新宿駅東口の人気おすすめパスタ店9選

新宿駅東口の人気おすすめパスタ店9選

東口① Pizzeria LUMEN

近所にあったら嬉しいのにと誰もが思う店

自家製パスタ、天然酵母の生地で作ったピッツァ、自家製サングリア等、イタリアの街角にはこんなさりげない店がきっとあるんだろうと想像がかきたてられる。気軽に立ち寄れ、お財布にも優しく、また来ます！とついひとこと言いたくなるこんな店が、近所にあれば嬉しいのにとだれもが思ってしまう店だ。新宿のどまん中にあるのが不思議で、まことに貴重でる。

こじんまりしたお店ながら品ぞろえは充実している。冷菜の材料ひとつをとってもドライトマトやパルマ産生ハムなどが登場し、本格的である。パスタも定番から店のオリジナルメニューまで揃い、「手長海老のトマトクリームソース・バベッティーネ」はエビの旨味がソースに溶け込んだ味わい深い一品だ。また、一日19枚のみという限定ピッツァはまちがいなく絶品。天然酵母の香りとふっくら感、こげた部分がある見た目がさらに食欲をそそる。初めての場合はまずは「マルゲリータ」でその美味しさを味わっていただきたい。

東口② Rio

長い長い階段を昇ればそこはイタリアのトラットリア

リストランテではなくトラットリア。つまり大きなレストランではなく大衆向けの小さなレストランである。しかしそういうところの方がかえって美味しいものを出すというのはよくあることで、まさにそれを証明するかのような料理が揃えられている。長い長い階段を昇った先にある店の明るいにぎわいは人々の満足感と幸福感で満ちているのだ。

本場イタリアの家庭に入り込み、ワインを作る修行を作るかたわら覚えたシェフの料理はどれもはずれがないと評判。特におすすめは「Rio風カプレーゼ」だ。チーズが丸ごと丸いまま供され、甘〜いフルーツトマトとバジルソースと共に切り分けながらいただく。気取りのない店の雰囲気も手伝い、楽しくわいわい食べられる。また、写真の「モンテプルチアーノ風手打ちタリアテッレのボロネーゼ」は確かな肉の歯ごたえと程よい酸味がマッチした、口コミでも評判の一皿だ。

東口③ プレゴプレゴ

老舗イタリアンながらカジュアル感が嬉しい店

新宿で25年続いていると聞けばそれだけでよい店であることは証明されたようなもの。そんな期待を裏切らない店である。驚いたことに店の面々は25年間変わらないとのことで、安定したサービスと味の秘密はそんなチームワークの良さから来ているのだろうか。白と茶色で統一されたあたたかみのある店内はくつろぎの時間が過ごせること間違いなしだ。

イタリアといえばチーズ。料理ごとに合うチーズを厳選し続け、常連の舌に試され、今にいたったメニューはどれも他とは違う味わいがある。「ポテトのグラタン、ポルチーニ風味」や一番人気の「スペシャルチーズリゾット」を頼めば、そのチーズの旨さをしみじみ感じることができる。メニューにないお好みのパスタを注文することもでき、その懐の深さにさりげない自信が感じられるのである。

東口④ イル・バーカロ

ヴェネツィアの空気になじめる自分を発見する店

天井から下がったお鍋、照明を飾るヴェネツィアンレースが異国的でありながら素朴で、初めて行っても昔からのなじみの店であるかのように楽しめるのがなんとも不思議だ。イタリアの惣菜屋「ガストロノミア」を再現した空間だからだろうか。入ってまず楽しみたいのは立ち呑み。おつまみ的な前菜と軽く一杯のワインを気軽に注文できる。この立ち呑みがしたくて訪れる常連が多いという粋なはからいである。

おなかを落ち着かせ、ワインで気分を盛り上げたところで奥へ進み、テーブル席で本格的食事にしよう。イタリアンの王道パスタが特に絶品と評判だ。魚介類の美味しいヴェネツィアだからこそ選びたいのは「あさりのスパゲッティ」「イカスミのスパゲッティ」「リングイネの手長海老のソース」など。すべてが美味しく、すべてを制覇したくて通いたくなるとの声も納得の、本場の味にはもう降参するしかない。

東口⑤ トラットリア クイント

コックの動きがまるでショーのようで楽しいお店

ここに来たらぜひともカウンター席に座っていただきたい。調理をするコックたちの動きがまるでライブショーのようで楽しめる、元気がもらえること間違いなしだからだ。広々した店内を見渡せるソファ席もいいが、目の前の空間がひとり占めできるような楽しみ方もあっていい。いつもとはひと味違うイタリアを味わいたいときには特におすすめである。

種類豊富なパスタ、銚子港直送の魚介類、お店で手作りのフォッカチャ、週末限定の鶏もも肉のコンフィとイチオシのメニューには事欠かない。最後のデザートのティラミスも「私をhighにさせて」のネーミングにひかれ、ついつい選ばずにはいられなくなる。どれも美味しいので、幹事を頼まれ絶対にはずせないときにはここにしておけば間違いはない。個室で12名、貸切すれば50人以上可の頼れる店である。

東口⑥ IVO ホームズパスタ

人気No.1の「絶望」パスタで有名な店

お皿からあふれるほどのたっぷりソースにまずは驚き、どこが絶望なのかとしばし首をかしげる。しかし味は、絶望どころか美味すぎる。基本はトマトベースだがクリーミーなマイルドな味で、皿いっぱいにあったソースもいつのまにかたいらげてしまう。ニンニクと辛味のバランスも絶妙で確かに人気が出る味と納得である。

美味しさと共に人気の理由はそのボリューム感。イタリアンはとかく男性には物足りない量で一品では足りないのでもう一品何かを注文することになり、結局は高くつくといったことになりがちである。しかしここの「絶望」スパゲッティは違う。テーブルに置かれたとたん思わずにやついてしまうたっぷり感である。キノコと黒オリーブもたっぷり煮込まれた深い味わいで1400円とはコスパ的に文句なしだろう。

東口⑦ 俺のイタリアン KABUKICHO

イタリアンの腕が光るステーキ肉が話題の店

イタリアンだがステーキ推し。ピッツァも頭に置きつつ注文せずにはいられないインパクト大の「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ」や「俺の牛サーロインステーキ」は堂々たる看板メニューである。珍しい肉が食べたい人には鴨や仔羊の肉がおすすめ。とにかく肉が食べたい気分のときにも行けるイタリアンレストランなのである。

アクセントカラーの赤をきかせた店内は明るさに満ちている。直径30cmのナポリ風ピッツァが「マルゲリータ」であればなんと580円！と感動のコスパも気分を浮き立たせるのにひと役買っているだろう。味も申し分なし。マルゲリータの美味しさで実力をはかるというイタリアンにはうるさい人たちも満足させる本格派だ。パスタの人気ナンバーワンは「渡り蟹のトマトクリームパスタ」で、カニのうまみがトマトクリームに溶け込んだ、匂いを嗅ぐだけでうっとりするメニューだ。ラッパ型グラスにあふれるほどに注がれたスパークリングワインと共に楽しいおしゃべりがいつまでも止まらない。

東口⑧ スパゲティーnokishita

心がほっこりする日本風のスパゲッティならこの店

パスタとこじゃれた名前で呼ばれるようになったのはいつからだったのかとふと考えたくなる店である。使い込まれた感を醸し出す雰囲気ある板テーブルや板張りの床。日本人にはなじみの深いメニューに思わず心がほっこり和む。めりはりよくきいた塩味は、ごはんとしてしっかりスパゲッティを味わいたい人にはちょうどいい。

オフィス街にあるのでこみがちなのは必至。競争が激しいこの地でいつまでも人気というのは間違いなく美味しい何よりの証拠だ。昭和を感じるスパゲッティとも評される安心感、日常観、普段使いの店はこの地には貴重なのだろう。ハシヤ系の流れをくむタラコとウニはもちろん大人気だが、お醤油バターやクリーム系、定番のトマトソースやミートソースも捨てがたい。毎日通っても飽きない工夫満載の店である。

東口⑨ 角屋 本店

33時になったら終了！ある意味新宿的な店

おしゃべりが尽きない仲間との飲み会や、今日は飲み倒すぞという日にはぜひともおすすめしたいイタリアンである。話にのっているときにお開きになるのは興ざめ、とことん飲みたいけどおしゃれさも失いたくない、そんな気分に最適だ。クラフトビールとワイン、そしてお酒に合うおつまみとほしいものがちゃんとある。利用しやすさ抜群で評判なのもうなずける。

イタリアンといえばワインがおきまりの組み合わせだが、ここは別名ビアバーなのでビールの種類は驚くほど豊富である。ハートランド、ハイネケン、ギネスなどの他、こだわりのクラフトビールがずらりと並ぶ。料理もビールによく合うパスタ以外の料理が充実している。ブルスケッタ、ガーリックトーストを食べながらのビールは、なんでも柔軟に取り入れる日本らしさの妙ともいえるのでは。