお得。
できたてのスペアリブを持ち帰られる店内テイクアウトに加え、冷凍のスペアリブもある。
11:00-16:00(ランチサービス)
16:00-22:00 (L.O.21:30)
土曜・日曜・祝日
11:00-22:00 (L.O.21:30)
⑧タヴォロッツァ
中世の雰囲気で本格イタリアン
自由が丘駅正面口から徒歩6分、閑静な住宅街にある「タヴォロッツァ」。リニューアル前の「タヴェルナ メッシーナ」時代から隠れ家的老舗イタリアンとして地域で愛されてきたお店である。
入り口のらせん階段を降り、店内へ一歩踏み入れた瞬間から中世イタリアの建築を感じさせる白壁と、座り心地のいいロープ網の椅子。静かでゆったりとした時間を過ごせる。
ただし、人気店だけあって予約は必須。
ランチタイムのお得な「Aコース」は2420円でサラダ・パスタ又はピッツァ・デザート・コーヒーが楽しめる。
おすすめはメッシーナ名物「手長エビのトマトクリームソース和えリングイネ」。ソースの旨み、海老の旨み、トマトの酸味、生クリームのコクが絶妙にマッチ。特製のソースをたっぷりと絡めて。
17:30-22:00(LO21:30)
⑨自由が丘バーガー 自由が丘店
百名店の自然派バーガー
有機、国産にこだわるグルメバーガーの店「自由が丘バーガー」。食べログ100名店2019「ハンバーガー部門」にも選出されている。
1階から4階まで店舗の入っているガラス張り雑居ビルの4階にて営業するこのお店は、外装がテントのようになっており、晴れた日には天井を開いて、青空のもとバーガーを頬張ることができる。
国産牛100%パテは、カット・ミンチ・コネ、一つ一つの工程を丁寧に手作り。たまご、乳製品不使用の天然酵母で作ったオリジナルバンズ、甘くてシャクシャクの淡路玉ねぎを贅沢な厚切りで、フライドポテトはニセコの有機じゃがいも、などなど。ケチャップ、マヨネーズにまで素材の質を追求するこだわりぶり。
ベーコンチーズバーガー。バンズはフワッとしたタイプで白胡麻がたっぷりだ。具はフレッシュレタス、トマトにボイルされたオニオンスライス、パテ、チーズ、ベーコン、目玉焼き。パテは肉肉しい粗挽きタイプではなく、ジューシーでキメの細かいタイプ。ベーコンのぶ厚さには驚く人多数。香ばしく焼き目も付いて食べ応え抜群だ。
そして何と言ってもチーズ。溢れるようにとろけたビジュアル。ミルキーな味わいながら脂っぽさはなく、全く重たくない。百名店の名にふさわしい逸品だ。
⑩ル モンド グルマン
気軽にフレンチランチ
季節の食材や定番のお料理にちょっとしたエスプリを添えて。厳選した食材とおいしいワインでリラックスした時間を。
そんなコンセプトのビストロが「ルモンド グルマン」だ。シェフの嘉藤貴士は1973年、兵庫県生まれ。同志社大学在学中、アルバイト先のフランス料理店に興味を持ち、料理人を志した。「タトゥー東京」「タイユバン・ロブション」勤務後、渡仏し南仏とパリのレストランにて修行を積んでいる。
ビストロ百名店やミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれたことがある人気店の味をお手頃価格で楽しめるランチ。2,860円のMenu Aは「季節のスープ」とメイン料理1品を楽しめる。
「竹の子の入った白身魚のパイ包み焼き ベアルネーズソース」。あつあつの提供のためナイフを入れると、ぎっちりと入った具から湯気が噴き出す。ふっくらした白身魚が贅沢に使われる。魚をダイレクトに感じられる逸品。ベアルネーズソース(卵黄とバターのソース)と赤ワインソースと2種で楽しめる。赤ワインソースは酸味強めでさっぱりとしている。
18:00-22:30(L.O.20:30)
⑪TaiKouRou JIYUGAOKA(タイコウロウ)
12センチのジャンボ餃子
食べログ100名店の餃子部門で2019・2021に選出されている、こちらも人気店。
初代店主・于氏より受け継いだ、皮もあんも毎日手づくりのジャンボ餃子。一般の餃子の3倍はあるボリューム感あるジャンボ餃子は、もちもちした皮と粗挽きの豚肩ロース肉から流れ出るコクのある肉汁、キャベツ・ニラ・長ねぎの自然な甘みが絶妙だ。
ランチメニューは専門店といえど豊富で、麺類や一品料理をセットにすると餃子2個と杏仁豆腐か珈琲が付く。
牛バラ肉の角煮そば ランチセット1320円が人気。一品一品が中々のボリューム。餃子も当然のビッグサイズ。角煮はゴロッと大きく柔らかな仕上がり。牛肉もたっぷりなうえ、フクロダケ、青梗菜もどっさりとかなり具沢山だ。細い縮れ麺はプリッとした食感。スープは醤油の風味が強く肉の味もしみだして旨い。
⑫Dad’s Ramen 夢にでてきた中華そば
有名ラーメン誌TRYでも受賞の煮干しラーメン
自由が丘でラーメンをおすすめするならもはや欠かせないお店となってきた「Dad’s Ramen 夢にでてきた中華そば」。
元お笑い芸人の店主の夢の中に出てきた父親が、振る舞ってくれたラーメンを看板メニューとするストーリー性にもあふれるお店だ。
こちらのメニューは「夢にでてきた中華そば」以外にも、にぼしoilそばのように目を引くメニューが並んでいる。いずれもラーメン誌”TRY”にて部門1位や入賞を果たす実力派だ。
2000円overの強気の価格設定には尻込みしてしまうかもしれないが、ぜひ一度食べてから語ってほしい一杯があるお店として紹介したい。
※材料切れ次第終了
おしゃれさだけじゃない! 自由が丘でランチを満喫
今回は、自由が丘エリアでランチにおすすめのお店を紹介した。
ハンバーガーショップやカフェのような王道ランチメニューから、イタリアン・フレンチの人気店のお値打ちランチまで、自由が丘はジャンル・価格帯にとらわれないランチ先進エリアと言える。
ぜひ本記事がみなさまの自由が丘でのランチ選びの役に立てば幸いである。紹介から漏れたお店にも人気店が存在するので、「食べログ」など口コミサイトも要チェックだ。
↓ 食べログの自由が丘駅周辺のランチ情報はこちら! ↓
自由が丘駅(東京都)のランチのお店|食べログ