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【倉敷】おすすめランチ20選 美観地区を中心に老舗や名店をご紹介!

倉敷のおすすめランチ カレーのお店  4選(目次)

店舗
(クリックで詳細)
特徴や内容
① 倉敷カレー カウンターでしっぽりいただくスパイスカレー
② カレーハウス神戸屋 地元民が気軽に通う “懐かし系欧風カレー”
③ 三宅商店 地元食材にこだわるおしゃれな“町屋カフェ”
④ TAKU(タク) 広島お好み焼き屋の名物カレー

① 倉敷カレー

カウンターでしっぽりいただくスパイスカレー

倉敷駅から徒歩2分のところに建つ昭和風情ただよう雑居ビル。その2階にある知る人ぞ知るスパイスカレーがおいしいお店。バーの間借りというユニークなスタイルで昼だけ(15時まで)営業している。小さな入口で初心者はしり込みするかもしれないが、家庭的なお店なのでご安心を。

カレーの種類は(1)倉敷カレー、(2)チキンカレー、(3)日替わりカレーの3つ。一番人気は倉敷カレーで(2)と(3)のあいがけスタイル、副菜5品付きの充実ぶりで一日限定20食をふるまう。チキンカレーはトマトの酸味をにココナッツのまろやかさが絶妙にマッチするエキゾチックなアジアンカレー。日替わりカレーは玉ねぎとフルーツの旨みがやさしく溶け合う懐かしい味わいのTHE 日本のカレーに日替わりの具材がたっぷりとのる。美濃焼きの皿の上で数種の副菜と多国籍のカレーがターメリックライスをぐるりと囲む見た目はにぎにぎしく色鮮やかで、食べる前から元気をもらえそうだ。

野菜ソムリエの資格を持った店主が試作に試作を重ねて作り上げたカレーの雑味のなさに、心洗われるようなランチタイムを。

店舗情報
住所: 岡山県倉敷市阿知1-14-5 第2シード館BiBi 2F
アクセス: 倉敷駅から徒歩約2分
営業時間: 11:00-15:00
定休日: 月曜日・第1日曜

② カレーハウス神戸屋

地元民が気軽に通う “懐かし系欧風カレー”

倉敷駅と美観地区を結ぶセンター街にある「カレーハウス神戸屋」は、地元の人たちが気軽に通うローカルなお店。倉敷にありながらなぜ神戸? という疑問の答えは洋食屋時代に神戸牛を扱っていたからとも。大正ロマン風情の店づくりが老舗の風格を感じさせる。

しかし堅苦しさとは一切無縁で、メニューは大人から子どもまで利用できる庶民的なラインナップだ。ウインナーカレー、エビフライカレー、ハンバーグカレーなど種類豊富ななかでいちおしは「ポークカツカレー」。ボリュームたっぷりのカツは三元豚を使っておりジューシーで肉厚でも柔らかな食感。揚げ立てをのせてくれるのであつあつをわんぱくに頬張りたい。まろやかな欧風のカレールーが基本だが、かわりだねの「和風根菜カレー」もおすすめ。出汁の風味豊かなルーににんじんやれんこんがゴロゴロ入っていてヘルシーだ。

どこか懐かしい味わいにホッとする大衆派のカレー屋さん。

店舗情報
住所: 岡山県倉敷市阿知2丁目7-1
アクセス: 倉敷駅から徒歩6、7分
営業時間: 11:00-19:30
定休日: 月曜(祝日の場合は翌日)、第3火曜

③ 三宅商店

地元食材にこだわるおしゃれな“町屋カフェ”

「三宅商店」は江戸時代の荒物屋(家内雑貨全般を扱う商店)をリノベーションした “町屋カフェ”。当時のままの間取で伝統的な土間や蔵も健在、江戸と令和が交錯する空間は独特の情緒をまとっている。

そんな風情たっぷりの空間でいただけるのはこだわりの「三宅カレー」。季節の野菜を添えたカレーは、香り高いスパイスとさらっとした口触りが特徴だ。平日ランチはスープやドリンク、ミニデザートがセットに。土日も終日ドリンクや日替わりケーキがつくセットが好評だ。

ランチにもお目見えするようにスイーツ系もこの店の自慢。とくにパフェは1年を8つに分けた旬のフルーツを贅沢にトッピング。シトラス、苺、桃、ぶどうなどみずみずしい果実をたっぷりと味わえる。また、三宅商店は倉敷に3つの系列カフェを構えており、そこで販売するジャムやスコーン、焼き菓子をこの店舗で作っている。地元の素材を使ったシンプルでやさしいお菓子をランチみやげにするおもおすすめ。

店舗情報
住所: 岡山県倉敷市本町3-11
アクセス: 倉敷駅から徒歩12分
営業時間: [平日] 11:00-17:30
[土曜] 11:00-20:00
[日曜] 8:00-17:30
定休日: 月曜(祝日の場合は営業)
※3・7・8・9月は無休

④ TAKU(タク)

広島お好み焼き屋の名物カレー

美観地区の南側すぐの場所にある「TAKU」は、広島のお好み焼き屋で修行をした店主が切り盛りするローカル風情満載のお店。地産の野菜と果物が溶け込むソースから専門店仕様のそば、現地取り寄せの極厚鉄板まで、広島へのリスペクトがつまったお好み焼きは、著名人のファンも多い。

そんななかでも店主がこだわるもう一つの名物が店オリジナルのカレーだ。10種類以上のスパイスを調合したルーは、ふんだんに取り入れた果物と野菜の甘さがあいまって口の中で幾重にも変化する奥深い味わい。外国人客も多い倉敷だが、インドの客人に絶賛されたこともあるとか。TAKUならではのトッピング、鉄板で焼いたあつあつのチーズオムレツや厚切りベーコンをのせて。

ちなみにまだあるこの店の自慢は岡山のB級グルメ。旨みこってりの特上ホルモンうどんや甘味噌のコクがくせになるひるぜん焼きそばなど、昼から一杯ひっかけたくなるオツな地元グルメを堪能したい。「ワイワイとにぎやかに楽しんでほしい」そんな店主の思いにいともたやすく応えられそう。

店舗情報
住所: 岡山県倉敷市船倉町1253-1
アクセス: 倉敷駅から徒歩10分
営業時間: [平日] 11:30-15:00/17:30-22:00
[土曜・日曜・祝日] 11:30-21:00
定休日: 月曜(夜のみ)

時代を越えて守りたい、倉敷の街並み

柳がゆれる倉敷川河畔を白壁の町屋を眺めながらそぞろ歩けば、風流なことこのうえない。本町通り沿いに立ち並ぶ古い畳屋や提灯屋をのぞいてみると、江戸や明治の時代に生きた人々の生活がしのばれる。街並み保存地区は全国に数あれど、倉敷のように広範囲で古い建物が残っている場所は少ない。今や42万人を超える人口を抱える倉敷市。新しい時代の波は例外なくやってくるが、歴史を物語るこの貴重な街並みが、いつまでも守られることを願うばかりだ。