新横浜の人気おすすめラーメン6選
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横浜のラーメンメッカ
「全国各地のラーメンを飛行機に乗らずに食べに行ける」をコンセプトに1994年にオープンした新横浜ラーメン博物館。通称「ラー博」を擁する新横浜は、日本のラーメンの名所の一つに数えられる。鶴亀町・蓮華町・鳴戸町からなるラーメンの街の館内は昭和ノスタルジーが感じられる。
そんな新横浜から、グルメサイトの評価が高いラーメン店を厳選してご紹介。もちろん、博物館以外の人気ラーメンも漏らさずピックアップ。
①こむらさき 新横浜ラーメン博物館店
熊本ラーメン 伝統の味
新横浜ラーメン博物館からご紹介。こむらさきは熊本ラーメンを継ぐ老舗だ。熊本ラーメンは熊本市を中心に作られるラーメンで、福岡発祥の豚骨ラーメンをベースとしている。博多ラーメンと異なり鶏ガラが加えられるのが特徴。
ベーシックな「ラーメン」のほか、トッピングが追加された「王様ラーメン」も人気の一杯。白い豚骨スープに黒いマー油が特徴的だ。具はチャーシューとキクラゲ、ネギなどシンプルな感じ。
香ばしいネギに、ニンニクの濃い香り。麺は細麺。チャーシューは柔らかく大きい。九州豚骨ラーメンをさらに濃くしたような味となっている。正統な熊本の味を楽しめる一杯だ。
住所: 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21 新横浜ラーメン博物館 B2F
アクセス: JR新横浜駅から徒歩5分
営業時間:
[月曜-金曜]11:00-21:00(L.O.20:30)
[土曜・日曜]10:30-21:00(L.O.20:30)
定休日: 年末年始
②ハイパーファットン
高評価の二郎インスパイア
市営地下鉄ブルーライン新羽駅から徒歩1分。新横浜エリア随一の評価を得る二郎インスパイアのラーメン店だ。
小ラーメンは1100円。小といいつつも、二郎系のお約束どおり300グラムの大ボリューム。通常のラーメン店の2倍ほどだ。
もやしはなく、キャベツのみが盛られ、大きい豚が2枚にニンニク。スープはかなりマイルドで、豚骨ラーメンや家系を想起させる。カラメが好きな方は卓上の醤油ダレで調整を。
豚は柔らかくとてもジューシー。肉のアブラがチーズのようにとろける。麺は太めでモチモチとしている。ホットな赤ラーメンも人気。
住所: 神奈川県横浜市港北区新羽町1688-1 1F
アクセス: 新羽駅から徒歩1分
営業時間: 9:00-23:00
定休日: 日曜
③麺唐
魚介香る豚骨ラーメン
新羽町からのご紹介。名物の「とんこつ醤油ラーメン」は820円。中太麺で、加水率少し高め。ツルっとした食感だ。醤油豚骨に魚介が香るスープで、マイルドながら醤油が結構効いている。
鶏油は少なめな量で、風味も弱め。豚骨出汁はいい塩梅で出ている。一口目に魚介の風味が口一杯にひろがるが、後味はサラッとした仕上がり。チャーシュー、ほうれん草、ネギ、海苔のトッピング。肉肉しいチャーシューも人気の理由だ。
住所: 神奈川県横浜市港北区新羽町841
アクセス: 横浜市営地下鉄ブルーライン新羽駅より10分
横浜市営地下鉄ブルーライン北新横浜駅より10分
営業時間:
[火曜-土曜]11:30-14:00/18:00-22:00
[日曜]11:30-14:00
定休日: 月曜
④アスリート中華ダイニングYI-CHANG(イーチャン)
アスリート御用達タンタンメン
アスリートフードマイスターにして有名シェフの宮崎氏が腕をふるう。日本体育大学にて運動生理学やスポーツ栄養学などを学び、アスリートの体と食との関係について研究を重ねた宮崎氏。
調理技術との融合によって「アスリート中華」を考案し、シェフの傍らでアスリートへの食事指導、レシピ作成なども行っているそう。
提供する中華料理は、化学調味料、防腐剤、着色料など身体の負担になると言われているものは全て不使用というこだわり。通常は化学調味料により料理に旨味を足すが、当店では素材本来の旨味をいくつも組み合わせ、自然な美味しさを引き出す。
フィギュアスケートの浅田真央も週3回頼んだという名物メニューが、無添加の汁なし坦々麺、「政宗坦々麺」。坦々麺専門サイトで5つ星獲得という堂々の逸品だ。
温泉卵が麺に絡んで包み込み、喉越し抜群だ。後から花山椒がピリっと効いてクセになる。中国語で「正宗」は「本物」を意味する。
住所: 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-25 アポロ新横浜ビル 2F
アクセス: JR新横浜駅から徒歩4分
営業時間:
[月曜-金曜]11:00-23:00
[土曜]11:00-22:00
定休日: 日曜・祝日
⑤淺草 來々軒
ラーメンブームの火付け役
ラーメン博物館からのご紹介。明治43年創業の「淺草 來々軒」は日本にラーメン文化を浸透させた名店だ。
そんな伝説の味を、新横浜ラーメン博物館が調査・裹付けを行い、支那そばやが再現・運営をし、來々軒の末裔が承認するという3者で取り組むプロジェクトで体現。
スープは証言に伴い、国産の豚、鶏、野菜に、昭和初期ごろから加えられた煮干も使用。弱火でじっくり炊き上げたスープは素材の旨味が凝縮している。
麺に使用する小麦は、明治まで遡り、当時の遺伝子を持つ後継品種「さとのそら」を使用。創業当時の「青竹打ち」と昭和10年以降の「機械製麺」2種類で、食感の違いを楽しめる。
メンマは台湾産の乾燥メンマを1週間かけて水で戻し、味付け。焼豚は、味をなじませてから直火の吊るし焼き。どちらも手間暇かけた昔ながらの製法で再現しているという。
住所: 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21 新横浜ラーメン博物館 B2F
アクセス: JR新横浜駅から徒歩5分
営業時間:
[月曜-土曜]11:00-21:00(L.O. 20:30)
[日曜・祝日]10:30-21:00(L.O. 20:30)
定休日: 年末年始
⑥龍上海 横浜店(リュウシャンハイ)
東北育ちの赤湯からみそ
こちらもラーメン博物館屈指の名店。昭和35年に山形・赤湯「龍上海(リュウシャンハイ)」で生まれた「からみそラーメン」。
ラード膜に覆われたスープは鶏や魚介をふんだんに使ったまろやか醤油味噌。青海苔が振りかけられている。真ん中には真っ赤な辛味噌がボール状になってのっている。
しょうゆラーメンにはじまった店なので、煮干しのきいた味噌ラーメンとなっている。味噌ダレは全国各地の様々な味噌をブレンド。
麺は太い平打ち。ボリュームも180gとたっぷりある。モチモチ、しこしこの麺は1玉1玉丁寧に手揉みされている。辛味噌は徐々に溶かしながら食べるのが通。
住所: 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21 新横浜ラーメン博物館 B2F
アクセス: JR新横浜駅から徒歩5分
営業時間:
[月曜-土曜]11:00-21:00(L.O. 20:30)
[日曜・祝日]10:30-21:00(L.O. 20:30)
定休日: 年末年始
まとめ
日本人のソウルフードであるラーメンは、毎日でも食べたいというツワモノも少なくない。新時代の気風あふれる新横浜の街で、進化を続ける日本の代表スピードグルメを最後の一滴にいたるまで、とくと堪能しよう。