香港発のクラフトビール「Carbon Brews」が、12月11日(土)に日本初上陸し、東京都内の飲食店とボトルショップで缶と樽にて提供・販売を順次開始する。
12月11日(土)、18日(土)には、日本上陸を記念してクラフトビール専門店「Watering Hole(代々木)」と「Coaster(下北沢)」で上陸記念イベントを行う。
ユニークなフレーバーが特徴の個性派クラフトビール
「Carbon Brews」は、2018年に香港の工業地帯「火炭(Fo Tan)」で誕生したクラフトビールブランドだ。ブランド名の「Carbon」は、創業の地「火炭」の”炭=Carbon”に由来している。
創業から3年あまりで数々の国際的なビールの賞を受賞するビアギーク(=ビール好き)も納得のクオリティのビールと、ビアビギナーも楽しませるポップでアイコニックなビジュアルやユニークなフレーバーが特徴だ。
日本上陸時のラインアップは、スタンダードな定番ビールが中心。ユニークな限定フレーバーの展開は、来年から随時入荷を予定している。
2022年1月中旬には、東京・赤坂で「Carbon Brews」初となるタップルームを香港と同時オープン。「Carbon Brews」のクラフトビール、国内外のゲストビールと香港フュージョン料理を提供する予定だ。
日本上陸ビールラインナップ
今回の提供・販売場所は、公式Instagramで発表。提供・販売を開始するのは、定番ビール6種類と香港を拠点として活動する撮影監督クリストファー・ドイル氏との共作による限定ビール1種となる。
イベントでは、今回上陸するビール7種をドラフトで提供するほか、限定オリジナルアイテムなども販売。さらに、ドローイングアーティスト「Hirotton」によるライブペイントや国内外で活躍するDJ、シンガーによるパフォーマンスも予定している。
・定番ビール
ドライホップラガー
abv4.3%、ibu25、缶330ml、樽20L
クリーンでクリスプ、モルト感とドライホップのバランスを上手くとり、主流のラガーよりもレシピが複雑で、それゆえ豊かなフレーバーが口中に広がる。
The International Beer Cup 2021受賞
Bronze – Earth People – American-Style Pilsener受賞
ウィートabv4.5%、ibu12、缶330ml、樽20L
シトラス、カルダモン、オレンジピールのアロマ。グレープフルーツ、レモン、オレンジピールが主体となったクリスプで口当たりが良い非常に爽快なウィートビール。
ダブルヘイジ―IPA
abv8.2%、ibu23、缶330ml、樽20L
マンゴー・パパイヤの完熟系トロピカルフルーツのアロマから始まり、より濃縮されたトロピカルフルーツのフレーバーが後に続く。飲みやすくフルーティーだが、ガツンとパンチのある8.2%。
セッションヘイジ―IPA
abv3.9%、ibu15、缶330ml、樽20L
Crazy Rich Familyに追加された一本。低アルコールながら、フルーティーなホップがぎっしり詰め込まれ、まるでアルコール6%程度のビールのようなジューシーで飲みごたえのある理想的なセッションビールだ。
ベルリナーヴァイセ
abv4.5%、ibu、6缶330ml、樽20L
パイナップル、マンゴー、クランベリー、パッションフルーツを組み合わせたトロピカルな香りをアクセントに、ラズベリーとグアバ由来の香りが占めるフルーツポンチ ベルリナーヴァイセ。
ケトルサワリングのプロセスによりトロピカルフルーツの酸味を持たせ、ほどよく喉の渇きを癒やす。小麦と豊富なフルーツからうまれるヘイジーな濃いピンク色が特徴だ。
The International Beer Cup 2021Bronze 受賞
– Sour Punch – Specialty Berliner-Style Weisse 2021(Gold 2019) 受賞
セッションIPA
abv4.6%、ibu40、缶330ml、樽20L
アメリカ産ホップを混合した青々しいパイニー(松)さが後ろに隠れ、レモン、グレープフルーツ、オレンジの柑橘系アロマがメインで際立つクラシカルなスタンダーIPA。
・限定ビール
IPA
abv6.4%、ibu50、缶330ml、樽20L
ビール愛飲家であり、Carbon Brewsファンのクリストファード・ドイル氏との2作目の共作。ホップ由来のシトラス・グレープフルーツ・ピーチなどの核果・松などのキャラクターと、しっかりしたモルト感、そしてドライなフィニッシュを備えたロブストアメリカンIPAだ。
ビール
IPAやラガーなどのスタンダードなスタイルに加え、香港のクラフトビール業界をリードしてきたヘッドブルワー兼GMのクリス・ウォン氏を筆頭に、ミックスカルチャー香港の多様なメンバーが揃うブルワリーチームならではの発想でビールをラインアップ。
地元の老舗抹茶ブランドとコラボした「抹茶ミルク」、チョコチップクッキーのような味わいを表現した「クッキーモンスター」、トロピカルなカクテルピニャコラーダをイメージした「ココモ」など、ビールが苦手な人も楽しめるユニークな限定フレーバーを発表している。
・Carbon Brewsの受賞歴(一例)
2019年:International Beer Cupで「Sour Punch」が金賞を受賞
2019年:International Wine & Spirit Competitionで「Little Rich Lupulins」が金賞を受賞
2020年:International Wine & Spirit Competitionで「Earth People」が金賞を受賞
ビール+αで楽しめるアートコンテンツも制作
「Carbon Brews」の醸造フィロソフィーは、「ビールは化学50%、アート50%から成る」。酵母の働きで味わいや香りが変わるビール醸造における化学反応とコンセプト設計からフレーバーに落とし込むアートのような過程を表現している。
ラベルは、自社で抱えるデザインチームがひとつひとつの缶のラベルにビールを楽しむ日常の様々なシーンを個性的に表現。
「Carbon Brews」が展開するビールと一緒に楽しめる音楽プレイリストの配信、香港で活躍する撮影監督クリストファー・ドイル氏とのコラボレーションビールの醸造、その誕生秘話を収めたショートムービーの公開などを行う。
ビール好きのみならず、ビールが苦手な人やこれまであまり飲んでこなかった人にも楽しんで欲しいという思いから、ファッション、映画、音楽などとも協業し、ビール+αで楽しめるアートコンテンツの制作・提案をしている。
ロゴ&ラベル
2つのボックスが重なり合うロゴマークは、「Carbon Brews」が考える「Think outside the box(=型にはまらない/既成概念にとらわれない/枠を超える)」を意味している。
「今までに味わったことのない全く新しい独自のアイデンティをもったビール、既存のクラフトビールの枠を超えた新しいビールをつくりたい」という思いが込められている。
スタイリッシュな缶のデザインは、ブルワリーでは珍しい自社で抱えるデザインチームが手がけている。ひとつひとつの缶に施されたデザインは、ビールを楽しむ日常の様々なシーンを表現。
「化学50%アート50%」の醸造フィロソフィ―から、ラベルのカッティングは元素の周期表をかたどっている。
Carbon Brewsが飲めるお店
発売場所は随時SNSで発表。
日本上陸記念イベント
日程:2021年12月11日(土)
場所:Watering Hole(東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目26-5 代々木シティホームズ 103)
時間:15:00~23:30
入場料:無料
日程:2021年12月18日(土)
場所:Coaster(東京都世田谷区代沢5丁目19-13 コーセイハイム)
時間:16:00~21:00
入場料:無料