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【取材】”ワインと食”が繋ぐ相模原市のシティプロモーション!

「相模原の人と食の新たなチャレンジ」をテーマに、相模原市の魅力を発信する為のメディア交流会が2月9日(木)に開催されました。本イベントにめしレポ編集部も参加してきたので当日の様子をご紹介します!

相模原市長/本村 賢太郎氏

都市と自然がベストミックスしたまち、相模原

まずは相模原市長、本村賢太郎氏の挨拶からスタート。神奈川県で3番目に人口が多い政令指定都市で、都心から1時間圏内というアクセスの良さを誇る相模原市。そんな抜群のアクセスの良さに加え、川や山などの自然豊かな一面も併せ持っています。

特に2027年には、リニア中央新幹線の開業を予定。この開通により、相模原市・名古屋間が約60分、品川間でなんと約10分に。まさに都市と自然がベストマッチしたまち・相模原市は、今後もあらゆる面で注目の都市となっています!

トークセッション

続いて、相模原市副市長の大川亜沙奈氏と、今年から「相模原ワイン」の生産をスタートするワイナリー「Kentoku Winery」、「252sausage」をはじめ多様なジャンルの飲食店を展開する「株式会社つきよ」の各代表者とのトークセッションが実施されました。

Kentoku Winery/森山 錬一氏

「Kentoku Winery」は、産業廃棄物中間処理業の大森産業(株)が運営するワイナリー。2015 年ごろから苗木の定植を始め、現在は7,000㎡の敷地で、欧州品種を中心に13品種、約3,300本の醸造用ブドウを栽培。さらには、今年から自社栽培・醸造による市内唯一の「相模原ワイン」の生産をスタートさせました。

「会長がワイン好き」という理由からワインづくりの事業を始めたという森山さん。全く未知の事業を一からスタートさせることに不安もあったそうですが、「地元への恩返しがしたい」という思いから地道に勉強を始めたとのことです。

Kentoku Wineryのワインの一番の特徴は、その飲みやすさ。都市型ワインで個性が強く感じられながらも、ワインが得意ではない人にも勧めたくなるくらい飲みやすいのです!(実際森山さん自身がワインを飲めないのだそう…)

醸造が始まると寝る時間もないくらい忙しくなるワイン事業。しかし醸造用ブドウの栽培に向いていない神奈川でワイン文化を広めたいと語る森山さん。その為にも新規参入のハードルが低くなっている相模原で、より相模原ワインを発展させていきたいと意気込んでいました!

株式会社つきよ/滝柳 心氏

「252sausage」「羊肉酒場 火辻」「和酒ダイニング 月夜のこころ。」など、地元・橋本地区にこだわった飲食店を5店舗展開する、株式会社つきよの取締役・滝柳さん。地元産の食材を使用したメニューづくりをモットーに掲げています。

Kentoku Wineryの森山さんとは同い年という理由で意気投合し、出会った時から初めて会った気がしなかったのだそう!そんな滝柳さんが地元・橋本を拠点に選んだ理由は、「人・モノ・街」全てが好きだから。

「相模原のおもしろいを創造する」をテーマに掲げる株式会社つきよ。今後の目標は、「無いものをつくりたい」といいます。その為店舗拡大は考えておらず、社会的価値・お客様の価値・サプライヤーの価値・自社の経済的価値の四方良しを目指しているのだそう!さらに外食企業としての夢は、相模原をグルメの街にして他県からも集まるような存在にしたいとのこと。

みなさんも機会があれば、こんな素敵な夢を持つ滝柳さんのお店に足を運んでみては?

歓談・交流会

イベントの最後にはメディア向け交流会と題し、「株式会社つきよ」の料理4種と各料理に合わせた「Kentoku Winery」のワイン4種が振舞われました!

希少な相模原産ブドウで醸造したワインと、地元の食材にこだわった料理とのペアリングを楽しむことができました。トークセッションでも話があった通り、ワインはどれも味の特徴に違いはあるものの全体的に飲みやすく、各料理と絶妙なバランスを保っていました。

当日提供されたワインと料理は下記になります。



「ワイン」(Kentoku Winery)

  • Sangiovese “Petillant” 2022〈神奈川産ワイン〉
  • TSUNAGU “Petillant” 2022〈神奈川産ワイン〉
  • TSUDOI “Blanc” 2022〈日本ワイン〉
  • MEGUMI 2021〈日本ワイン〉



「料理」(株式会社つきよ)

  • ソーセージオードブル
  • グリルウインナー ~自社農園のマッシュポテト添え~
  • 本店「長盛庵」のそばつゆと相模原産卵を使っただし巻き玉子
  • 自家製ほうじ茶アイス

人と食の新たなチャレンジに向かう相模原にぜひ!

今回は「相模原の人と食の新たなチャレンジ」をテーマにしたメディア交流会の様子をご紹介しました。

市長、副市長はもちろん、飲食関係のお二方のお話は常に相模原愛に溢れ、相模原の未来を食で変えていこうというお気持ちを感じることができました。

ぜひこの記事を読んだ方は、ご紹介した相模原の店舗に足を運んでみてはいかがでしょう?