浦和のうなぎ料理が食べられるお店 5選
浦和はうなぎの蒲焼き発祥の地として、江戸時代から多くの人々に育まれたうなぎ文化が根付く街である。
老舗・定番・穴場など浦和のうなぎ料理から、メディアでも多く取り上げられる人気店をピックアップしてご紹介。
満寿家
辛めのたれがブランドうなぎを引き立てる
浦和駅西口から徒歩5分、中山道沿いに構える「満寿家」。創業明治21年の老舗のうなぎ屋である。
「うなぎ坂東太郎」というブランド養殖うなぎを使用。日本一の美味しさとも名高い、利根川の天然鰻に限りなく近づけた味わいだ。
天然ウナギに近い霜降り肉で、ほどよい脂が口の中でさらりと溶ける。
創業以来注ぎ足している秘伝のタレは、うなぎ本来の美味しさを損なわないようにと、甘すぎずすっきり辛めに仕上げているのが特徴。
紀州備長炭を使用して焼き上げているので、焼き目の香ばしさと身のふっくらした食感が楽しめる。
ディナー 17:00-20:45(L.O.)
日曜・祝日 17:00-19:45(L.O.)
小島屋
落ち着いた雰囲気は格別 幅広い年齢層から支持される名店
南浦和駅よりタクシーで5分、徒歩20分の場所にある「小島屋」。
創業150年、立派な百姓屋敷を改装した建物は、昔の日本家屋の格式ある様相を残した風情のある佇まいだ。
創業以来、活きたうなぎをその日に捌き、その日に提供するスタイルを守り続けている。
一串一串丁寧に仕上げたうなぎの蒲焼、白焼が自慢の一品。紀州産備長炭を使用しパリッと香ばしく焼き上げている。身は肉厚でふわふわの食感。
タクシーで5分
17:00-19:30(L.O.)
山崎屋
江戸から続く浦和のウナギ文化を伝える老舗
浦和駅西口から徒歩7分の場所にある「山崎屋」。浦和で江戸時代から続く唯一の鰻屋として、今も歴史を刻み続けている名店。
身を蒸してから焼き上げる関東風のスタイルで、しっかりとした弾力が感じられる。タレはさらりとした薄味で、うなぎの美味しさを引き立てるのが山崎屋流。
また、焼津市で飼育されている幻のブランド鰻「共水うなぎ」のうな重も提供している。共水うなぎは静岡県産の天然うなぎにも負けないほどの風味があるが、今では希少価値が上がり入荷のない日もある。
17:00-20:00(最終入店19:00)
むさし乃
浦和で最上級のうなぎを食べるなら
JR浦和駅東口より徒歩4分、前地通り商店街にの一角にある「むさし乃」。
厳選された最上級の国産鰻を仕入れ、仕込みから一切の手を抜かず、店主自ら小骨を骨抜きを使い一本一本を抜いているという。丁寧な仕事が施されたうなぎは、しっかりと蒸してから串を打ち、備長炭でじっくりと焼き上げる。
稚魚から同じ池で育てられ、初めて池上げをされた最高級の活鰻を使用した「新仔鰻重」。
新仔鰻の特有の甘味、さっぱりとくせのない脂はここでしか味わえない美味しさ。
食べログ「うなぎ百名店」や「The Tabelog Award」にも選出される、歴史・味・名声のバランスに偽りないお店だ。
17:00-19:00
和香
安くても高品質 コスパ大満足のうな重
浦和駅東口から徒歩10分、住宅街の中にある「和香」。うなぎの高級店がひしめく浦和エリアで、うなぎを比較的安価でいただける貴重な店だ。
うな重は、特上・松・竹の3種類。蒲焼の大きさの違いで、松がうなぎ1串、特上が1.5串、竹は2/3串となる。うなぎが高騰している昨今、特上が3,200円でいただけるのは破格の値段。
ご飯が見えないほどに敷き詰めらたうなぎは、柔らかくとろけるような味わい。固めご飯はうなぎの脂と旨味を吸い込んで食べ進めるうちにいい塩梅に。
ディナー:17:00-21:00 L.O.20:00
鰻文化の町 浦和で
おいしいうなぎを
一言でうなぎと言っても、うな重・白焼き・肝吸いなど、個性の出る部分が多い食材と料理だ。
特に浦和のウナギ料理店は歴史の長いお店も多いので、各店舗の良さに違いがある。
ぜひお気に入りのお店を見つけて、美味しいうなぎ文化を楽しんでほしい。