【羽田空港のおすすめランチ 15選】中華・カレー・寿司・洋食などを旅気分とともに！

「プラスα」の空港ランチでおなかも心も満たされる

東京の空の玄関、羽田空港が開業したのは1931年。その後、2010年には国際線ターミナル（現3ターミナル）がオープンし、国内外の主要都市とつながる日本最大規模の空港へと発展した。

そんな羽田空港内には、日々世界中から集まる客人たちのおなかを満たすべく、さまざまな飲食店が軒を連ねる。滑走路を一望できるレストランや、日本の粋を堪能できる和食店、話題のお土産グルメが味わえる焼肉屋など、どの店も他とはちがうプラスαの一押しポイントがあることが特徴だ。旅行前の腹ごしらえに、出張帰りのうちあげ飲みに、飛行機seeingのアクセントに。お気に入りの一店を見つけて、羽田空港をもっと楽しもう！

※2020年3月14日より、羽田空港ターミナルビル及び東京モノレール、京急電鉄の駅等の名称が変更になりました。詳しくはこちらをご覧ください。

羽田空港のおすすめランチ 15選（目次）

① 百膳 （ヒャクゼン）

和の粋を封じ込めた一流のおばんざい

第3ターミナル4階の江戸小路から、伝統ある日本料理を世界に発信するお店。見た目も味も和の粋をしっとりと封じ込めたおばんざいに、外国人観光客のファンも多い。

・朝膳… 寝覚めの体にやさしい「卵かけごはん膳」や「湯豆腐膳」のほか、朝からしっかり食べたい人には「海鮮丼膳」も。
・昼膳・夕膳… 日本ならではの会席料理を彩りよく盛り付けた松花堂弁当が看板。ていねいに作り込んだお惣菜は上品な味わいで、天ぷら付きのセットも好評。また、ふんわり卵に出汁が香る「うなぎ玉とじ膳」や、大きな海老が2本入った「天丼膳」もおすすめ。

ごはんと汁物がお替わり自由で、あっさりとした和食といっても案外おなかが膨れる。ちなみに釜炊きのごはんは、最大限おいしく食べてもらえるようにと提供時の温度にまで気を使うこだわりぶりだ。

日本庭園を彷彿とさせる店内で料理人渾身の一皿を大事に味わいながら、心安らぐひと時を過ごそう。

② フライヤーズテーブル

旅気分を味わえるオールデイダイニング

羽田空港第2ターミナル出発ロビーに直結する羽田エクセルホテル東急のレストラン。広々とした店内は窓から空港を見渡せるほか、大型スクリーンで飛行機の発着をライブ映像で見ることができ、旅行気分を味わえるのがポイントだ。

ホテルならではの豊富なフードメニューも特徴。オリジナルハンバーガーや中華麺、和牛ステーキ重、パスタ、サンドウィッチ、ピザなど、和洋折衷の料理を楽しめる。また、高級感漂うフレンチや旬の食材が自慢の和のコースは、空港という非日常の舞台を生かした一段上の会食にぴったりだ。華やかな季節のパフェやかわいい飛行機シューなど、デザートも多彩なのでちょっとした休憩タイムにもぜひ活用して。

5時から24時まで営業のオールダイニング。旅行者やビジネスマンをいつでも温かく迎えてくれる、その安心感も大きな魅力だ。

③ 和豚 かつ仙

プロがこだわる「ザ・日本のとんかつ」

とんかつ専門店「和幸」の羽田空港限定店。厳選された「和豚もちぶた」や、そのつど挽く特製パン粉、より香ばしく揚げるための国産米油など、最上級のとんかつを追求するこだわりが随所に光る。

・きめ細やかな肉質で柔らかい「ひれかつ膳」
・とろけるような脂身と旨みが特徴の「リブロ―スかつ膳」（1日10食限定）
・一口ひれかつと大海老フライ、カニクリームコロッケが一度に楽しめる「三食盛り合わせ膳」

など、サクサク食感が信条の絶品フライたちがそろい踏み。添えられたしゃきしゃきのキャベツと炊き立てのごはんはお替わり自由と良心的だ。また、サラダや味噌汁が付く「ひれかつ丼」と「ロースかつ丼」は絶妙な火通しのふるふる卵もたまらない。

おもてなし精神あふれる接客に心癒されながら、外国人にも人気の “ザ・日本のとんかつ” でしっかりエネルギーをチャージしよう。

④ カステルモーラ

海と空と飛行機と。開放感いっぱいのイタリアン

羽田空港第2ターミナル5階の展望デッキに隣接するイタリアンレストラン。全面ガラス張りで、青い空と飛び立つ飛行機、その向こうに広がる海の三重奏を満喫できる。とくに臨場感抜群のテラス席は、夜はライトアップされて「星屑のテラス」に。そのロマンチックなムードがまた魅力だ。

パンの酵母菌を混ぜてもちもちに焼き上げるオリジナルピッツァは、豚トロベーコンやずわい蟹、パルマ産プロシュートなど、シェフこだわりの具材をトッピング。 また、大ぶりの魚介が入ったトマトスパゲッティや自家製ラグーのタリアテッレなどの人気パスタのほか、Tボーンステーキややまと豚のグリルなど、お肉好きも満足のラインナップだ。

飛行機だけでなく、店にある大きな水槽で泳ぐ魚にも子どもたちは大喜び。家族連れやカップル、友達同士など、さまざまな人が思い思いにくつろぐ開放的な店内で、のんびりイタリアンランチを楽しもう。

⑤ LDH kitchen THE TOKYO HANEDA

「音楽×景観×グルメ」が叶うスペシャルな空間

ふと日常から解き放たれる空港マジックにもっと心酔するなら、こちらのお店がおすすめ。生バンドの迫力ある演奏ライブと表情豊かな空港の景色とともに、シェフこだわりの料理に舌鼓を打とう。

200席を超える広い店内を満たす至高の音楽は、ジャズ、ポップス、クラシックなど、日によってさまざまなジャンルを楽しめる。料理もエンターテイメントの一部ととらえ、

・具材と旨みたっぷりの「魚介トマトおじやうどん」
・チーズと卵たとろとろの「鍋焼ハンバーグカレー」
・欧米家庭料理をアレンジした「マッケンチーズバーガー」

など、おなじみのアイテムに遊び心を添えたLDHならではの逸品がそろう。ドリンクはビール、ワイン、シャンパン、日本酒のほか写真映えするカクテル系も人気。イカのフリットや生ハム、カラフルバーニャカウダなどをつまみに心躍る一杯を。

⑥ ANA FESTA 魚米処 旬 （うまいどころ しゅん）

家庭的な和食が恋しくなったら

ちょっとレトロな古民家風情の店内は、どこかホッとする雰囲気。そんなくつろぎの空間で、特別栽培米たの山形県コシヒカリを使ったおいしいごはんと、昔ながらの素朴な和惣菜をいただけるのがこのお店だ。

・鮭塩焼き定食
・さば味噌煮定食
・まぐろカツ定食
・ねぎとろ丼定食

など、日本人なら誰でも懐かしさを覚えるお馴染みのメニューがずらり。とくにリピーターが多いのが「まぐろカツ定食」。三崎港直送のまぐろを使ったカツは、大ぶりで外はさっくり、中はふっくら。爽やかなおろしソースの相性も抜群だ。

ほかほかのごはんと味噌汁がセット定食は、日本人のソウルフードといえるだろう。ANA FESTA 魚米処 旬は、海外帰りで日本食が恋しくなった人のかけこみ寺、かもしれない。

⑦ cuud 第2旅客ターミナル店 （クウド）

ぽってりスープはしっかりスパイシー

羽田空港限定のカレーうどん専門店。その人気から第1ターミナルに続く2号店がオープン。近未来的な雰囲気すら漂うスタイリッシュな店内は、カウンター席のみのつくり。料理人入魂のカレーうどんとじっくり対峙する感じ。

・カレーうどん
・トマトカレーうどん
・冷やしカレーうどん

の3つ、またはハーフ＆ハーフからチョイス。

見るからにぽってりとした粘度の高いスープは、一般的なカレーうどんと比べるとだいぶスパイシー。そこに弾力十分のもちもち細うどんがほどよく絡む。スープは最後に別添えの和出汁で割って、余すところなくいただこう。ちなみにトマトカレーうどんはスープの粘度はそのままに、味わいさっぱり。冷やしカレーはすだちを入れて味変も楽しめる。

洋服が気になる人もエプロンがついてくるから安心。日本ならではの麺グルメ、カレーうどんをむしょうに食べたくなったらぜひ。