【おしゃれでカジュアル】横浜みなとみらいのおすすめイタリアン9選【良コスパ】

舶来のイタリアン

今回紹介するのは横浜はみなとみらい地区のイタリアン。横浜駅から南西に徒歩で15分ほどの距離にある、桜木町駅、横浜ランドマークタワーやパシフィコ横浜などが集まるエリアだ。イタリアの港町はグルメが豊富なところばかりだが、日本のヨコハマも負けていない。
この記事では、ランチなら1000円程度、ディナーならコースで3000-4000円とリーズナブルでおいしいイタリアンのお店を、みなとみらい駅付近から9店紹介する。

①アマルフィイ カフェ

開放的なオープンテラス

MARK IS みなとみらい１Fにある「アマルフィイ」のカフェ。アマルフィイは鎌倉を中心に人気を集めるおしゃれイタリアンだ。
広めに取ったオープンテラスが印象的で、喫茶、ランチ、ディナーや、女子会にぴったりのコース料理、ワインなど幅広いシーンに利用できる。ロケーションはみなとみらいで最も新しく洗練された区画のひとつ。目の前に広がるグランモール公園や横浜美術館が一望でき、車道や電線も無いのでまるでヨーロッパの街角のカフェにいるかのような雰囲気を楽しめる。

ランチタイムメニューも充実。パスタランチセットは前菜2種から、メインはパスタやラザニアなど5種類から選べる。平日は数量限定でピッツァもある。
前菜は「10種類のお野菜とフレッシュハーブの彩りサラダ」と「季節の自家製スープ」がある。サラダには「愛媛県産 青みかんのドレッシング」などこだわりのドレッシングをかけていただく。甘酸っぱさが広がるさわやかなドレッシングで、野菜本来のおいしさを引き立てる。
メインは「ホタテ貝と秋野菜のジェノベーゼソース”ニョッキ”」など。ホタテは小柱、秋野菜は蕪。ニョッキはモチっとしており、ソースもニンニクが効いていて美味。

もちろん夜も本格的なイタリアンを楽しめる。そんななか、おすすめは「鎌倉セット」。前菜、メイン、ドリンクが選べるお得なセットだ。前菜は鮮魚のカルパッチョ、季節野菜のバーニャカウダ、季節のアヒージョ、しらすと10種野菜、フレッシュハーブの彩りサラダ
のなかから1種。
メインはピッツア4種類パスタ5種類、ラザニアから一品、そしてデザートとコーヒー又は紅茶。オリジナルブレンドティーの「アマルフィイ」もおすすめ。
飲み放題付きコースは「女子会コース」など、予算に応じて3500から6000円まである。

②ペッシェドーロ 横浜店

気軽でお得なトラットリア

みなとみらいの中心、クイーンズタワAの1Fにある、カジュアルで庶民的なイタリアン。
外から見るよりも店内は広く、テーブル席、ソファー席が仕切りで分かれているので、ファミリーからおひとりさままで対応。木目調のシックな家具で統一され、落ち着いた照明がいい雰囲気だ。

パスタランチのおすすめ、「小海老とモッツァレラチーズの白ワインソースパスタ」。トマトとバジルの彩りが綺麗で、チーズの香りもとてもマッチした逸品だ。セットは1130円で、パンにサラダ、ドリンクがついてくる。

ディナーの料理はどれも「お酒に合う」と評判。飲み放題つきプランはどれもお得だが、なかでもおすすめは2時間飲み放題付きの「ブォーノプラン」。シーザーサラダ、本日の前菜３品盛合せ、鮮魚のカルパッチョ、マルゲリータ、スパゲッティ、鶏モモ肉とモッツァレラチーズの重ね焼き、というのがコースの一例。生ビールやワイン、各種カクテルなどが飲み放題だ。ちなみにプラス500円の「プレミアム」はスパークリングワイン、キールなどがラインナップ。

③Bd26

フラッとイタリアンバル

みなとみらいの空に堂々と、美しくそびえる横浜ランドマークタワー。建物内はハイブランドのショップ、高級レストランなどが立ち並ぶが、その地下は…。
「ドックヤードガーデン」地下1階、2階には昼夜にぎわう食のエンタテイメントゾーンこと「みらい横丁」がある。趣深い、レトロな雰囲気のなかで、世界の港町の飲み屋が楽しめる。

「Bd26」で読みは「バール・デル・ジロー」。イタリアの街角にあるバールを彷彿させる、内装。ディナーは名物の山盛り料理をはじめ、お手頃な前菜や小皿料理、パスタ・ピッツァなどで乾杯。イタリアを中心に30種類以上揃うボトルワイン、オリジナルカクテルも豊富なラインナップで誰もが気軽に盛り上がれる店だ。

スパゲティランチのおすすめは自家製サルシッチャと栗のトマトソース。サルシッチャ（salsiccia）とはイタリアのソーセージのことだ。肉やハーブなどの食材を腸詰にしていて香ばしい。それに栗を加えたトマトソースがベストマッチな逸品。

④オレンジブランチ

グラスワインの飲み比べ

ビルの2階へとつながる階段は、心ときめく別世界への入口―。
「桜木町駅」より徒歩4分、紅葉坂交差点そばの「オレンジブランチ」。ワイン好きが集まる大人のための隠れ家的ワインバーだ。色とりどりのアンティパストを味わいながら、ワインを傾ける至極の時間を。
なんとこちらでは、ワインの持ち込みを「歓迎」している。オーストラリアの食文化”BYO”（Bring Your Own）にならい、客がお気に入りのワインを持ち寄れるのだ。開栓はスタッフが行ってくれる。

「ワイン好きのためのパーティプラン」は・オードブル盛り合せ、カルパッチョ、サラダ、ピザ風トルティーヤ、天使の海老のガーリックオイル煮、肉料理、パスタ、デザートなどの料理に加え、
飲み放題は生ビール、スパークリングワイン（４種類）、白ワイン（５種類）、赤ワイン（５種類）、ウイスキー、焼酎、カクテル、各種ソフトドリンクで5500円。仲間と楽しく飲み比べ。

⑤肉バルD.U.M.B.O クイーンズスクエア横浜店

肉とワインと夜景と

ズバリ夜景が素晴らしい。みなとみらい東急スクエア5階から、大観覧車「コスモクロック」と海が一望できる大きな窓が魅力だ。

「とろ〜りチーズとグリル野菜の焼きキーマカレー」は絶品だ。大きくカットされた野菜がゴロゴロ入っており、絶妙な歯応えだ。マイルドで、ひき肉、チーズもたっぷり。

こちらはお肉のメニューがハイクオリティ。ステーキランチ（1382円）はライス、サラダ、ドリンク、スープがおかわり自由で付いている最強コスパランチだ。ステーキには温野菜が添えられており、ボリュームも文句なし。たっぷり柔らかなお肉で舌鼓。サラダは大根やキャベツや水菜のミックスとポテトサラダ。各種ソフトドリンクからお好きなものを。

⑥Licht

ディナーデートの鉄板

みなとみらいグランドセントラルテラスの1階、ちょっとラグジュアリーなビストロ。レンガ調の内装、バーのようなカウンター席がおしゃれな店内。

「ミルフィーユカツカレー」が圧倒的な人気を博している。ミルフィーユは層をなすトンカツが入ったカレーライスだ。サクッとあがった香ばしいカツは、マイルドなカレーとの相性も抜群。

カップル専用（！？）とも言えるユニークなコースもある。「ランドマーク展望台or観覧車ペアチケット＆乾杯スパークリング付きデート・誕生日・記念日コース」はその名のとおり、横浜ランドマークタワーの展望台チケットor観覧車の乗車券がついたコースだ。
内容は乾杯スパークリングワイン、前菜3種盛り合わせ（真鯛のカルパッチョ・あぶり鴨のスモーク・イタリア産モルタデッラとサラミの盛り合わせ）、生ハムとモッツァレラのサラダ仕立て、オマール海老のソテー　アメリケーヌソース、牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ風、チーズリソットトリュフの香り、デザート、記念日プレートがついてなんと5000円とお得だ。

⑦chef’s V 横浜ランドマークタワー店

開放的なオープンテラス

みなとみらい駅からすぐ、横浜ランドマークタワーの5階にあるイタリアン。「野菜をもっとおいしく食べていただきたい」をキャッチコピーに、からだが喜ぶ料理を提供する。

店は帆船・日本丸側に面しており、すぐ前が横浜の海を望むオーシャンビュー。一日を締めくくるデートにふさわしい、実に美しいロケーションだ。

季節の7種野菜ベニエは軽い衣でさくっと揚げた季節の野菜を、 自家製のレモン塩で。6種茸の紙包み焼きは6種類の茸、エビ、パッケリというショートパスタを紙で包み焼き上げた逸品。 エストラゴンの香りとスープを楽しめる。どの料理も野菜の旨味を生かしており、薄味でもおいしく味わえるところが魅力だ。

⑧レオーネ・マルチアーノ （LEONE MARCIANO）

「本物のイタリアを食べ尽くす」

入り口を入ると気軽に立ったままグラスでワインを飲めるバールがある。イタリアではおなじみの一口サイズのつまみ、ストゥッツィキーニと選りすぐりのイタリアワインを楽しめる。奥へ進めば天井の高いダイニングがあり、エミリアロマーニャ州出身のシェフ　パオロ・マッツィーニが腕を振るったパスタや新鮮な魚介料理を味わえる。

店はみなとみらい駅より徒歩2分、ショッピングモール MARK IS からほど近いグランドセントラルテラスにある。さまざまなお店が行列を作る激戦区だ。

レオーネマルチアーノの生パスタは大きく分けて2種類ある。一つは本場イタリア製のパスタマシンで作る押し出しパスタ。イタリア産セモリナ粉100％の生パスタで、その日の気温、湿度に合わせて分量を変えてパスタを作っている。パスタが押し出されてくるダイスは真鍮製。真鍮のダイスを使う事により、パスタの表面はザラザラになりソースがからみやすく、モチモチとしたコシのある食感となる。
もう一つは昔ながらの製法と道具で職人が作る手打ち生パスタ。手による成形でパスタを作るのは時間がかかるが、手作りでしか出せない風合い、食感を楽しむことができる。

⑨ラ・テンダ・ロッサ （la Tenda Rossa）

テラスで味わう絶品料理

横浜・馬車道は煉瓦で舗装された道やガス灯の街路灯などが並び、幕末の面影を感じさせる街。外国人居留地（関内）と横浜港を結んだ道で、馬車が行き交ったことがその名の由来だ。

“la TendaRossa” は、イタリア語で「赤いテント」の意味。テントを張った軒先のテラス席はヨーロピアンなひとときを過ごすのにぴったり。

横浜で薪窯で焼いたピザを最初に提供したのがラ・テンダ・ロッサだ。イタリア産の粉を用いて丁寧に生地を打ち、もっちり香ばしく焼き上げる。種類豊富なワインをリーズナブルな価格で楽しめるのも魅力だ。函館産ウニのタリアテッレは磯の香りが芳醇なトマトクリームパスタ。プチトマトの甘味が強く、全体が丸みのある味わいに。