難波周辺の特徴とラーメン店を探すポイント
大阪では、うどんが人気でラーメンはうまい店が少ないと言われていた時代があったが、それも今や昔。2000年代初頭、日本中を席巻したラーメンブームは大阪にも上陸。ブームはそのまま定着し、大阪でも全国からラーメンマニアを引き寄せる名店がつぎつぎ誕生した。そしてラーメンといえば飲み会の後の必食メニュー。大阪一の歓楽街・難波は、そのまま大阪一のラーメン激選区でもある。
この記事では、そんなハイレベルなラーメン屋が集まった難波のおすすめ店を一挙にご紹介。スープの味もこってり・あっさりにどどまらず、オリジナルの味を極めたものから、人気の全国チェーンの味まであらゆるジャンルを網羅した。いずれも食べログ評価3.5以上の有名店なので、マニアから初心者まで参考になること間違いなしだ。
飲みのあとのシメや、日本橋での買い物途中に行きたい店が満載のこの記事。ぜひこちらを参考に、あなたの胃袋をつかむ一杯を探し出してほしい。
難波の人気おすすめラーメン・つけ麺店20選(目次)
店舗 (クリックで詳細) |
ジャンル |
醤油 | |
焦がし鶏白湯 | |
塩ラーメン | |
鶏塩らーめん | |
背脂醤油 | |
鶏白湯 | |
鶏鰹だし | |
醤油 | |
煮干しラーメン | |
醤油ラーメン | |
鶏もつつけ麺 | |
煮干しまぜ麺 | |
鶏白湯 | |
魚介豚骨つけ麺 | |
鶏炭焼きラーメン | |
味噌 | |
魚介豚骨系 | |
煮干しラーメン | |
二郎系・まぜそば | |
二郎系 |
麺屋 丈六
ウラなんばの名店といえばここ。高井田系の完成形!
「麺屋 丈六」は、2017年のラーメンWalker 大阪総合部門で堂々第一位になった店。大阪唯一といわれるご当地ラーメン、「高井田系」のラーメンだ。
基本メニューは「中華そば(650円)」。高井田系らしく真っ黒な醤油スープ。ここにチャーシューとネギ、メンマというトッピングだ。ダシは鶏ガラベース、麺はもっちりした中太麺で、つるりとした滑らかな舌触りがたまらないひと品。チャーシューはしっとりした赤身とプルンとした脂身のバランスがよく、肉増しだと150円アップになる。ザク切りのネギとの相性もバッチリだ。
毎月第一日曜はモーニングの営業あり。ランチやディナータイムはかなり並ぶので、待つのが嫌なら朝駆けでぜひ。
住所:大阪府大阪市中央区難波千日前6-16
毎月第1日曜は7:00-10:00、11:30-15:00
(画像:公式Facebookページより)
ぼっこ志
真っ黒いスープはインパクト大!炭焼き風味はクセになる味
こちら「ぼっこ志」は、十三に本店の「ばっこ志」、北浜に「ぶっこ志」、そしてフィリピンに「だっこ志」と、4店舗を構えるチェーンのうちの一店舗。店によってスープの味が違うが、ここ「ぼっこ志」は鶏白湯スープの店である。
ラーメンメニューは4種類あるが、おすすめは「焦がし鶏白湯(800円)」。このラーメンは名前に「白」と入っているがスープは真っ黒、炭火地鶏の風味である。漆黒のスープの中に白い鶏チャーシューが浮かぶ、ビジュアルも美しい一杯だ。麺は自家製麺で、リングイネのようなモチモチの平打ち麺。チャーシューは燻製でスープの味にも負けない風味である。すべてがこだわり抜かれた一杯はクセになる味。ぜひ4種類全制覇を。
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-6-10
宗家一条流 がんこラーメン十八代目
私語厳禁・香水厳禁。がんこさは、うまいラーメンを食べて欲しい一途な気持ち!
「宗家一条流 がんこラーメン十八代目」は、なんばグランド花月近くの店。店内に入ると、通路にびっしり有名人の色紙が貼られているのが圧巻の人気店だ。
看板は「塩ラーメン(750円)」で、エビ油かネギ油が選べるようになっている。店の外には大きな骨のオブジェがあるため、豚骨の白湯スープと思いきや、スープはすっきり澄んで底まで見える透明感。こちらのスープは塩っけがやや強め。味の調整はしてくれるので、気になる人は塩少なめでオーダーしてみては。
店には読書禁止や携帯禁止など、おいしく食べるため禁止事項が細かく書いているが、これはお客同士で注意ができないことを配慮したもの。気持ちよく食べられる店の絶品麺、あなたもぜひ。
住所:大阪府大阪市中央区難波千日前10-13
麺のようじ
化学調味料無添加。最後まで飲み干せる優しい味のスープが自慢
「麺のようじ」は食べログ2018年の百名店にも入る店。メニューは主力が4種類、「鶏塩らーめん」「鶏節極塩らーめん」「鶏醤油らーめん」「鶏節極醤油ラーメン」各830円である。この4つが券売機で大きく出ておりイチオシだが、中でも最初に食べるなら「鶏塩らーめん」をぜひ。
こちらのラーメンは、トッピングが種類豊富に載っているのが特徴。穂先メンマ、青ネギ、白髪ネギ、味玉、レッドキャベツスプラウト、玉ねぎに鶏チャーシューと盛りだくさんでインスタ映えも抜群だ。素材は化学調味料無添加で優しい味。塩ラーメンだがとがった塩っぱさがなく飲み干せる一杯。店はいつでも長蛇の列なので、来店はピークタイムをはずすのがおすすめ。
住所:大阪府大阪市中央区高津2-1-2 大越ビル1F
大阪メトロ・近鉄日本橋駅7号出口より徒歩8分
中華そば ふじい 難波千日前店
昔ながらの中華そば。みんな大好き定番鶏ガラ醤油味
「中華そば ふじい 難波千日前店」は、大きな赤い提灯が目を引く中華そばの店。基本は店の名前通り「中華そば(710円)」。醤油ベースのスープは、鶏ガラと野菜のうまみが濃縮された味。ここに揚げた背脂がたっぷり入った、濃厚醤油ラーメンが人気の店である。トッピングはチャーシューにメンマにネギだが、青ネギがたっぷり入っているのがうれしいポイント。こってり背脂をネギがさっぱりさせ、バランスのよい味に仕上げてくれている。
店は24時まで開いており、飲みの後に訪れるのにぴったり。また、唐揚げやキムチなど一品ものも充実しているため、ラーメンと一品でチョイ飲みにもちょうどよい店。千日前で知っていると重宝する店、あなたもぜひ。
住所:大阪府大阪市中央区難波1-3-14
らーめん天道
鶏白湯スープ一本勝負の店!アオサの風味がたまらない一杯
「らーめん天道」は、丁寧にとられた鶏白湯スープが自慢の店で、メニューは基本4種類。「鶏白湯らーめん(700円)」「からし鶏白湯らーめん(700円)」「魚介鶏白湯らーめん(850円)」「魚介鶏白湯つけ麺(850円)」というラインナップである。初めての来店なら、おすすめは「鶏白湯らーめん」だ。こちらはトッピングがチャーシュー1枚に刻み青ネギ、そしてアオサ。スープは濃厚で黄白色、鶏のうまみが凝縮した自慢の味である。ベースの味は塩ラーメンだが、この塩ダレは鶏の甘みが引き立つマイルドな味わい。アオサの風味ともベストマッチの一杯である。
濃厚だが後味は不思議とさっぱり。1種類食べるとほかも制覇したくなるはず。ぜひリピートを。
住所:大阪府大阪市中央区日本橋1-19-7
大阪メトロ日本橋駅5番出口より徒歩1分
月曜-金曜は11:30-15:30、17:30-23:30
土曜、日曜、祝日は11:30-23:30
らーめん製作所 奏
いつでも行列の名店。醤油が奏でるハーモニーを味わって!
「らーめん製作所 奏(かなで)」のラーメンは、カツオ節と煮干しのきいた濃厚醤油ラーメン。店のおすすめは、基本の「奏でる醤油らーめん(730円)」。このラーメン、スープをすすると魚介の風味と動物系の脂、醤油の香ばしさがバランスよく鼻に抜けるという絶妙なバランス。弾力のある麺との相性も抜群で、濃厚ながらも飲み干せる一杯だ。
またサイドメニューでおすすめは「まかない飯(並250円)」。生姜のきいたつゆだくの鶏そぼろ飯で、醤油ラーメンともよく合うひと品。サイドメニューイチオシなのでこちらもぜひ。店はオープン時間、ずっと混雑している人気店。行くなら開店直後がおすすめ。並んでも食べる価値のある店、あなたもぜひ。
住所:大阪府大阪市浪速区稲荷1-7-30
友愛亭
絶品醤油ラーメンはノックアウト必至のうまさ!
「友愛亭」は店主が無類のボクシング好き。メニューは「カミソリパンチ」「アッパー」などボクシングにちなんだ名前がずらり。おすすめは基本の醤油ラーメンの「右ストレート(750円)」。濃口・薄口醤油をブレンドした特製醤油ダレは秘伝の味。トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギ。麺はネーミング通りのストレート細麺。具材もスープも麺も、どれもがバランスのよい正統派醤油ラーメンの味である。
サイドメニューは「リングサイドメニュー」として「チャーシュー丼(350円)」や「特製バタめし(250円)」などがあり。昼3時までは、ご飯ものはお得なランチセットにできる。Twitterでは限定メニューの告知もあるのでぜひチェックして。
住所:大阪府大阪市浪速区日本橋4-12-1 マルタビル1F
大阪メトロ恵美須町駅1号B出口より徒歩4分
火曜-金曜は11:00-15:30(L.O.15:00)、17:00-21:00(L.O.20:30)
土曜、日曜は11:00-21:00(L.O.20:30)
玉五郎 黒門店
どこでも人気の玉五郎。大阪の煮干しラーメンならここ!
大阪で煮干しラーメンといえば「玉五郎」。大阪・神戸に14店舗あるが、ここ黒門店が本店になる。こちらも他店同様、ラーメンは「煮干しラーメン(730円)」と「煮干しつけ麺(780円)」のツートップ。トッピングに水餃子があるのが玉五郎の特徴だ。初めて食べるなら「煮干しラーメン」をぜひ。豚骨ベースに煮干しがきいたスープだが、さすがの名店、クセがなく食べやすいのが特徴。バランスがよく、煮干しが苦手な人でもおいしく食べられると評判である。
具材は大判チャーシューにメンマ、刻み玉ねぎにナルト、カイワレという色どりのよさで食欲をそそる。上品でクセのない味でファンが多いこの店、黒門市場でラーメンを食べるならぜひ「玉五郎」で。
住所:大阪府大阪市中央区日本橋2-4-1
大阪メトロ日本橋駅9・10番出口より徒歩5分
金久右衛門 道頓堀店
大阪ブラックといえばここ!食べログで3年連続ベストラーメン賞受賞
「金久右衛門」といえば醤油ラーメンの高井田系の元祖といえる店。大阪・深江橋の本店にはじまり、今や関西一円に12店舗を構える一大チェーン店に成長。大阪では誰もが知る醤油ラーメンの有名店である。
おすすめは、もはや大阪名物といえる「大阪ブラック(900円)」だ。こちらの醤油ラーメンはエビの風味がきいた複雑な味わいが特徴。ラーメングランプリで関西No.1にも選ばれた名品なので、迷うならぜひこちらを。半熟の味玉がデフォルトで載っているので、黄身を溶かしながら召し上がれ。
店の営業時間は、昼の11時から翌朝の8時まで。朝ラーにもオールナイトの後のシメにもぴったり。地元住民にも観光客にも人気の店、ぜひあなたも体験してみて。
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-4-17
金曜、土曜、日曜、祝前日は24時間営業
清麺屋
ウラ日本橋で有名なラーメン屋。知っていると自慢できる穴場の店!
「清麺屋」は近年「ウラポンバシ」と呼ばれる日本橋駅近くにある店。店の名前といい玄関の白のれんといい、日本料理店のようなたたずまいの店は外観からも「うまい店のオーラ」が漂っている。
そんな店の一番人気は「鶏もつつけ麺(830円)」。つけ汁は、ぱっと見背脂たっぷりのこってり豚骨魚介。しかし表面の脂の下は醤油ベースの澄んだつけ汁で、さっぱりといただけるのがうまさのポイントである。麺はモチモチの平打ち麺で、つけ汁をしっかり持ち上げる絶妙なサポーターだ。
店主は数々の有名店をプロデュースした凄腕職人。そのためどのメニューも絶品だが、店が少しわかりにくい場所にあるのが難点。穴場の店だが味は間違いなし。ぜひ探し出して来店を。
住所:大阪府大阪市浪速区日本橋西1-4-8 マンション田中1F
マゼニボジャンキー
オタロードの有名店。名前はふざけているが味は本格派!
店のTwitterには「混ぜにぼに特化した、遊び心のあるお店です」と紹介が。店の名前からしておふざけ系と思われるかもしれないが、味は本格派。オープンは2018年ながらも一年もしないうちにたちまち人気店の仲間入りをした、今注目のラーメン屋である。
おすすめはシグネチャーメニュー「マゼニボジャンキー(800円)」。ジャンキーといいながらも煮干しの出汁がしっかりきいたキレのよい味。チャーシューが肉厚でレアなのも、食べ応え抜群で人気のひと品だ。店では「追い飯」が出るので、底にたまった具材も絡めて完食を。
店は基本立ち食いスタイル。ピークタイムを過ぎると椅子も使えるので、ゆっくりするならランチタイムをはずして。
住所:大阪府大阪市浪速区日本橋3-8-19
月曜-金曜は11:00-15:00、17:00-22:00
土曜、日曜、祝日は11:00-22:00
龍旗信RIZE 大阪なんば店
堺の有名店が満を持して大阪に出店!極上素材のラーメンはたちまち大人気に
「龍旗信RIZE(りゅうきしん らいず) 」は堺に本店がある店。こちらのラーメンは鶏ガラ・丸鶏、7種類の香味野菜で出汁をとっており、味の決め手は自家製干しごぼうと天然塩、そして伊勢湾の天然ムール貝とのこと。どれをとってもよそではなかなか真似できない、極上素材が自慢のラーメン店である。
そんな「龍旗信RIZE」、おすすめは「鶏炊いたん塩そば(830円)」。黒いどんぶりに真っ白いスープ、そして赤いパウダーという色どりも美しい一杯。スープはクリーミーながらもしっかりと塩とダシがきいて深みのある味で、店で一番人気のひと品だ。
こちらの店は定番メニューも豊富だが、季節限定商品もあり。ぜひ何度も通っていろいろ試してみて。
住所:大阪府大阪市中央区難波中2-10-25 なんばCITYなんばこめじるし1F
月曜-金曜は11:30-16:00、18:00-24:00(L.O.23:30)
土曜、日曜、祝日は11:30-24:00(L.O.23:30)
つけ麺 雀 アメ村本店
大阪では珍しい本格つけ麺の店。麺がうまいとすべてがうまい!
「つけ麺 雀」は大阪で6店舗展開するつけ麺専門店。平日でも開店前から行列ができる、界隈でも有名な人気店である。
基本メニューは「雀つけ麺(780円)」。つけ汁はオーソドックスな魚介豚骨で安定のうまさ。ハイレベルの「普通のおいしさ」だが、こちらは麺が美味なのがポイント。平打ちの太麺は食べ応えがあり、麺のうまさでラーメン全体のレベルを引き上げている。ほかには辛味噌の入った「辛つけ麺(830円)」や、女性人気ナンバーワンの「塩つけ麺(830円)」などのバリエーションがあるが、デフォルトの麺とスープがおいしいため、何を頼んでもはずれがないのが人気の秘密だ。ぜひ何度も足を運んで、いろんな味を楽しんでほしい。
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-11-11
大阪メトロ四ツ橋駅5番出口より徒歩2分
ジャンキー
名前通りとりこになるおいしさ。炎を上げて豪快に焼く地鶏は絶品!
「ジャンキー」は、ラーメン屋が軒を連ねるでんでんタウンの中にある店。看板メニューは炭焼き地鶏が香ばしい「鶏炭焼きラーメン(700円)」。スープは鶏と豚、そして魚介の風味がほのかにする白湯スープだが、クリーミーなスープに炭焼きの香りが移っているのがうまさのポイント。れんげがついてくるが、どんぶりから直接飲み干したくなること間違いなしである。鶏肉はさつま知覧どり。うまみのつまったコリコリした食感が特徴だ。濃厚なポタージュ風スープと、炭焼き地鶏が両方楽しめる一杯に、休日ともなれば長蛇の列ができる人気店である。
またサイドメニューのおすすめは「焼豚丼」(250円)。セットにすると150円なのでこちらもぜひ。
住所:大阪府大阪市浪速区日本橋4-7-26 ワンダⅣビル1F
大阪メトロ恵美須町駅1-A番出口より徒歩5分
味噌物語 麺乃國+ 難波千日前店
味噌ラーメンのみで勝負する潔さ!絶品味噌はほかにはない味
「味噌物語 麺乃國+(めんのくに じゅう) 難波千日前店」は、高知県に本店がある味噌ラーメンのチェーン店。こちらの味噌は、北海道百年味噌という独自製法の味噌を使用。北国ならではの濃厚赤味噌を長期熟成させ、さらにコクとうまみを引き出した秘伝の味噌である。店のイチオシメニューは「金の炙り味噌ラーメン(800円)」。この味噌ラーメンに使われる味噌は、味噌の中に白ワインと山椒、アーモンドを混ぜて一緒に炙って完成させたもの。チャーシューも炙ってあり、味噌と肉の脂の香ばしさがたまらない一杯である。
また店は居酒屋メニューも豊富。唐揚げや自家製餃子といった定番メニューで、チョイ飲み使いにもできるのでそちらもぜひ。
住所:大阪府大阪市中央区難波千日前6-9
大阪大勝軒 日本橋店
あのつけ麺の名店の味が大阪でも!元祖の味を忠実に受け継いだ店
「大勝軒」といえば東京・池袋のつけ麺の名店。この店で修行した人は全国各地で出店しているが、こちらの大勝軒ものれん分けをされた店。本店のファンいわく、大阪の大勝軒は創業者の味を忠実に受け継いでいるとのこと。つけ麺ファンなら必ず訪れるべき店といえるだろう。
基本メニューは「つけ麺(並盛780円)」。つけ汁は豚骨の濃厚さの中に、ほのかな酸味を感じる味。甘さとしょっぱさ、そして醤油の風味のバランスが絶妙な、自慢のつけ汁である。チャーシューは脂身が少ないタイプで噛めば噛むほど味が出てきて美味。ゆで卵が半玉載っているのもうれしいポイントだ。
店は全国レベルの名店だけに昼間は長蛇の列。並んでも食べる価値のある店にぜひ。
住所:大阪府大阪市浪速区難波中2-1-12
煮干しらーめん玉五郎 五代目 難波店
つけ汁と麺の絡みが最高の一杯。煮干しの風味と豚骨のコクがたまらない!
「煮干しらーめん玉五郎」といえば「煮干しラーメン」と「煮干しつけ麺」が人気だが、難波店は「煮干しつけ麺(並・780円)」がおすすめ。このつけ麺は他店とは違い、麺の表面に粘り気があるのが特徴。つるりとしていないため、つけ汁がよく絡むのがうまさのポイントだ。つけ汁は豚骨と鶏ガラベースで油分が多いタイプ。キリっとした醤油の風味と香ばしいラードの風味が絶妙なコンビである。卵は半熟で、黄身は鮮やかなオレンジ色。タレの風味も感じられる卵はファンの多いひと品だ。
玉五郎は大阪で人気のチェーン店。麺のゆで方など、細かい点が他店と違うというマニアの指摘があるが、いずれにしてもレベルの高さは保証付き。ぜひ安定のおいしさを堪能して。
住所:大阪府大阪市浪速区難波中1-5-2
麺屋ガテン なんば心斎橋 総本店
みんな大好きガッツリ味。ジャンクな味で腹を満たすならここ!
「麺屋ガテン」はYahoo!主催、「最強の次世代ラーメン日本一決定戦」の優勝店。こちらのラーメンはいわゆる二郎系のまぜそば。基本メニューは「MAZEそば(780円)」。濃厚醤油の汁なしラーメンで、麺増量・ヤサイ増し・アブラ増し・にんにく無料という太っ腹。またキムチも食べ放題なのがうれしいポイントだ。
具はチャーシューにもやし、にんにくに卵黄。これをよく混ぜて食べるスタイルで、極太の麺とよく絡んで美味。また味変アイテムが豊富で、卓上には昆布酢や一味、山椒などがずらり。酢がさっぱりしていてよく合うので、後半に少し足すのをおすすめする。シメには無料のチョイ飯サービスも。ぜひ投入して最後までキレイに平らげて。
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-7-28 萬壽福ビル1F
月曜-木曜は11:30-15:00、18:00-23:00
金曜、土曜は11:30-15:00、18:00-23:30
日曜は11:30-16:00、18:00-22:00
自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 難波千日前店
店の名前がすべて!男一匹、ラーメン喰らうならここで決まりだ!
「自家製太麺 ドカ盛 マッチョ 難波千日前店」はいわゆる「二郎系」だが、大阪で一番「ラーメン二郎」の本店に近いと言われる店である。基本のラーメンは700円。スープは豚骨と鶏ガラベースの醤油味で、大量の背脂が入ったマッチョでジャンクな味が特徴である。自家製の極太縮れ麺は並でも220グラムという食べ応えで、「ドカ盛」の名の通り恐ろしいほどの存在感だ。チャーシューは大ぶりのものが3切れ。厚切りだが柔らかく、食べやすいひと品である。また、にんにく・背脂・野菜などは無料で増量できるので、思う存分カスタマイズして。
店内は雑然としており、これぞ男のラーメン屋といった雰囲気。スタミナをつけたい日にぜひ訪れたい店だ。
住所:大阪府大阪市中央区日本橋2-7-22