【食べログ高評価】御茶ノ水のおすすめランチ23選 人気グルメを一挙ご紹介
⑫竹や
上品な「海老天カレーうどん」はリピート必至
御茶ノ水駅から徒歩4分にある、界隈で知らぬ人はいないうどんの名店。細目のうどんはしっかりとコシがあり、つるつると喉を通る感覚が心地よい。
冷たいうどん、温かいうどんともに種類は豊富だが、一番人気は「海老天カレーうどん」。さらりとしてマイルドな洋風カレー出汁に軽やかな細麺がよく合う。
プリプリとした海老天は5尾入っていて、カレー出汁がしみた衣がなんともいえずおいしい。
そのほか、季節の限定うどんも見逃せない。冬は素材の旨みが溶け出した温かい「牡蠣みそうどん」もおすすめ。寒くなるとこちらを待ち望む常連さんが多くいるそうだ。
住所: 東京都文京区湯島1-9-15 御茶ノ水HYビル1F
アクセス:JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩4分
営業時間:
月曜-金曜は11:00-15:00、17:00-23:00(L.O.22:00)
土曜、祝日は11:00-15:00、17:00-21:00
定休日: 日曜
1000円-2000円
個室: 無し
⑬川菜館(せんさいかん)
本場の四川料理を食べるならここ!
御茶ノ水仲通りから少し入った路地にある、隠れ家風情の中華料理店。本場の四川料理をリーズナブルに楽しめることで界隈のビジネスパーソンに人気だ。
初めての来店ならぜひ、お店自慢の「麻婆豆腐」か「担々麺」を食べてほしい。
「麻婆豆腐」は、見た目の期待を裏切らない本格的な辛さ。花椒が容赦なく効いて、突き抜けるような痺れもある。甘みは少なく、牛肉の濃厚さが引き立ち、本場に近い味つけといえるだろう。
「担々麺」のキレ味も文句なしで、辛党もきっと納得できるはず。やみくもに辛いだけでなく旨みもしっかり出た濃厚なスープと、プツプツと歯ごたえのよい細麺も食欲をそそる。
メニューはほかにも「カニ炒飯」や「日替わりランチ」などもある。ランチメニューはどれもサラダ、スープが付き、ライスのお替り無料なので良心価格でも満腹になれること間違いない。
住所: 東京都千代田区神田駿河台3-7-7
アクセス:JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩5分
営業時間:
[月曜-金曜・日曜]
11:30-15:00(L.O. 14:45)
17:30-22:30(L.O. 22:00)
[土曜]
11:30-15:00(L.O. 14:45)
17:30-21:30(L.O. 21:00)
定休日: 不定休
1000円-2000円
個室: 無し
⑭土桜(におう)
看板の「シャリアピンステーキ」は必食
御茶ノ水駅から7分ほど歩いた路地裏にたたずむ風情たっぷりの一軒家レストラン。素材と調理法にとことんこだわるシェフ渾身の洋食を気軽に楽しめる。2階、3階は個室になっているので、ゆっくり過ごしたい日にもおすすめだ。
ランチメニューは、ハンバーグやビーフシチューといったメインに、ご飯・味噌汁・お新香・デザート・ドリンクがつく内容。
初めて訪れるなら、ぜひ「シャリアピンステーキ」を食べてほしい。玉ねぎのみじん切りに肉を漬け込んで焼いたサーロインは、驚くほど柔らかい。アメ色玉ねぎが香ばしい特製ソースをたっぷり絡めてめしあがれ。
寒い季節になったら「牡蠣ソテー」もはずせない一品だ。プリプリでクリーミーな牡蠣にバターの濃厚な味と香りが溶け合い、悶絶してしまうほどのおいしさだ。
住所: 東京都千代田区神田駿河台3-5
アクセス:JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩7分
都営地下鉄小川町駅より徒歩3分
営業時間: 11:30-13:30、17:30-19:00(土曜はランチのみ)
定休日: 日曜、祝日
3000円-4000円
個室: 有り
⑮江戸富士
魂をゆさぶる怒涛の海鮮マウンテン
大将の気っ風の良さが、店名にも表れているようなこちら「江戸富士」。御茶ノ水界隈では有名な寿司店で、人々のお目当ては、まさにマウンテン級の極上海鮮丼。
定番の「上バラ海鮮丼」をはじめ、イクラのせ、ウニのせ、鮪トロのせなどをラインラップする。
どやって食べればいいの? と逡巡しながらそびえ立つ海鮮の山をかき分けていくと、また違うネタが次々と掘り起こされる。どんなネタに出会えるかは、季節やその日の仕入れによりお楽しみだ。
採算度外視の大盤振る舞いには脱帽するほかない。人気は当然の結果で、テーブル2卓とカウンターの小さなお店は昼時ともなればすぐさま満員に。11:30開店(土曜は12時)なのでそれに先駆けていくか、そうしたとしても待ち時間は覚悟して臨もう。
住所: 東京都文京区湯島2-7-7 光ビル1F
アクセス: JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩7分
営業時間:
月曜-金曜は11:30-14:00
土曜は12:00-14:00
定休日: 日曜
2000円-3000円
個室: 無し
⑯神田志乃多寿司(かんだしのだずし)
デパ地下で有名ないなりをイートインできる
「神田志乃多寿司」は1902年創業、稲荷や押し寿司で有名な老舗寿司屋だ。店舗は東京一円のデパートに入っていてテイクアウトが基本だが、こちらの本店では1階が販売店、地下のフロアではイートインができる。
おすすめは「しのだ」という名称の稲荷寿司。ふっくらとして肉厚のあげは、甘辛く炊かれている。下町風の濃いめのつゆが、酢飯の酸味によく合う一品だ。そして自家製のガリは隠れた名脇役。生姜の辛さとしっかり味付けされた酸っぱさが、稲荷の甘さをピリリと引き立てている。
デパ地下で売られる商品もこの本店で作って配送されている。出来たてを食べられるよろこびは何にも代えがたい。稲荷寿司、押し寿司や海苔巻き好きなら、ぜひ寄ってほしい名店である。
住所: 東京都千代田区神田淡路町2-2
アクセス: JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩5分
営業時間:
[月曜、水曜、木曜、金曜]7:30-17:00
[土曜、日曜、祝日]7:30-16:00
定休日: 火曜
1000円-2000円
個室: 無し
⑰笹巻けぬきすし総本店
笹寿司もつくお値打ち海鮮丼ランチ
老舗が軒を連ねるこの界隈でも、こちらは別格。創業が1703年、赤穂浪士の討ち入りの年というから驚きだ。そして不思議な店名、「笹巻 けぬきすし(ささまき けぬきすし)」とは、殺菌作用のある笹寿司をで巻いたことが由来だ。
「けぬき」とはいわゆる毛抜きで、酢でしめても柔らかくならなかった鯛の小骨を毛抜きでひとつずつ抜いていたそう。これが評判になり、いつしか「けぬきすし」と呼ばれるようになったという。
持ち帰りの寿司で有名だが、こちらの本店ではランチがいただける。穴子、マグロ、ネギトロをのせた「三食丼」に、けぬきすし(2つ)、小鉢、漬物、お吸い物がついて1,300円と良心的だ。ごはんの大盛りも無料。
情緒たっぷりの店内でお腹を満たしたら、けぬきすしをお土産に買っていくのもいい。笹の葉のすがすがしい香りが和の粋を感じさせてくれる。
住所: 東京都千代田区神田小川町2-12 宇多川ビル1F
アクセス: JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩6分
営業時間: 10:00-売り切れ次第終了
定休日: 日曜、祝日
1000円-2000円
個室: 無し
⑱かんだやぶそば
季節のメニューも豊富なそばの名店
明治13年創業以来、時代とともに歩んできた伝統深いそば専門店。東京にはる「江戸そば御三家」と呼ばれそばの3大名店があるが、「かんだやぶそば」はそのうちのひとつだ。
長野や北海道などの厳選したそば粉で打ったそばは、プツプツとした歯ざわりと爽快なのどごしが特徴。数あるメニューの中でも、「天ぷらそば」がいちおしだ。大きな固形状の芝エビのかき揚げをつゆに浸し、少しずつ崩しながらいただく。芝エビのほんのり自然な甘さと衣のサクサク感がくせになるおいしさだ。
季節限定のそばもさまざまに登場。春先の「白魚そば」、夏の「じゅんさいそば」、秋の「松茸そば」、冬の「かきそば」などがある。
また、「わさびいも」や「刺身湯葉」、「鴨ロース」などのおつまみも豊富なので、日本酒をたしなむ夜の時間帯に利用するのもいい。過去にタイムスリップしたような趣きある店の雰囲気も楽しんで。
住所: 東京都千代田区神田淡路町2-10
アクセス: JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩5分
東京メトロ淡路町駅より徒歩3分
営業時間: 11:30-20:30(L.O.20:00)
定休日: 水曜
2000円-3000円
個室: 有り
⑲カリーライス専門店エチオピア
体に働きかけるヘルシーな薬膳カレー
カレー屋激戦区のこのエリアにあって、聖地と言ってもいいほどの名店。
創業昭和63年、開業時はカレーとコーヒーの専門店だったとか。店名は、当時取り扱っていたエチオピアコーヒーが評判だったため、そのまま店の名前になったそう。そのためカレーはエチオピアの国とは関係なく、インドカレーをベースにしたオリジナルの味になっている。
こだわりのルーは、野菜を大量に煮込み、漢方の原料にもなる12種類のスパイスを使っている。食べると新陳代謝が良くなるという、ヘルシー効果も期待できるカレーだ。
メニューは「チキン」「ビーフ」「野菜」「エビ・野菜」「豆」などがあり、具材の素朴なおいしさを楽しめるのも特徴。
ランチの混雑時に食券機の前であわてないか不安、という人は、事前にメニューを決めて来店するといいだろう。
住所: 東京都千代田区神田小川町3-10-6
アクセス: JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口より徒歩5分
営業時間:
月曜-土曜は11:00-22:30(L.O.22:00)
日曜、祝日は11:00-21:00(L.O.20:30)
定休日: 年中無休
1000円-2000円
個室: 無し
⑳神田 雲林(ゆんりん)
有名ホテル出身のシェフが編み出す極上中華
都内の有名ホテルで修行を重ねたオーナーが腕をふるう本格中華の店。四川・上海・北京・香港といった中国各地の伝統料理をベースに、化学調味料を使わない独創的な料理を提供している。
平日のランチタイムには、1000円台の気軽なセットメニューを、土曜・祝日には、リッチな気分が味わえるホリデーランチコースを楽しむことができる。
平日のランチセットでは、「麻辣タンタン麺セット」や「激辛麻婆豆腐セット」、「日替わりランチセット」といった本格派の味わいをお昼から堪能することができる。
本場の味が醸し出す異国情緒とホテル仕込みのエレガントさが融合する、ここにしかない逸品をぜひ。
住所: 東京都千代田区神田須田町1-17 第2F&Fロイヤルビル2F
アクセス: JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩5分
東京メトロ淡路町駅より徒歩2分
営業時間: 11:30-14:00(L.O.13:30)、17:30-21:30(L.O.20:30)
定休日: 日曜
1000円-2000円
個室: 有り
㉑面(おもて)
とっておきの空間で至高の和定食ランチ
“大人が通える料理屋をつくりたい” と、30年以上前にこの地に生まれた和食のお店。能をたしなむ女将さんが季節ごとにディスプレイする能面や、九州の玄武岩でつくられた調度品など、こだわりが店の随所に息づいている。
夜はおまかせコースのみの高級割烹として名をはせる一方で、昼は本格的な和定食をリーズナブルに楽しめる。
昼のメニューは「銀鱈つけ焼き」「鯖味噌煮」「刺身」「刺身と焼き魚もしくは煮魚」。これらのメインに、茶碗蒸しに小鉢数種、ご飯・味噌汁・漬物、そしてデザートがつくという、至れり尽くせりの内容になっている。
素材本来のおいしさを存分に生かした懇切丁寧な調理が特徴。シンプルな料理はどれも滋味深く、口に入れるごとに心が洗われるような感覚をおぼえる。
料理はもちろん、それをのせる器や店の造作、接客、すべてがひとつになって訪れる人に特別な時間をプレゼントしてくれる、そんなお店だ。
住所: 東京都千代田区神田駿河台3-5
アクセス: JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩10分
東京メトロ新御茶ノ水駅より徒歩5分
営業時間: 11:30-14:00、17:30-22:00
定休日: 日曜
2000円-3000円
個室: 有り
㉒ラーメン大至(だいし)
行列ができる究極の “普通” ラーメン
表の看板にはこう謳っている――「至って素朴なラーメンを、至極真摯に手間掛け作る ラーメン大至」。
そのとおり、「大至」は流行の味を追うこともなく、突拍子もない仕掛けをするわけでもない。ごくごく普通のラーメンを、最高の食材を使って手間ひま掛けて作る店である。素朴だが味わい深いラーメンを求めて、店は連日長蛇の列だ。
スタンダードな「ラーメン」が880円。ランチでは1100円で、ライスとキムチをつけることができる。飴色に輝く澄んだスープは鶏だしが際立ち、コク深い味わいながら、食後感はすっきりとしている。麺は浅草開花楼の中太麺で、粗野な弾力が印象的だ。
究極の “普通” が何よりのご馳走であると教えてくれる一杯を、ぜひ食べていてほしい。
住所: 東京都文京区湯島2-1-2 佐藤ビル1F
アクセス: JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩6分
東京メトロ新御茶ノ水駅より徒歩5分
営業時間:
火曜-金曜は11:00-15:00、17:00-20:45
土曜は11:00-15:00
定休日: 月曜・日曜・祝日
1000円-2000円
個室
: 無し
㉓丸五(まるご)
甘みがじゅわり、三元豚の特ロースかつ
こちら「丸五(まるご)」は、都内のとんかつ好きなら誰もが知っている超有名店。人気は日本国内に止まらず、海外からもわざわざお客さんが来るという、全国屈指の名店だ。
ランチ時に多くの人がたのむのが「ロースカツ定食」。山形産三元豚を使った特ロースカツは、肉厚だがジューシーで、拍子抜けするほど柔らかい。噛むほどにあふれる甘い脂身にも頬がゆるむ。
サクサクの衣にピリ辛の特製ソースをかけると、さらにおいしさが増幅する。くわえて、快活に働く料理人やスタッフからも、午後の元気がもらえそうだ。
住所: 東京都千代田区外神田1-8-14
アクセス: JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩7分
営業時間: 11:30-15:00(L.O.14:00)、17:00-21:00(L.O.20:00)
定休日: 月曜、火曜
2000円-3000円
個室: 無し
御茶ノ水で口福ランチを堪能しよう!
御茶ノ水でランチをするのにおすすめな25のお店を紹介した。ジャンルこそあれこれだが、どのお店もオーナーのこだわりや料理人の卓越した腕前が光る。大小さまざま、とにかく飲食店の多い御茶ノ水だから、ノープランではランチ難民になりかねない。この記事を参考に、ぜひお目当てのお店が見つけて来訪してほしい。