難波でおすすめ!食い倒れの街の人気ランチ店20選【食べログ高評価】

難波の特徴とランチのお店を探す際のポイント
大阪の二大繁華街のひとつ、“ミナミ”の玄関口にあたる難波エリア。3本の地下鉄やJR、近鉄線、阪神線など複数の交通機関が交差し、アクセスも至便。
グルメの街としても知られ、居酒屋やレストラン、おしゃれなカフェなど人気の飲食店が軒を連ねる。食い倒れの街にふさわしく、ランチもさまざまなジャンルで選り取り見取り。
むしろ選択肢が多すぎて、選ぶのに困ることも多いだろう。そこで、今回は難波エリアでランチにおすすめのお店を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
【食べログ高評価】難波の人気おすすめランチ店20選(目次)
店舗 (クリックで詳細) | ジャンル | 価格帯 |
① 韓日館 | 焼肉・韓国料理 | 1000-2000円 |
② ぺりーのいくら丼 | いくら丼 | 1000-2000円 |
③ クンテープ | タイ料理 | 1000-2000円 |
④ 梁亜楼(リャンアロウ) | シンガポール料理 | 1000-2000円 |
⑤ とんかつ 吉兆(きっちょう) | とんかつ | 1000-2000円 |
⑥ 大黒(だいこく) | 和食 | 1000-2000円 |
⑦ 魚匠 銀平 | 魚定食 | 1000-2000円 |
⑧ 普通の食堂いわま | 和定食 | 1000-2000円 |
⑨ 坂町の天丼 | 天丼 | -1000円 |
⑩ ニューライト | カレー | -1000円 |
⑪ 重亭(ジュウテイ) | 洋食 | 1000-2000円 |
⑫ 天ぷら 大吉 | 天ぷら | 1000-2000円 |
⑬ 千とせ(ちとせ) | うどん | 1000-2000円 |
⑭ 味乃家 本店(あじのや) | お好み焼き | 2000-3000円 |
⑮ 大阪難波 自由軒 | カレー、洋食 | -1000円 |
⑯ 一芳亭(イッポウテイ) | 中華 | 1000-2000円 |
⑰ クレープリー・アルション | ガレット | 1000-2000円 |
⑱ 道頓堀 今井 | うどん | 1000-2000円 |
⑲ 福太郎 | お好み焼き | 1000-2000円 |
⑳ シンズキッチン | インド料理 | 1000-2000円 |
①韓日館
コスパ抜群の韓国料理ランチ
1986年創業の、芸能人や韓流スターもよく訪れる老舗韓国料理店。スタイリッシュでおしゃれな店内で、焼肉はもちろん、伝統料理や薬膳料理など本場の味を堪能できる。
完全個室も完備しているので、プライベート感を大切にしたい場面でも重宝するお店だ。
お昼は、1000円台で楽しめるお得なランチ定食が人気を集めている。「味噌チゲ定食」や「特選カルビタン定食」、「ユッケジャン定食」に「日替わり定食」など、コスパ抜群の韓国料理定食を堪能することができる。
ランチのみならず、7:30~9:30の時間帯でモーニングも実施している。各定食が10%OFFとさらにお得に楽しめるので、こちらも要チェックだ。
住所: 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-9-23 1F
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩17分
営業時間:
7:30-9:30(L.O.9:00)
11:30-14:30
17:00-23:00(L.O.22:30)
定休日: 不定休
1000-2000円
個室: 有り
②ぺりーのいくら丼
リーズナブルないくら丼で海の幸を満喫
ルビーのようにきらめくイクラがこぼれんばかりの丼を、豪快にかき込みたい! そんな願いをリーズナブルに叶えてくれる、いくら丼の専門店。
名物の「いくら丼」は、シングルとダブルの2種類を用意。シングルは柔らかいタイプのいくら1種類だが、ダブルはプチプチとやわらかの2種類をのせることができる。丼の中で半々で盛られているので、その違いを確かめるのもよいだろう。
ダブルは量も多く、ごはんが見えないくらい、こぼれんばかりのいくらがたっぷりのっている。+250円でホタテをトッピングすることもできる。
どちらも、みそ汁付き、ごはんの量も自由にオーダー可能で、シングル:1,250円、ダブル:1,500円とコスパも抜群だ。期間限定でウニも登場し、300円でビールも頂ける。至福のいくら丼ランチをぜひご堪能あれ。
住所: 大阪府大阪市中央区東心斎橋2-2-7 タワーエステイトビル1F
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅15B出口から徒歩10分
地下鉄堺筋線日本橋駅から徒歩5分
営業時間: 12:00-21:30(売切れ次第終了)
定休日: 不定休
1000-2000円
個室: 無し
③クンテープ
タイ料理のランチバイキングでエスニック気分
中華や焼肉などの定番バイキングにちょっと飽きたという人におすすめしたいのが、タイ王国政府認定レストラン「クンテープ」のランチバイキングだ。
本場タイ人が作る「酸っぱい・辛い・甘い」をバランスよく取り入れた本格タイ料理が、ランチタイムはバイキングで楽しめる。新鮮なタイハーブや野菜を取り扱うタイ食材専門店を直営しているので、ハーブのいい香りがするタイ料理が味わえると評判だ。
ランチバイキングの時間は、11:30から15:00まで。タイカレー、トムヤムクン、タイ式焼きそば、デザートなど、さまざまな本格タイ料理が食べ放題だ。訪れる度にメニューが変わることもあるそう。
平日、土日ともに、1,000円台で楽しむことができるので、コスパにも優れている。行列になることも多い人気店なので、早めに来店しよう。
住所: 大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-14 平松扇屋ビルB1F
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅14番出口から徒歩5分
近鉄線難波駅から徒歩6分
営業時間:
[火曜-金曜]
11:30-15:00(L.O. 14:30)
17:00-23:00(L.O. 料理22:00 ドリンク22:30)
[土曜・日曜・祝日]
11:30-15:00(L.O. 15:00)
17:00-23:00(L.O. 料理22:00 ドリンク22:30)
定休日: 月曜
1000-2000円
個室: 無し
④梁亜楼(リャンアロウ)
シンガポール名物のチキンライスを賞味
おいしい飲食店が立ち並ぶ、グルメが注目の”裏なんば”にあるシンガポール料理の専門店。大阪で唯一、現地人が料理長を務める本格派で、毎朝黒門市場で買い付ける新鮮な野菜を使ったシンガポール料理は絶品と評判だ。ランチは、平日の日替りランチやセットメニューのほか、ディナーの単品料理もオーダーできる。
なかでも一番人気なのが、シンガポール名物の「海南チキンライスセット」だ。チキンライスは、現地で使われる「パンダンリーフ」やショウガなど、10種類近くの調味料やハーブとともに、タイ米を鶏スープで炊き込んだもの。
これを、ゆでた朝ひき鶏と共に味わえば、これまでのチキンライスの概念が覆されること間違いなしだ。鶏肉は柔らかくプリプリで、チキンライスとの相性もばっちり。チリソースとジンジャーソースも添えられているので、“味変”で飽きることなく、最後まで楽しめる。
住所: 大阪府大阪市中央区難波千日前13-6 大一ビル2F
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩2分
営業時間:
11:00-14:30(L.O. 料理14:30)
17:00-22:30(L.O. 料理22:00)
定休日: 月曜・火曜
1000-2000円
個室: 有り
⑤とんかつ 吉兆(きっちょう)
ガッツリとんかつを自家製ポン酢でさっぱりと
ガッツリランチといえば、なんといってもとんかつ。そこで、難波でとんかつを食べるならば、おすすめしたいお店がここ。近隣のサラリーマンから高い人気を集める、とんかつの専門店だ。
ラードで揚げているので、衣の香ばしさは抜群。「ローストンカツ定食」には、静岡産のブランド豚「雅ポーク」を使用するなど、こだわった食材を使用している。
ランチタイムには日替りも登場するが、名物を食べたいのであれば「ヒレおろしとんかつ定食」など卵入りのおろしポン酢が付いた料理をチョイスしよう。ぽん酢は自家製で、卵も北海道産のこだわり卵を使用。とんかつにポン酢!?という意外な組み合わせだが、卵がコクを出しつつ、ポン酢とおろしでさっぱりと食べられる。
住所: 大阪府大阪市中央区日本橋2-8-16 マッセイ日本橋レヂデンス2F
アクセス: 南海本線難波駅南館1F東出口から徒歩5分
近鉄日本橋駅から徒歩3分
営業時間: 11:00-15:30/17:00-21:00(L.O. 20:30)
定休日: 水曜、第3木曜
1000-2000円
個室: 無し
⑥大黒(だいこく)
ミシュランも認める絶品かやくご飯
いかにも趣のあるレトロな風情の「大黒(だいこく)」は、創業明治35年という老舗。古くから多くの著名人や文化人に愛され、2017年度のミシュランにビブグルマンとして掲載された和食の名店だ。
逸品ぞろいの和食を提供しているが、なかでも有名なのが「かやくご飯」。創業当時から変わらないというこんにゃくとうす揚げ、ゴボウというシンプルな具とともに炊かれたご飯は、だしの旨みが豊かでしみじみとした味わいだ。
「ぶり照焼」や「かれい煮付」、「生さけ焼物」など魚料理も豊富に取り揃えている。「ひじき」や「きんぴら」といった小鉢も人気がある。通いなれた客はかやくご飯に単品を組み合わせて、自分好みの和定食を楽しんでいる。
同じく名物の「かす汁」とともに、ホッと安心するランチ定食を堪能してみてはいかがだろう?
住所: 大阪府大阪市中央区道頓堀2-2-7
アクセス: 地下鉄千日前線大阪難波駅25番出口から徒歩1分
営業時間: 11:30-14:30(L.O. 14:00)
定休日: 日曜、月曜、祝日
1000-2000円
個室: 無し
⑦魚匠 銀平
魚喰いも大満足のお魚ランチ
お魚好きの人におすすめしたい、魚料理が自慢の和食店。和歌山県簑島や高知県室戸岬で獲れる、新鮮な魚を使用した魚料理を提供する。名物の「鯛めし」は、新鮮なマダイを昆布と塩のシンプルな出汁で炊き上げた逸品。ランチでも「お昼の鯛めしコース」として、ちょっと贅沢なセットメニューが用意されている。
気軽なランチならば、オール1,650円の「銀平の定食」がおすすめ。「お造り」「海鮮丼」「煮魚」「焼魚」「天ぷら」があり、付き出し、小鉢、ご飯、みそ汁、漬物が付いてくる。
いずれも、その日の新鮮な魚で作られ、「煮魚」と「焼魚」は数種類の魚から選ぶことができるのも好評だ。人気の「煮魚」は水としょう油のみで調理され、火の通し加減が絶妙。魚本来の味わいを、ランチでも存分に楽しもう。
住所: 大阪府大阪市中央区道頓堀2-2-20 RITZビル1F
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅25番出口から徒歩3分
営業時間:
[月曜-金曜]11:30-14:30/17:00-22:00
[土曜]11:30-14:30/17:00-21:00
定休日: 日曜
1000-2000円
個室: 有り
⑧普通の食堂いわま
ボリューム満点、コスパ◎で腹ペコの味方!
店名に“普通”とつくものの、普通ではないおいしさとボリュームが評判で、数々のテレビ番組でも紹介される定食屋さん。メニューも豊富なので、迷ってしまう人には「平日限定日替りランチ」をおすすめしたい。
例えばある日の日替りは、ポークチャップ、鶏のから揚げ、マカロニサラダ、小鉢。これにご飯とみそ汁、香の物が付いて、1,000円とコスパ抜群。鶏のから揚げは同店の名物料理で、ジャンボサイズでとてもジューシー。日替わりには登場することが多いので、ねらい目だ。
あれこれ選ぶのが楽しいという人は、ぶ厚いメニューから好みの料理を見つけよう。肉料理、魚料理ともに充実しているので、食べたいものが見つかるはずだ。季節限定やおすすめ料理は店内の壁にも張られているので、要チェック。数量限定の定食も多く存在するので、気になる方は早めの来店をおすすめする。
住所: 大阪府大阪市中央区難波千日前9-12
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩10分
営業時間: 11:00-15:30/18:00-22:00
定休日: 水曜
1000-2000円
個室: 無し
⑨坂町の天丼
注文を受けて揚げるエビ天が美味!
昭和27年の創業以来、長く大阪人に愛されてきた天丼専門店。メニューは「天丼」「かき揚げ丼」「赤だし」といたってシンプル。多くの人が注文する「天丼」は、エビ天2尾と海苔天という内容。エビ天は注文を受けてから揚げるので、まさに揚げたての天ぷらが味わえる。
衣がサックリでエビがプリプリとしていて、エビの身の甘みが感じられる。小エビが入った「かき揚げ丼」も多くの人が頼む人気メニューなので、こちらもぜひ。
タレはさっぱり目で、甘さは控えめ。揚げたて天ぷらにタレがかけられるときのジュワーっという音に、食欲が一層そそられる。カウンター7席の小さな店でランチタイムは行列ができるが、回転が速いので待つのもあまり苦にならないだろう。
住所: 大阪府大阪市中央区千日前1-8-16
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩5分
地下鉄堺筋線日本橋駅から徒歩3分
営業時間: 10:00-19:00頃(売り切れ次第終了)
定休日: 水曜・木曜
-1000円
個室: 無し
⑩ニューライト
アメ村のB級グルメ、セイロンライスとは!?
ライブなどのポスターがべたべたと貼られ、飲食店とは気づかずに通り過ぎてしまいそうな外観。入るのにも躊躇しそうだが、実は“うまい”安い”早い”の3拍子揃った、難波アメリカ村の洋食の名店だ。
メニューは多彩で、「ハヤシライス」「ハンバーグ」といった洋食から、「親子丼」「カツ丼」、果ては「ラーメン」「八宝菜」といった中華まで幅広い。11時から15時30分のランチタイムには、トンカツやエビフライなどのセットメニューもある。
しかし、まず食べてほしいのは看板メニューの「セイロンライス」だ。一見、ご飯を混ぜたスープカレーのようだが、牛肉に玉ねぎ、デミグラスソース、ラーメンスープがミックスしたもの。
デミグラスソースは長年継ぎ足して作られているので、他店にはまねできない特製だ。がっつり行くならば、トンカツをトッピング。アメ村のB級グルメに舌鼓を打とう。
住所: 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-16-13 宝泉ビル1F
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩5分
営業時間:
[月曜・火曜・木曜-土曜]11:00-19:30
[日曜・祝日]11:00-18:30
定休日: 水曜
-1000円
個室: 無し
⑪重亭(ジュウテイ)
肉汁があふれ出すジューシーハンバーグ
食通で知られる作家の池波正太郎が、足しげく通った洋食店。昭和21年創業以来、初代店主が創り上げた味を代々受け継ぐ、家庭的な雰囲気が魅力の町の洋食屋さんだ。イチオシのメニューは「ハンバーグステーキ」。
こだわるのは、牛ミンチと丁寧にすじを取った豚ブロックに食パンなどを加えた自家製あいびきミンチだ。自家製ケチャップと創業当時から継ぎ足して使っている特製デミグラスソースを絡めた、照り焼き醤油風味のソースがご飯によく合う。ナイフを入れると肉汁がジュワーっとあふれ出し、ビジュアルだけでも食欲がそそられる。
そのほか、「ポークチャップ」「エビフライ」など、洋食店らしいメニューが並ぶ。「オムライス」は、牛肉と玉ねぎがたっぷり入ったビーフライスなのが特徴だ。落ち着いた内装はレトロ感にあふれ、昔ながらの洋食屋さんという風情。ゆったりとした気分で、昭和の味わいを楽しもう。
住所: 大阪府大阪市中央区難波3-1-30
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅出入口20から徒歩3分
営業時間: 11:30-15:00/17:00-20:00
定休日: 水曜、他不定休
1000-2000円
個室: 無し
⑫天ぷら 大吉
贅沢な揚げたて天ぷらをリーズナブルなランチで
堺の魚市場で大人気の天ぷら店の支店。店内にはスタッフの威勢の良い声が飛び交い、市場にあるお店さながらの活気のある店内だ。
注文は席で自ら伝票に書き込んで渡すスタイル。野菜は170円、魚介類は210円からのリーズナブルな単品を、お好みで注文できる。注文を受けてから天ぷらが目の前で揚げられ、まさに天ぷら専門店の醍醐味だろう。
平日はお得なランチセットも用意されている。例えば「名物!大吉セット」は、大エビ、キス、ちくわと本日のおすすめ2品というラインナップ。それに、ご飯と名物のあさりの味噌汁が付いてくる。サックリと揚げられた立派な有頭エビの天ぷらに、アサリの旨みたっぷりの味噌汁がベストマッチだ。
「天丼セット」は、エビ天2尾がふわふわの卵でとじられた優しい味わい。そのほか、「レディースセット」などがランチタイムで食べられる。全て1,000円以下とコスパも抜群なので、ぜひ一度訪れてみては?
住所: 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-25 なんばCITY なんばこめじるし1F
アクセス: 南海本線難波駅から徒歩3分
地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩7分
営業時間: 11:00-23:00(L.O. 22:30)
定休日: 月曜(祝日の場合は翌日)
1000-2000円
個室: 無し
⑬千とせ(ちとせ)
難波らしい誕生秘話を持つ名物「肉吸い」
難波千日前に店を構えて50年の老舗うどん店。もともと肉うどんがおいしい店として知られていたが、吉本の芸人がうどん抜きをオーダーしたことから、ユニークな名物メニュー「肉吸い」が誕生した。
「肉吸い」はうどんの代りに半熟卵を加えたもの。カツオとウルメをブレンドした出汁の中に、少し甘めに味付けされた牛肉がたっぷり入り、半熟卵と刻んだ青ネギがのる。好みで豆腐を入れるとさらにおいしさがアップする。
「肉吸い」にあわせるのは、同店で通称「小玉」と呼ばれる卵かけご飯。厳選した醤油に出汁を加えたオリジナルの専用醤油をかけて食べる。うどん店ながら、多くの客がこの組み合わせをオーダーすることからも、人気ぶりがうかがえる。平日、休日ともにランチタイムには、難波の老舗の味を求めて行列ができる。
住所: 大阪府大阪市中央区難波千日前8-1
アクセス: 南海本線難波駅から徒歩3分
地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩5分
営業時間: 10:30-14:30
定休日: 火曜・金曜
1000-2000円
個室: 無し
⑭味乃家(あじのや)
ミシュラン認定のふわふわお好み焼き
大阪の“粉もん”を代表する老舗のお好み焼き屋さん。1965年創業で、親子4代にわたってその味を守り、2016年にはミシュランにビブグルマンとして紹介された。お好み焼きの特徴は、適度な甘みと水分を含んだ国産キャベツをたっぷり使い、ふわふわに焼き上げた食感だ。
メニューは、お好み焼きや焼きそば、ネギ焼きなどと豊富だが、一番人気は店の名を冠した「味乃家ミックス焼き」。イカ、エビ、タコ、豚肉、ミンチ、卵2個が入る具だくさんの豪華版だ。それぞれの具の旨みとふわふわの生地、そして特製ソースの味わいが絶妙にミックスして舌を喜ばせてくれる。
テーブルごとに鉄板があり、そこで店員が焼いてくれるので、上手に焼けるか心配することもない。焼き上げられる様子を見るのも、食欲をそそるお楽しみだ。
住所: 大阪府大阪市中央区難波1-7-16
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅14番出口から徒歩3分
営業時間:
[火曜-木曜・日曜・祝日]11:00-22:00(L.O. 21:30)
[金曜・土曜]11:00-22:30(L.O. 22:00)
定休日: 月曜
2000-3000円
個室: 無し
⑮大阪難波 自由軒
100年愛され続ける名物カレー
明治43年、大阪初の西洋料理店として難波で創業。看板メニューとして有名な「名物カレー」は、作家・織田作之助の名作『夫婦善哉』にも登場する。
創業当時に考案され、100年近く愛されてきたカレーは、ご飯とカレーを混ぜ合わせ、その上に卵をのせた独特のスタイル。今では、当たり前になった生卵のトッピングも、同店が発祥というから驚きだ。
生卵は崩して、カレーと混ぜ合わせて食べるのが流儀。生卵とミックスすることで、スパイシーなカレーがマイルドに食べられる。「名物カレー」と人気を分けるのが、ケチャップ味が懐かしい「ハイシライス」。ランチタイムにはエビフライやハンバーグ、からあげなど洋食店らしい料理が盛り合された「Aセット」なども登場する。
住所: 大阪府大阪市中央区難波3-1-34
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅11番出口から徒歩3分
南海本線なんば駅から徒歩5分
営業時間:
[火曜-金曜]11:00-19:45
[土曜・日曜]11:30-19:45
定休日: 月曜
-1000円
個室: 無し
⑯一芳亭(イッポウテイ)
グルメな作家も絶賛の黄色い焼売
いつもの焼売と違って、「一芳亭(イッポウテイ)」のそれは、柔らかな黄色い皮。じつは、手焼きの薄焼き卵で皮をつくっている。昭和8年に難波で創業した同店では、戦後、小麦粉が手に入らなかったことから薄焼き卵で代用。現在もその製法で焼売を製造している。
中の具は豚ミンチ、エビ、玉ねぎのみじん切りを片栗粉でつないだもの。甘みを出すために、淡路島産の玉ねぎを使うのがこだわりだ。玉ねぎの甘みと豚肉とエビの旨みが、ふわふわの柔らかい歯ごたえで口の中に広がる。
ランチで食べるならば、鶏ガラスープとライス、たくあんが付く「しゅうまい定食」がおすすめだ。また、「春巻定食」や「酢豚定食」などの中華メニューにも焼売が付いてくる。
ライスは値段に関わらず、大、小を選ぶことができる。食通で知られる作家の池波正太郎も著書の中で絶賛したという「しゅうまい」を、ぜひ味わってみよう。
住所: 大阪府大阪市浪速区難波中2-6-22
アクセス: 南海本線難波駅から徒歩1分
地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩5分
営業時間: 11:30-20:00
定休日: 日曜・祝日
1000-2000円
個室: 無し
⑰クレープリー・アルション
本場フランスの味わいをランチで
黄色い外壁とレンガがひときわ目立つ洋館の入り口を開けると、いっぱいに広がるバターの香り…。「クレープリー・アルション」は、フランス・ブルターニュ地方で生まれたクレープやガレットの、本物の味を追求する専門店。
本場のクレープが生地のおいしさを大切にすることから、フランス産の小麦を使用。小麦の味わいが香ばしいモチモチっとした生地は、ソースやフルーツにもよく合う逸品だ。そのほかにもエシレバターやゲランドの塩、キタワセ蕎麦粉など厳選の食材を使っている。
平日の11時30分から15時、土曜、日曜、祝日の11時から17時がランチタイムで、単品のほか、ランチメニューをオーダーできる。「アルションランチ」はお手軽なガレットランチで、本日のガレットか本日のメイン料理のどちらかを選び、本日のスープとドリンクが付いてくる。
「クレープリーランチ」ならばガレットとクレープの両方が楽しめる。行列必至の人気店なので、予約をしてから出かけよう。
住所: 大阪府大阪市中央区難波1-4-18
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅なんばウォークB-16出口から徒歩1分
営業時間:
[月曜-金曜]11:30-21:15
[土曜・日曜・祝日]11:00-21:15
定休日: 不定休
1000-2000円
個室: 無し
⑱道頓堀 今井
モチモチ大阪うどんを極上の出汁で味わい尽くす
モチモチした食感と程よい柔らかさが身上の“大阪うどん”を代表する、昭和21年創業の老舗のうどん店。絶品と評判の出汁は、北海道産天然昆布と九州産さば節とうるめ節を使用。「出汁は鮮度が命」がモットーで作り置きせず、コクと旨みを活かした上品な薄味に仕上げている。
うどんをはじめ、そば、丼ものとメニューが豊富だが、これぞ“大阪うどん”!というメニューは「きつねうどん」だろう。じっくりと味付けされたぶ厚いきつね揚げともっちりとしたうどんが、深い味わいの出汁によく合う。
ご飯物が食べたければ、おすすめは「親子丼」だ。出汁の旨みが鶏肉と卵のおいしさを引き立て、長年のファンも多い。両方楽しみたい人は「親子丼と小うどんセット」を注文しよう。
住所: 大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-22
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩7分
営業時間: 11:30-21:30(L.O. 21:00)
定休日: 水曜・第4火曜(12月を除く)
設備工事に伴い、令和7年2/17-3/28(予定)は休業
1000-2000円
個室: 有り
⑲福太郎
休日ランチはネギ焼き?それともお好み焼き?
難波でネギ焼きといえば、多くの大阪人が口をそろえる店が「福太郎」。自家製醤油ダレで食べるネギ焼きは、青ネギがたっぷり入って生地とのバランスが絶妙だ。
平日は夕方からのオープンだが、土曜、日曜、祝日は昼から営業しているので、休日のランチにおすすめしたい。ネギ焼きは定番の「すじねぎ焼き」に加え、人気No.1を誇る豚・エビ・イカが入った「トリプルねぎ焼き」など豊富な種類を取り揃えている。
お好み焼きも人気では負けていない。ふんわりとろとろの生地が特徴で、定番の「豚玉」や、こちらも1番人気の「トリプル玉焼き」などを用意している。具材にこだわるのも「福太郎」流で、神戸牛のすじ肉や鹿児島産の豚肉を使用。
また、生タコ、生ホタテ、生カキなどは、大阪中央市場で直接仕入れている。店内は長いカウンターに鉄板が据えられ、ベテランの焼き手が手際よく焼き上げる様子が見られるので、待ち時間からおいしさへの期待が膨らむ。
住所: 大阪府大阪市中央区千日前2-3-17
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩5分
営業時間:
[月曜-金曜]17:00-24:00
[土曜・日曜・祝日]12:00-24:00
定休日: 年中無休
1000-2000円
個室: 無し
⑳シンズキッチン
本格派のビリヤニでインドの新しいおいしさを発見
本格的なインド料理をランチで楽しむならば、「シンズキッチン」へ。南インド系のスパイシーなインド家庭料理を提供している。ランチは「バターチキンカレー」や「エビカレー」などの単品カレーのほか、タンドリーチキンなどがセットになった「チキンカバブセット」などもある。
毎週火曜と木曜は「ビリヤニデイ」と題し、プレートにチキンビリヤニとカレー3種にライタが付いたセットを1,500円で提供している。
このお得なランチセットを目当てに訪れる人も少なくない看板メニューだ。インドではお祝いなど特別な時に食べられる「ビリヤニ」を、ランチでお得に味わってみよう。
住所: 大阪府大阪市中央区日本橋 1-21-20 丸富パールビル1F
アクセス: 地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩12分
地下鉄千日前線日本橋駅から徒歩5分
営業時間: 10:00-22:00(L.O. 21:30)
定休日: 年中無休
1000-2000円
個室: 無し