企業内カフェテリアの運営を受託するノンピが、オープンイノベーションを生む「三井リンクラボカフェ」を三井不動産の三井リンクラボ新木場1にオープンした。
ノンピは、遊休資産となっていた社員食堂の施設を活用して、社員食堂や社内カフェを運営し、調理済みの食事を法人向けに届けるランチケータリングサービスを提供している企業だ。
現地調理をしないカフェ
「三井リンクラボカフェ」は、三井リンクラボの入居者以外も利用できるカフェとしてオープン。おかず、丼、カレーなどの食事は現地調理をせず、ノンピのセントラルキッチンで調理したものを届ける。
現地で料理人雇用の必要もなく、食材の仕入れも不要となり、厨房機器を最小化し、使用電力を抑えることができる。また、大型の排気排水設備も不要で大幅にコストダウンできる。
リモートワークができない人に美味しいランチを
リモートワークが推奨されている中、業種や職種によっては出社せざるをえない人がいるが、三井リンクラボ新木場にも研究員をはじめとするリモートワークができない人がいる。
しかし、新木場は工場や倉庫などが建ち並び、飲食店がほとんどない。コンビニ弁当で食事を済ませる人も多い中、誰でも利用できる「三井リンクラボカフェ」により、美味しいランチがいつでも食べられる。
提供するコーヒーは自家焙煎にこだわり、生豆の買い付けから焙煎まで自分たちの手で納得いくまで行ったフレッシュな豆を使用。新鮮で美味しいコーヒーを廉価で楽しめる。
コーヒーと一緒に食べられるチーズケーキやフレンチトーストも用意している。
今後の展望
三井不動産は「コミュニティの構築」「場の整備」「資金の提供」という3本の柱を通じてエコシステムを構築することで、ライフサイエンス領域でのイノベーション創出を支援しており、「三井リンクラボカフェ」もそんなオープンイノベーションを生み出せる場所になってほしいと考えている。
情勢が落ち着いたら、ケータリングを利用して貸し切りイベントなどの実施を考えている。
三井リンクラボカフェ概要
住所:三井リンクラボ新木場1(東京都江東区新木場2-3-8)
三井リンクラボ新木場1:https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/0708/