横浜みなとみらいのおすすめダイニングバー・飲み屋10選

①郷どり燦鶏 Colette・Mare みなとみらい店

桜島どりと豊富な酒

桜木町駅そばの商業施設「コレットマーレ」6階にある、日本酒が中心の居酒屋。夜景も素晴らしいロケーションで、落ち着いた雰囲気の店内はさまざまなシーンに利用できる。

名物の串焼きには、鹿児島県産の銘柄鶏である「桜島どり」を使用。天然地下水とめかぶ、ハーブ、お茶などの飼料で育てられた、しっとりジューシーな肉質。お店で一本一本手打ちしている。盛り合わせでいろんな部位を食べ比べるのがおすすめだ。

ランチ営業も行っている。人気は親子丼。塩親子丼は上品な鶏の甘みを感じられる逸品だ。卵がとろりとしていて、王道、シンプルながら期待にしっかり応えるクオリティ。

ブランド鶏のさまざまな表情を楽しめるコースも人気だが、コースにはぜひ追加の飲み放題を。2000円のプレミアム飲み放題は生ビール、各種サワー、ワイン、カクテルをはじめとしてあらゆるドリンクを揃える。焼酎は燦鶏オリジナル麦焼酎、赤霧島など6種類に加え黒糖焼酎がある。5種類の地酒、日本酒もすべてが飲み放題だ。

②常盤木

創業95年以上のふぐ料理店

高層ビル立ち並ぶ桜木町から少し歩くと、個人経営の飲み屋が軒を連ねる「野毛」などディープな「横浜」を感じられるエリアが点在している。
「常盤木」は関東大震災の翌年1924（大正13）年に「酒屋」として創業。1951（昭和26）年ごろ、当時は高級料亭でしか食べられなかった「ふぐ」を提供しはじめたという。大衆にも、おいしいふぐを手ごろな値段で。現在もその心意気が残っているのではないだろうか。

フグの一夜干し、から揚げ、名物の「フグ豆腐」などさまざまな食べ方を楽しめる。フグ鍋が中でも人気。野菜もフグもたっぷりのボリュームで提供される。白菜、ネギの山の上に白く透き通ったフグ。つけるポン酢醤油はお店特製で、醤油に大きな橙のフレッシュジュースを絞ったもの。あっさり、さっぱりのフグを楽しんだあとは、雑炊で〆。冬は熱燗とご一緒に。

労働者のための大衆酒場なので、土日祝日はお休み。

③牡蠣と魚 海宝 みなとみらい店

ぷりっぷり生牡蠣を

全国から届く7種の牡蠣をはじめ、海の幸と酒が楽しめる名店だ。みなとみらい駅から直結の「みなとみらいセンタービル」にある。
広々とした開放的な店内にはシャンデリアがきらめき、高級感ある空間。広いテーブル席はファミリーで、ロマンチックなディナータイムはデートにおすすめ。

三重県認定のブランド牡蠣 佐藤養殖場の「的矢かき」が食べられるのが海宝だ。松坂牛・伊勢えび・真珠・アワビなどの三重県の特産品と共に、厳しい審査を経て認定される三重ブランド。「的矢かき」はプランクトンの豊富な志摩半島の的矢湾で、一粒かきとして筏養殖された牡蠣だ。高い栄養素と安全性を誇る。

名物カキフライは広島県産牡蠣をレモンとタルタルソースでガッツリ楽しめる。
「牡蠣のアベンジャーズ」は名前に負けない豪華さ。生牡蠣、焼き牡蠣、カキフライ、ソース焼き、牡蠣の塩辛というヒーローたち。
ふわふわ、旨味ぎっしりの牡蠣飯も美味。

④ジャックス

古き良き横浜のオーセンティックバー

みなとみらい駅より徒歩2分、横浜ベイホテル東急の中にあるバー。ソファ、ピアノ、と上質なインテリアが演出する正統派ブリティッシュの空間で、年代物の銘酒を楽しめる。

エントランスには美しい光沢の石が、フロア内には高級感あふれる絨毯が敷かれている。ふかふかの絨毯の上を歩くと、シックなバーカウンターが現れる。
横浜カクテルコンペティションで銅賞を受賞しているバーテンダーも在籍する、本格派だ。

美酒に酔えるオーセンティックバーは、みなとみらいで唯一のシガーバーでもある。ジャックスで楽しめるのは香料不使用、最高級と言われるハバナシガー。

静かに時間に浸りたいときに。

⑤肉バルD.U.M.B.O クイーンズスクエア横浜店

肉！酒！チーズがうまい

アメリカでもっとも洗練された街のひとつ、ニューヨーク・ブルックリンにインスパイアされた肉バル、「D.U.M.B.O」。その名は「Down Under the Manhattan Bridge Overpass」の頭文字からなる。ブルックリンは歴史的背景から、オランダ街などで異なった文化が入り混じりながら、落ち着いた空気に包まれた街区。海と街の灯りが織りなす夜景は、みなとみらいも負けてはいない。

「ブルックリングリルスタイル」を標榜するDUMBOは、自由な発想の肉料理を提供する。
ランチの人気メニューは高コスパの「ステーキランチ」だ。たっぷりがっつり、肉バルクオリティのステーキを、食べ放題のご飯、スープ、サラダと一緒に。昼から大優勝。

クラフトビールの飲み比べも楽しみ方のひとつ。ブルックリンラガーはカラメル麦芽の風味とクセのない苦味とフローラルな香り。味わい深く、なめらかな口当たりで、NY一番人気と呼び声高い。
グランドキリンJPL（ジャバンペールラガー）は国産麦芽の香ばしさと余韻、国産ポップを使用したフルーティな香りが特徴。締まりのある苦味を楽しみたい人におすすめ。

ディナーはさまざまなバリエーションがあるコースがおすすめ。なかでもズバリ、飲み放題付きのものが人気だ。定番のアルコールはもちろん、レモネードサングリア、マンゴーモヒートなどのオリジナルカクテルに加え、なかなか珍しいハイネケンエクストラコールドも用意。もちろん、肉盛り合わせにラクレットチーズなど、文句なしのフードがてんこ盛り。

⑥ピッツェリア＆トラットリア マーノエマーノ マークイズみなとみらい店

農園のピッツェリア その味を大都会で

MARK ISみなとみらい4階にあるピッツェリア。テラス席は、海の気持ちいい風にもあたりながら、横浜の街を一望できるロケーションだ。

お店は農園納屋をイメージしており、木造の内装にハンドメイドタイルのキッチンがかわいらしい。「手と手」を意味する店名に偽りないあたたかみだ。

ランチメニューはすべてサラダビュッフェ付き。サラダには有機野菜が使われている。パン、デトックスウォーターのサービスもついて、ピッツァ・パスタランチは990円とお得。
マリナーラ はチーズを使わないトマトソースをベースとしたピッツァ。ガーリック、オレガノ、パセリとフレッシュトマトがトッピング。生地にもこだわっているのが良くわかる逸品だ。
パスタのおすすめは国産の和牛を使用したペンネ。和牛ひき肉をじっくりと時間をかけて煮込んでいる。

さて、イタリアンにはワインが欠かせない。グラスワインは食事によく合う、若いワインのアンティカトッレだ。ミディアムボディで白はトレッビアーノ、赤はサンジョベーゼで作られている。心地良い果実の香り。
その他にもミモザ、キールロワイヤル、ペリーニなどの食前酒に加え、ノンアルコールのオリジナルカクテルもある。各種飲み放題コースも用意。

⑦エムエム タイ

本格タイ料理のビアガーデン

多国籍な街、ヨコハマにもタイ料理店はそう多くない。みなとみらい駅から徒歩3分のグランドセントラルテラスにある。みなとみらいの中心地に、ダイナミックなガラス張りの堂々たる店構え。

本格タイ料理ならではのグリーンカレー、ガパオライスをはじめとした伝統食に加え、一歩先を行く新感覚のタイ料理も楽しめる。
ガパオライスのランチは900円。香りがたつ鶏ひき肉のバジル炒めに、タイスタイルの目玉焼きのせご飯が美しく盛り付けられている。タイ米は日本人にはあまり好まれないが、タイ料理にはやはり本場のタイ米がマッチ。香草の匂いはきつすぎず、日本人にもフレンドリーな味だ。

気持ちの良いテラスでビアガーデンを楽しめるコースが1番人気。プリッとした海老の擂り身揚げ、豚肉のタイ醤油揚げなどに始まり、鶏ひき肉のピリ辛サラダ、香ばしいピーナッツソースで食べる豚の串焼き、空芯菜炒めやソフトシェルクラブと卵のカレー炒めなど人気メニューが目白押し。定番のトムヤムクンや締めのグリーンカレー炒飯も味わえる大満足のコースは、スパークリングを含む3時間飲み放題で4500円。

⑧ハードロックカフェ

ロックで社交の酒場

クイーンズタワーの一角。大きなネオンサインの看板が目印だ。
ハードロックカフェは1971年、ロンドンに創業した「音楽」をテーマにしたアメリカンレストラン。店内には著名ミュージシャンが実際に使用した衣装や楽器などを飾られている。往年のヒットソングを聴きながら、ロックなひとときを過ごせる。
アメリカンな酒場の雰囲気、多くの外国人に包まれながらさまざまなカクテルを傾けるのがヨコハマトラディショナル。カフェレストランながらカクテルの種類はかなり豊富だ。おすすめの「HURRICANE」は1940年代ニューオリンズ発祥のハードロックカフェを代表するカクテルだ｡ハバナクラブ３年ラムにオレンジ、マンゴー、パイナップルジュース、グレナデンをブレンドし、ハバナクラブ７年ラムとアマレットをフロートしたトロピカルな一杯｡

⑨オレンジブランチ

グラスワインの飲み比べ

ビルの2階へとつながる階段は、心ときめく別世界への入口―。
「桜木町駅」より徒歩4分、紅葉坂交差点そばの「オレンジブランチ」。ワイン好きが集まる大人のための隠れ家的ワインバーだ。色とりどりのアンティパストを味わいながら、ワインを傾ける至極の時間を。
なんとこちらでは、ワインの持ち込みを「歓迎」している。オーストラリアの食文化”BYO”（Bring Your Own）にならい、客がお気に入りのワインを持ち寄れるのだ。開栓はスタッフが行ってくれる。

「ワイン好きのためのパーティプラン」は・オードブル盛り合せ、カルパッチョ、サラダ、ピザ風トルティーヤ、天使の海老のガーリックオイル煮、肉料理、パスタ、デザートなどの料理に加え、
飲み放題は生ビール、スパークリングワイン（４種類）、白ワイン（５種類）、赤ワイン（５種類）、ウイスキー、焼酎、カクテル、各種ソフトドリンクで5500円。仲間と楽しく飲み比べ。

⑩横浜モノリス

桜木町の高層フレンチ

桜木町駅を出てすぐ、海に向かって左手に、映画館や雑貨屋の入った複合施設、ヒューリックみなとみらいがある。

同ビルの低層には130の物販店や飲食店が入居するショッピングタウン「コレットマーレ」、映画館「横浜ブルク13」、ホテル、フィットネスクラブ、オフィスなどが入居している。
「横浜モノリス」はヒューリックみなとみらい の最上階にあるフレンチダイニングバー。

「テロワール」は全5品のライトなランチコース。
前菜のビーツのカクテルサラダ〜生ハムとハーブを添えて、魚料理の鰆のロティ　ヴェール　プランタニエ、肉料理は豚ヒレのロティ 春野菜のアッシュ〜ミックスビーンズを添えて、デザートCamomille～グレープフルーツとベルガモットのマリアージュ～、プティフール小さな焼き菓子といった内容。

モノリスの名を冠したオリジナルカクテルや、各種ワインが料理を引き立てる。
一歩足を踏み入れれば、ラグジュアリーで洗練された空間と眼下に広がる景色、 横浜を代表する港町やベイブリッジの景観を愉しめる。歴史ある港町の風情を損なうことなく、かつ現代の感性を十分に活かした空間で贅沢な時間を。