函館で行きたいおすすめランチスポット 15選 海鮮丼、寿司、ラーメンなど！

⑨ 回転寿司函館まるかつ水産 本店

稀有なネタに出会えたらラッキー！

寿司を気軽に食べたければやっぱり回転寿司は最強。回る寿司だからネタのほうは… と弱気になる必要はなし！ ここ函館まるかつ水産は魚屋直営の回転寿司だから市場直送の新鮮なネタを余すところなく楽しめる。

価格は125円からはじまり、上ものは600円台のまぐろ三好（大トロ・赤身・ネギトロ）や北海三好（うに・いくら・かにばら身）、700円台の本まぐろ大トロの握りや生うに軍艦などをオンリスト。ほかにもホッケ、油ぼうず、生ズワイガニなど函館本店ならではの海の幸や、品書きにないスペシャルなネタに出会えることも魚屋直営店だからこその醍醐味だ。

ときには地元の人すら食べたことのない稀有な地魚が回ることもあるのだそう。たまらぬ宝探し感についリピートしたくなるお店だ。

⑩ マメさん

元祖系と進化系、どちらがお好き？

2013年、宝来町に移転した「マメさん」は、函館ラーメンの昔ながらの味と進化系、2つの魅力を楽しめるお店。

「元祖マメさんラーメン」は、鶏油を使ったあっさりとしたスープにウェーブのかかった卵麺がからむ。40年以上前、函館創業当時の味を彷彿とさせる素朴で優しい味わいだ。一方、進化系の「マメさんラーメン」は、豚骨や鶏ガラ、昆布からとったスープに焦がし背脂を浮かせて独特のコクを生み出していることが特徴。うどん用の中力粉に日高産のふのりを練り込んだのどごしのよい麺もポイントだ。

ラーメンは塩、醤油味を選べて、持ち帰りOKのつけめんや、いかめしセットなどもある。古き良き函館ラーメンを継承しつつ、その新しい可能性にも挑戦するマメさん。今後の展開に目が離せない。

⑪ 海光房

かに・魚問屋直営店の絶品「4色丼」

いけすで泳ぐ大きな毛ガニや魚を見ているだけでいやでもテンションは上がっていく。それをすくい出して目の前で板前が豪快にさばく姿は圧巻だ。

夜は種類豊富な北海道の地酒とともに刺身や焼き物、バラエティ豊かな一品料理がふるまわれるが、昼時はお得な定食や海鮮丼が楽しめる。海鮮丼は迷ったら「4色丼」（2,960円）でまちがいなし。ウニ、いくら、甘エビ、カニのせんぶのせで函館の海の味覚を贅沢に味わえる。かに・魚問屋直営のお店だからその味はお墨付きだ。

定食は「銀だら定食」（1,500円）や刺身定食（2,300円）などこちらもいろいろあるが、看板は「活イカ刺し定食」。肉厚のイカをぎゅっと噛みしめると心地よい歯ごたえと口の中に広がる濃厚な甘みが絶品だ。

目の前が漁港という立地も最高。函館の海を凝縮したような活きの良さが店全体からあふれ出すお店。

⑫ ジンギスカン 羊羊亭（めいめいてい）

くせのないラム肉は一食の価値あり

明治時代のハイカラな街並みを再現した複合施設「函館ベイ美食倶楽部」。函館のさまざまなグルメを一挙に楽しめる場所で、「ジンギスカン 羊羊亭」もそこにある人気の一軒。羊肉は苦手でも羊羊亭のジンギスカンはむしろ好き！ という人が少なくない。くせのない新鮮なラムやマトンだけを厳選して使っていることがおいしさの秘訣だ。

11:30からのランチタイムにも、ジンギスカン食べ放題コースを注文できる。「生ラムロース肉」と「生ラムランプ肉」は食べ逃し厳禁だ。そのほかグランドメニューもオーダー可能なほか、「特製ラムカツ定食」や「豚・ラムミックス定食」、「八雲豚ジンギスカン定食」などのランチ限定メニューも必見。

山小屋風情の店内でリラックスしながら、家族や仲間とにぎやかにスタミナランチを楽しんで。

⑬ レストラン雪河亭 本店

創業当時のカレーは懐かしい味わい

歴史あるお店の多い函館のなかでも「レストラン雪河亭」は創業1879年という老舗中の老舗。初代の若山惣太郎が、戊辰戦争を戦った五島栄吉の協力を得て開いたロシア料理・パン・ケーキの店が前身だ。その後、二代目が東京の帝国ホテルで学んだフレンチの技術が融合し、函館ならではの豊富な食材を使った異国情緒あふれる料理は、長く地域の人から愛される存在となった。

名店の味を手軽に楽しめると人気のカレーは、明治のカレーと英国風カレーの2種類を同時に味わえる「あいがけカレー」がいちおし。どちらもほどよい辛さと深みのあるスパイスの風味がくせになるおいしさだ。エビフライやクリームコロッケもいただける「明治の洋食＆カレーセット」にすれば、おなかも心もさらにいっぱいの満足感。

エレガントな気分に浸れる雪河亭のランチは人気につき3日前まで予約が必要。予約なしでも入れるができれば開店前に着ければ安心だ。

⑭ 鮨処 江戸松

しっぽり感を楽しむ街のお寿司屋さん

市電の終点、谷地頭駅からすぐの場所にある「江戸松」は、昭和52年の創業から変わらないアットホームな雰囲気が魅力。地元の人はもちろん、ひょっこり訪れた観光客がリピーターとなりことも多いのだとか。結果としてやはり時間帯によっては並ぶ覚悟が必要。

人情あふれる大将が熟練の握りでふるまう寿司は、函館の地ものや近海もののネタが中心。秋田県大潟村の契約農家から仕入れるあきたこまちを使うなどシャリにもこだわる。

にぎり、刺身、ちらしなど多彩なメニューをそろえる中で、人気はマグロ、ホタテ、ズワイガニ、カンパチなど9貫がセットの「特上寿司」（2,200円）。クリーミーなウニのク濃厚な甘さや脂ののったカンパチの奥深い旨みなど、新鮮そのもののネタがすべてを語ってくれる。

店名と同じ「江戸松」のほか日本酒は常時約20種をオンリスト。いかそうめんや自家製スモークサーモンなど酒によく合う肴も多彩に用意しているので繁華街の店にはない心地よいしっぽり感を楽しんで。

⑮ ラッキーピエロ　五稜郭公園前店

函館きってのご当地バーガー

函館の人なら誰もが知っている「ラッキーピエロ」は函館のご当地ハンバーガーショップ。市内に17店舗を展開(2020年6月現在）するが、一つ一つちがうオリジナルな店づくりも特徴だ。さまざまなグルメ賞も受賞する函館発ソウルフードをぜひお試しあれ。

コンセプトの天使たちに見守られながらほおばる人気ナンバーワンは「チャイニーズチキンバーガー」。ジューシーな唐揚げにまとった甘辛ダレとマヨネーズが絶妙にマッチして食欲を刺激する。個性あふれる「北海道ジンギスカンバーガー」や「函館スノーバーガー」もおすすめだ。

がっつり食べたい人は手ごねハンバーグや鉄板スパゲティ、オムライス、カレーなども要チェック。おもちゃ箱のような雑多感にワクワクしながらメニュー表とにらめっこしてみて。飲み物はどこか懐かしい気分になるハッピーガラナをお忘れなく。

魅力いっぱいの函館でランチしよう

北海道は全国の人があこがれる観光地といっても過言ではない。そのなかでも函館はとくに熱烈なファンがいる人気エリアだ。歴史風情ある街並み、ロマンチックな夜景、多彩なグルメがあり、少し車を走らせれば北海道らしい雄大な自然にも触れることができる。ことにグルメに関しては、三方が海という豊かな漁場に恵まれ、海鮮の鮮度や種類の多さは全国屈指といえるだろう。記事を読んでいたら無性におなかがすいてきた…、という人もきっといるはず。東京からは飛行機で片道1時間20分、新幹線だと4時間ほど。週末のランチはひとっ飛びして函館にきまり！（執筆者：めしレポ編集部）